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NLPとは NLPという実践心理学の解説②

【NLPの本当の学び方は無意識学習】

 nayamikaisyou.jpgのサムネイル画像多くの人がNLPの学び方を、従来の日本人的におこなっていることは、NLPをNLPでないものにしてしまっていると言っても過言ではありません。
 
NLPは従来の一般的な
 
  • 「知る」→「わかる」→「出来る」の流れではなく
  • 「出来る」(わからなくても)→「わかる」→「詳細に知る」という流れの学びがベストです。
 
実は「知る」ということは、個々人の癖・経験にによって「自分が知覚できる・理解できる範囲で知る」ということが正しいのであり、個人の制限の範囲を超えないのです。
 
それは、何か物事や事柄を口頭でおしえることの難しさが証明しています。
 
自分と同じ経験値を持つものであれば、スムーズに受け取られる可能性はありますが、経験値が違うことで言語でのやり取りは、驚くほど制約を受けてしまうのです。
 
私たちは言語を聴いたときに自分の経験と照らし合わせて理解します。
 
経験のないものは理解できないといってもいいでしょう。

 
でも、私たちは「知らなくても」出来ることがたくさんあります。
 
自転車が「2輪でも転ばない仕組み」は知らなくても、経験的に乗れます。
 
逆に私たちは知ったことで動けなくなることもあります。
 
スポーツ選手が陥るイップスという症状も、考えすぎて動けなくなることの表れだと言えます。
 
本来のNLPの学習は「学ぶ」ことを「知る」と理解するよりも「学ぶ」ことを「まねぶ」(まねる)と理解することで、無意識レベルでも吸収し、右脳を活性させ、左脳の制約なく学ぶことが出来るのです。

 

【NLPを取り巻く心理療法の一つ、短期療法の流れ】

 tankiryouhou.jpgNLP(神経言語プログラミング)はそのセラピーの天才的な成果をもってして、ブリーフセラピー(短期療法)の一つという分類をされています。
 
短期療法・ブリーフセラピー、解決志向とは米国カリフォルニアのパロ・アルト・グループのセラピストたちが実践した方法論です。
 
プロセス(過程)だけを扱うので、コンテントフリーセラピー(内容とは無関係のセラピー)とも呼ばれています。
 
NLPもプロセスを扱う方法論であり、コンテントフリーです。

従来の心理療法が問題の内容にフォーカスしていたのに比べてNLPでは、問題そのものの構造(フレーム)を変えてしまうというパワフルさがあります。

また、従来の心理療法が陥りがちな原因の追究(WHY)から、どうしたらうまくいくのだろうかという(HOW)へとシフトさせ、ブリーフセラピー(短期療法)の発展と合わせて多くの影響を与えています。

そして、1980年代後半から欧米の心理学者の多くの方が、NLP資格コースを受講していきます。

 

【NLP創始者達の経緯】

 創始者のジョン・グリンダー博士とリチャード・バンドラー氏はNLP団体である米国NLP協会を立ち上げました。
 
当時、バンドラー氏は口が悪く、グリンダー博士曰く、人の恐怖心を煽るような話し方をしていたそうです。
 
グリンダー博士は
 
「そのような話し方をするのは、世間的にNLPの評判を悪くする。もしも、やめないなら私は出ていく。」

と何度か言ったそうですが、バンドラー氏がやめなかったため、約束通りに出ていったそうです。
 
そして、クリスティナ・ホールが引き継ぎ、バンドラー氏が退社したことで、現在の米国NLP協会という形になります。
 
その後、グリンダー博士はグリンダー&ディロージャアソシエイツという会社を立ち上げます。
 
その当時からグリンダー博士は今までのNLPはどうもおかしいのでは?という疑問を持ち始めました。
 
それは、

  • それまでのNLPは短期的な成果は出せても、長期的には不具合が起こっている
  • 従来のNLPでは、UNHAPPYロボットがHAPPYロボットになったとしても、本当の意味で幸せにはならない。
という形で表しています。

そして、NLPをバージョンアップさせていきます。

 

【NLPの定義】

 NLPの定義は以下になります。
 
  1. 有用性があること
  2. プロセスモデルであること
 
NLPは前述で述べたように、短期療法、ブリーフセラピーの一種として認識されます。
 
NLPは悩みや課題に対してコンテント(内容)に重きを置かず、プロセス(形態)で関り、悩みの構造自体を変えてしまう解決志向的な心理療法の一つです。
 
グリンダー博士は、NLPはクライエントの悩みに対してコンテントフリーであるということと同時に、NLP自体がコンテントを持たないということを強く発信しています。
 
現在NLPとして広がっているものの中には、プロセスモデルであるNLPと本来NLPではないコンテントモデルが入り混じっています。
 
しかし、NLPの欧米の業界でもプロセスモデルとNLPではないコンテントモデルの違いを認識できる人は極めて少ないのです。
 
そして、世の中には本来NLPではないコンテントモデルが広く出回ってしまっています。
 
そのことについて、グリンダー博士は次のようなことを話してくれています。
 
「ロバート・ディルツ(NLPを世界に広めた貢献者の一人)に、コンテントモデルはそもそもNLPとは言わないと伝えていたんだが、ようやく7年かかって理解してもらえた。」


【NLPとそうでないものの区別】

NLPを使う人にとって、コンテントモデルプロセスモデルの区別はとても大切です。

なぜならば、コンテントとは人の考え方や価値観にあたる部分のことで、誰もが自分の考え方や価値観を持つ自由があるからです。
 
コンテントモデルがワークとして成果が出ないということではありません。

コンテントモデルは悪意でないにしろ、事実として自分の考え方や価値観を相手に押し付けることで、相手を否定し干渉しすぎることが問題なのです。
 
コンテントモデルはそもそもNLPに似ているため、とてもパワフルです。
 
もう一度いいます。誰かの価値観や信念で作られたものはNLPではないのです。
 
NLPは帰納法的に抽出された事実をスキルや知識として扱うのであり、特定の人の考え方が混じっているようなワークはNLPではないのです。
 
そのため、NLPではないコンテントモデルに分類される以下のものは、当学院では扱いません。
 
例)下記は一部です。
・メタプログラム 
・ニューロロジカルレベル 
・ディズニー創造性ストラテジー 
・ダンシングSCORE 
・ヒーローズ ジャーニー

 

【NLPをより理解するために】

 グリンダー博士はNLPにかかせない人物は誰かと尋ねられると
 
  • ノーム・チョムスキー
 
と答えました。
 
そして、彼がいなかったらNLPは誕生していないと言っています。
 
ノーム・チョムスキー博士は生成文法の第一人者です。
 
生成文法とは全ての人間の言語に「普遍的な特性がある」という仮説を基にした言語学の一派です。

 
その一つの特性として、例を挙げると、私たちが何かについて語る時、体験や経験を言語を通して表現していきます。
 
その、言語としての表出を表層構造と言い、語っている人の中で起きている再体験(経験)の意味を深層構造と言います。
 
私たちは再体験(経験)の意味をすべて言語では話せません。
 
また、聞いている人は自分のフィルターを通して理解します。
 
例)「怖かった」と伝える(表層構造)時、その人は再体験(深層構造)を詳細にし意味づけしています。

いくら詳細に伝えても、伝えられた人の深層構造をそのまま受け取らず、聞き手なりに解釈します。
 
その経験の詳細を補完する質問方法として、NLP創始者の二人はメタモデルというNLPの基礎を作り上げていきます。
 
また、クライエントの深層構造に対してセラピーの効果を多大に与えているミルトン・H・エリクソンの言葉使いをまとめたのがNLPのミルトンモデルになります。



日本NLP学院のアドバンスドNLPとは?

NLP×マインドフルネス= 進化版NLP アドバンスドNLP
NLP心理カウンセラー養成スクール,NLP心理カウンセリング資格取得
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