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カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

目次

1、カウンセラーになるには ①カウンセラー自らが自分と向き合うことの大切さ
2、カウンセラーになるには ②自分と向き合うってどういうこと?
3、カウンセラーになるには ③自分と向き合って今の現状を理解しよう
4、カウンセラーになるには ④自分と向き合うことは世界が変わるということ
5、カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す
6、カウンセラーになるには ⑥自分と向き合うために客観的になる能力を磨く
7、カウンセラーになるには ⑦自分と向き合い続ける勇気が必要
8、カウンセラーになるには ⑧自分と向き合って自己肯定感を上げること
9、カウンセラーになるには ⑨自分と向き合う客観視の具体的な方法
10、カウンセラーになるには ⑩自分と向き合うセルフイメージを変える具体的な方


●カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す

認知の歪みに気づく

nayamu.jpgみなさんは認知の歪みはありませんか?

認知の歪み、別の言い方をすると考え方の癖、思い癖です。

どういうことでしょう。

私たちは、外の世界に意味をつけながら生きています。

自分の価値観や信念などを元に、様々な物事に意味づけしているのです。

そこには、ただの事実と違って、私たちが付ける意味があります。

ポジティブな場合の例で言うと、富士山を眺めながら「素晴らしい」と感じるならば、素晴らしいという意味づけをしたということなのです。

でも、事実は「富士山」とだけ言えます。

事実であれば、日本一高い山とも言えますね。

客観的に数値化したり、知覚ベースで言えることだけが事実であり、感情や感覚をもとに話す場合は意味づけをしているのです。

もう少しわかりやすい話で言うと、例えば半分の水の入ったコップがあるとします。

・水がこれしか入っていない

と取るか

・水がこんなに入っている

と取るか。

上は足りない部分に意識が行き、下は水に意識が行っているといえます。

でも、事実は「コップに水が入っている」という風に言えるのです。

このような意味づけは、私たちは生きている限りずっと続いています。

そして、それがネガティブな思い癖から発している場合、私たちは生きづらさを感じる可能性があります。

以下のような人は認知の歪みがある可能性があります。

・ネガティブになりやすい人
・ストレスを感じやすい人
・対人コミュニケーションにつまづきやすい人
・不安や緊張が強い人


多かれ少なかれ人は認知の偏りがあります。

偏りと言うとネガティブな感じがしますが、認知の個性と言ってもいいかもしれません。

ただ個性と言い切れないのは、歪みが行き過ぎていると、周囲との軋轢が出来たりして生きづらさを感じやすい部分です。

カウンセラーになりたい人は、自分の認知の歪みに気が付くことが大切です。

自分の歪みや考え方の癖を知ることで、クライエントの癖に気が付きやすくもなります。

自分のことを練習に使えばいいんですね。

ここでよく知られているバーンズの10種類の認知の歪みをご紹介します。

以下のような考え方の癖があると、ストレスを受けやすいです。

バーンズの10種類の認知の歪み


全か無か思考 白黒つけたグレーゾーンがない極端な考え方

例)もしもこの仕事を引き受けるのなら、完璧に出来るまで仕上げてやる。
自分の価値観の中で「完璧」な状態を追います。多くは個人の取り方です。いつまでも追うのでエネルギーを使い切ってしまいます。

過度の一般化 少ない経験で行き過ぎた一般化をする考え方

例)今日乗った電車で20代の男性が席に寝転がっていた。最近の若者はみんな躾がなっていない。
20代の男性、若者がみんな躾がなっていないとどうしてわかるのでしょう?

心のフィルター 悪い方にばかり目が行く考え方

例)運動をしても身体が痛くなるし、急に動いても身体がついていかないし、余計具合が悪くなる。
運動をすることで、身体が強くなるし、調子も良くなります。そういう可能性を全て排除し、悪い方しか見ていません。

拡大解釈と過小評価 ネガティブを大きくポジティブを小さく考える考え方

例)だめだ。テストで20点もミスしてしまった。
80点取れた!と考えられずに、ミスの方に目が行きます。

感情的決めつけ 自分の感情ありきで考える考え方

例)職場ですごく疎外感を感じてやりきれない。みんな私なんていない方がいいと思っているに違いない。
自分のマイナスの感情が先に立って、いない方がいいと思っていると決めつけてしまいます。

マイナス化思考 なんでも悪いことに結び付ける考え方

例)今日は上司に褒められたけれど、今までのミスのことを考えたらただの穴埋めのラッキーでしかない。
なんでも悪いことに結びつけてしまいます。良いこと自体を感じようとしません。

結論の飛躍 以下の二つ


①心の読みすぎ 悪い方に深読みする考え方

例)あの人の笑い方は癇に障る。今もきっと悪いことを考えているに違いない。
悪いことを考えているかどうかは、事実はその人に確認しないとわかりません。

②先読みの誤り 未来に起こることが悪い方だと決めつける考え方

例)今日テストに失敗したから、たぶん明日のテストも全部だめだと思う。
今日のテストと明日のテストの関連性は実はありません。未来のことを悪く考えてしまいます。

すべき思考 追い込んでしまう考え方

例)男は人前で泣くものではない。泣き言を言うものではない。
自分にも人にもその価値観で接します。そうではない時を考えられません。

レッテル貼り 根拠のない決めつけをする考え方

例)あの上司はいつもいつも機嫌が悪い。本当に嫌な奴だ。
いつも機嫌が悪いわけではないでしょう。それを嫌な奴と決めつけてしまっています。

個人化 なんでも自分のせいにする考え方

例)あの上司が今日機嫌が悪いのは、きっと昨日の私のミスのせいだ。
事実が確認できていないのに、全部自分のせいにしてしまっています。


いかがでしょうか?

annsin1.jpg私たちのネガティブな発想は、ほとんどがこの中に入りそうです。

ただ、このようなことがあるからと言って、落ち込むことはありません。

気にならないくらいなら、そっとしておいてもいいのです。

あくまで、行き過ぎて辛い思いをしているのなら、何かの手を打った方がいいということです。

自分の考え方の癖がわかると改善をすることができますよ。

是非、カウンセラーになりたい方は知っておいてくださいね。


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