
制約された思考パターンから導き出された目的設定をし、達成するためにNLP手法を使うことをクラシックコードNLPという。現在日本に広まっているのは、このクラシックコードNLPである。
ノウ・ナッシング・ステート(ゾーン状態)から目的や課題に取り組むことで、無限の選択肢を導き出すことを可能にするNLP手法をニューコードNLPという。(国内では日本NLP学院のみがジョン・グリンダー博士、カルメン・ボスティック女史の許可のもと、公式に提供している。)
※参考情報
NLP創始者ジョン・グリンダー博士は、今までのNLPには重大なコードエラーがあるということを発見され、今までのNLPである旧コードのNLPに対して、コードのエラーを修復した最新のNLPである『ニューコードNLP』を発表されました。その端緒と経緯をお伝えいたします。
NLPは1975年にジョン・グリンダー博士とリチャード・バンドラー氏によって創始いたしました。その後、NLPは瞬く間に欧米に広がってまいりました。
1987年にニュー コード NLP の端緒と言われている『どんどん下に重なっていく亀 - 個人的天才になるための必要条件』 (グリンダー、ディロージャ共著)が出版されました。
この本は、1980 年代後半にジョン・グリンダー博士と当時のトレーニング パートナーで NLP 共同開発者のジュディス・ディロージャ女史が世界中で行っていたワークショップ シリーズ、「個人的天才になるための必要条件」の枠組みで 1986 年にサンフランシスコで行われた 5 日間ワークショップのテープ録音を転記、編集したものです。
1994 年に発行されたこの本の重版の裏表紙には以下のようなプロモーションの文言があります。
「他の文化と学問のユーモアと比喩で豊かな『どんどん下に重なっていく亀』は、NLP 技術の初期体系の基盤となったパターニングの対象である複数の天才に共通する特徴を分析、開発します。
本書には、注釈と物語が付け加えられています。参加者は、一連の実演と演習に参加することで、その知覚フィルタが拡張し、制限的な自己信念を克服することが可能となります。
著者は、読者に対し、マインドの構造と、全パーツの内的ダンスへの統合の仕方を再検討するように促します。読者は、無意識のパワーを尊重する形で、自分自身の個人的卓越性を育成するために容易に天才の技能にアクセスできること学びます。」
また、邦訳名は『個人的天才になるための必要条件 - ニューコード NLP の原点』です。このワークショップ シリーズ当時には、まだグリンダー博士は「ニューコード NLP」という名称を使っておらず、いわば、このワークは旧コード NLP とニューコード NLP の橋渡しとなる非常に重要な本です。
旧コードNLPとニューコードNLPのもっとも大きな差異は、旧コードでは、変化ワークの中でクライアントが選択する「現在の状態」も「求める状態」もクライアントの意識が選定する一方で、ニュー コードでは、 まず「ノウイング ナッシング ステート」を作り出して、その状態で「問題となっている、またはピーク パフォーマンスを発揮したい文脈」に入っていく点にあります。
旧コードについてグリンダー博士は、「これらの決定は、クライアントが意識的に行います。これらは重要な決定で、旧コードがこれらの責任をクライアントの意識に委ねるのは、極めて不幸なことです。というのも、このような決定を行うのに関して最も能力が欠けているクライアントの部分は、まさにその人の意識的部分であるからです」と述べられています。また、「私は、これらの古典パターンをコード化し、奨励することに責任のあった二人のうち一人であった事実に、個人的責任感を覚えます。率直に言って、これらの欠点は、著しく不幸なコード化のエラーです」。(これらの引用は、2001 年出版の『Whispering in the Wind』より。)
グリンダー博士によれば、ニュー コードの「ノウイング ナッシング ステート」からは、無意識を基盤としたリソースに直接アクセスできるため、旧コードの場合のような、クライアントの制約された意識が選定する「求める状態」 (これも意識的に制約された状態となっています) といった制限が克服されることになります。
グリンダー博士は、旧コードNLPによる変化はアンハッピーなロボットをハッピーなロボットにすることはできるが、それはロボットにしか過ぎないと言われています。
例えば、仕事の課題を意識のみで扱おうとすると、仕事の課題自体はうまく行ったとしても、家庭の問題はさらに大きくなってしまうというようなことが実際に起こりうるのです。これは意識の限界性を表している例です。
卓越した人物の特長は、その時々の状況に合わせ、選択肢を多く持ち、柔軟に物事を対処している印象があります。そして、一見他の人にはできないようなアイディアを生み出していきます。これは無意識レベルでの有能性が非常に高いことを表しているのです。
意識は無意識に対して氷山の一角に過ぎないと表現されることもあり、「意識のみの変化」と「意識と無意識の両方の変容」はまったく別次元の結果をもたらすことが分かっています。そしてこの「意識と無意識の両方の変容」を扱うことができる新しいNLPが『ニューコードNLP』なのです。
日本NLP学院は、クォンタムリープ社の社長でありNLP共同開発者のカルメン・ボスティック・サンクレア女史と副社長でNLP創始者のジョン・グリンダー博士の指導のもと、ニューコードNLPを機軸にNLPの源泉を普及して参ります。