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アダルトチルドレン克服に関するブログ 2019年6月

機能不全家族が子供に与える影響

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機能不全家族が子供に与える影響

機能不全家族が子供へ与える影響

機能不全家族の元で育ったことで様々な問題や課題を抱えたまま成人してしまった人のことをアダルトチルドレンといいます。アダルトチルドレンは機能不全家族からどのような影響を受けてしまうのかをご紹介します。

感情を抑制するようになる
親が些細なことで急に感情を爆発させるタイプであることが多いため、常に親の顔色を窺って、刺激しないよう、怒られないよう日常的に緊張を強いられています。自分の感情よりも「親が怒るか否か」を優先してしまうため、自分の気持ちを抑制し、感情を出さなくなっていきます。

他人の評価ばかりを気にする
機能不全家族の元で親の機嫌を窺うのが習慣付いてしまっているがために、常に他人からどう見られているか気にするようになります。自分を良くみせようとして必要以上に頑張ってしまうことも多いです。

子供らしくなくなる
親に家のことを押し付けられたり、親の機嫌を窺って感情を抑制した生活をしていることで、年相応の子供らしさを失ってしまい、妙に大人びた子になってしまいます。

常に不安がり、安心感や居場所を見いだせない
親からの愛情が受けられなかったり、物理的・精神的暴力を受けている等の理由で家が安心できる場所ではないため、自分の居場所を見つけることができず、常に孤独感や不安に苛まれるようになります。

情緒不安定になる
安心感が得られず、居場所がないと感じるがゆえに情緒不安定になることが多いです。感情の起伏が激しくなったり、誰かの些細な言動を重く受け取ってしまったり、すぐパニックを起こしてしまう等の症状がでてきます。

人間関係が適切に築けない
機能不全家族は親が適切な人間関係を築けていないことが多いため、子供も「適切な人間関係」がわからず、人との距離感が測れなくなります。そのため友人が作れず孤立したり、すぐに人とぶつかってしまうようになります。

将来機能不全家族を作ってしまう恐れがある
自分が機能不全家族で育っているため、それが自分の中の基準となってしまい、将来結婚しても同様の機能不全家族を作り上げてしまう、世代間連鎖と呼ばれる状態になることがあります。
また、自分が親からの愛情を充分に受けられなかったため、代わりに子供へ愛情をたっぷりと与えようとした結果、過干渉となってしまうこともあります。



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アダルトチルドレンを生む機能不全家族の特徴

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アダルトチルドレンを生む機能不全家族の特徴

アダルトチルドレンとは

アダルトチルドレン(Adult Children)とは、機能不全家族で育ったことで、人間関係がうまく築けなかったり、精神疾患を抱えていたり、衝動的行為をとってしまう等、様々な問題や課題、トラウマを抱えたまま成人してしまった人のことを指します。

元々はアルコール依存症の親に育てられた子供のことを指す言葉でしたが、今はアルコール依存症だけでなく不適切な養育をする親に育てられた子供のことを指すようになっていきました。

機能不全家族とは

機能不全家族(Dysfunctional Family)とは、家族内において家族同士の対立や不法行為、身体的な虐待や心理的虐待、性的虐待などが恒常的に存在している家庭のことをいいます。 子育てや家族団らん、地域とのかかわりなどの一般的な家庭に存在する機能が健全に機能していないため、機能不全家族の中で育った子供は機能不全の環境や考え方、行動を当たり前のように認識して成長してしまうため、成人しても「社会と健全な関係を築くことができない」という結果が生じやすくなります。ただし、機能不全家族の中で生まれ育った子供が、必ずしも社会に不適応な人間になるというわけではありません。

機能不全家族の特徴

機能不全家族に共通してよくみられる特徴には以下のようなものがあります。

親が家庭に無関心、または過干渉
親と子供の距離感がまったくの無関心、または過干渉

子供への愛情が条件つき
子供に対する愛情が「子供が自分の期待に沿っている」「子供が自分好みに成長している」という条件付きであり、親本人がそれに気づいていない

親が自分の役割を放棄している
両親が不和、浮気や不倫問題、家にいる時間が極端に短い、など父親または母親の役割が家庭内に存在しておらず、子供に対しその役目を押し付けようとする

親の機嫌のふり幅が大きい
親が機嫌の良い時と悪い時とで感情のふり幅が大きく、子供が親に対して常に緊張した状態の中に身を置き続け、親を刺激しないように、親の機嫌だけを重視するようになる

物理的、精神的な暴力や虐待がある
子供を殴ったり蹴ったりといった物理的な暴力はもちろん、殴るふりをする、目の前で何か物を壊す、投げつけるといった物理的暴力や、子供の身体的特徴を指摘してはあげつらう、「お前を産むんじゃなかった」「家からでていけ」といった言葉による精神的虐待がある



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プリンスタイプ・プリンセスタイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

プリンスタイプ・プリンセスタイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

プリンスタイプとは

プリンス(prince)とは「王子さま」の意味ですが、アダルトチルドレンでは「母親の理想の男性」の役割のことを指します。母親が自分の理想の男性像を息子に押し付けて育てられた場合や、息子を旦那に見立てて大人の会話や活動に常につきあわせる場合に多くみられます。母親にとって都合の良い振る舞いをさせられ、その姿を溺愛されるため、プリンスタイプのアダルトチルドレンは自分の本来の姿を否定し閉じ込めてしまいます。

プリンセスタイプとは

プリンセス(princess)は「お姫さま」の意味で、アダルトチルドレンでは「父親の理想の女性」の役割を担っています。プリンスタイプと同じで、父親が娘に理想像を押し付け溺愛して育てた場合に多くみられます。

プリンス・プリンセスタイプが引き起こしやすい問題とは

過労死
親からの理想像を押し付けられて育ってきたため、与えられた指示をこなすことが上手です。上司から許容量以上の仕事を任された場合にも、指示通りにこなそうと知らず知らずに無理を重ねてしまいます。その結果、過労死になってしまう可能性があります。

家庭内暴力の対象になりやすい
プリンス・プリンセスタイプは自分の意思を持つことが許されない環境だったため、大人になっても自分の意思を持つことができません。相手の暴力や暴言にもはっきりと断ることができないので、配偶者やパートナーからの暴力を受ける対象になりやすいです。

人間関係を上手に築けない
親の理想を叶える代わりに溺愛されて育ち、指示通りに物事をこなすことには慣れていますが、自分の行ったことに責任を持っていません。そのため、学校や会社で失敗や過ちを指摘されたとしても、自分では責任を取ることを避け、他人のせいにする傾向があります。自分の意思がなく、周りに流されることが多く、人付き合いに疲れやすいこともあり、人間関係を上手に築いていくことが苦手です。


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プラケータータイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

プラケータータイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

プラケータータイプとは

プラケーター(Placater)とは「慰める人」「なだめ役」の意味で、家族メンバーのネガティブな感情を察知し慰める役割です。特に母親の助け役になることが多く、末っ子によく見られる役割です。問題行動を自分で起こすことはなく、家族間で起きる揉め事や問題が起きると仲介者になります。他者の気持ちに敏感で、緊迫した状態を恐れるあまり、最善の解決策よりも他者の怒りをなだめることを優先してしまうことがよくあります。

プラケータータイプが引き起こしやすい問題とは

ストレス過多
常にその場の空気や相手の気持ちに敏感に反応するので、緊迫した心理状態が続いています。喧嘩や緊張状態に弱く、自分の意見を周りに言うこともできません。ストレスを発散することができずに1人で溜め込んでしまいます。その結果、ストレス過多になってしまいます。

親と近すぎる関係性になってしまう
献身的に慰めようとするあまり、相手との心理的距離が近くなりすぎる場合があります。特に1人親家庭の場合、自分が側にいて支えなければいけないという使命感が強くなってしまい、自分の恋愛や結婚などを遅らせることがあります。例えば、父子家庭で育ったプラケータータイプの娘は、妻のように父親のそばにいて情緒的に支えようとし、自身の人間関係をおろそかにしてしまいます。

相手に勘違いをされやすい
他人の感情を敏感で、不安や悲しみを察知すると相手に寄り添って支えようとします。プラケーターは同情の気持ちからその行動をとるのですが、相手には特別な感情や恋愛感情を持っていると勘違いをされることが多くあります。しかし、プラケーターは相手を放っておくことができず心理的ケアをしようとし続けるので、相手との認知の差があるまま関係が続く可能性があります。



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イネイプラータイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

イネイブラータイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

イネイブラータイプとは

イネイブラー(Enabler)とは「救済者、助ける人」の意味で、アダルトチルドレンの中では「支え役」の役割です。心理学では、「助けてあげるつもりでやっていることが、かえって相手のためにならないようなことをする人」という意味合いを持っています。このタイプは、「世話好き」「過干渉」と周りから認識されており、どちらかの親の代わりの役割を担ってしまう、または、両親の代わりに家事や兄弟の世話をするという特徴があります。

イネイブラータイプが引き起こしやすい問題

共依存の関係を築いてしまう
イネイブラータイプは、誰かの世話を焼いてないと自分の存在価値がないと思っています。そのため、世話を焼く人を見つけ、そのチャンスを自ら作っていきます。世話を焼かれる人にとっては甘えられる都合良い存在となり、次第に過剰に依存し合う関係が作られます。相手には自分がいないと生きていけないという気持ちが芽生え、お互いを強くコントロールしようとする意思が強くなります。

家庭内の問題が長引きやすい
イネイブラーは、家庭内の問題が起こると、相手を支えてあげようと過剰に干渉したり、どうにか助けてあげようとします。ですが、問題行動の根本的な解決に導くわけではなく、その問題行動をさらに引き起こさせるように働いてしまいます。なぜなら、問題を起こす人を助けることで、自分の存在価値を見出そうとするので、その機会をなくしたくないと心の中では思っているからです。例えば、事件をたびたび起こす弟が逮捕される度に、保釈金を工面し、当事者に責任を取らせない・反省する機会を与えないなどです。

うつ病になる可能性がある
誰かを助けなければいけないという使命感があり、助けられない場合にひどい罪悪感と虚無感に苛まれてしまいます。自分が支えてきた人が問題解決をし、自分の支えが必要でなくなった場合、存在価値が見出せなくなり、うつ病を発症することがあります。





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ロストワンタイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

ロストワンタイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

ロストワンタイプとは

意思表示や自己表現をせず、一人で過ごすことを好み、周りの人からは「物静かな子」「存在感のない子」と思われています。
幼い頃にネグレクト(育児放棄)や過干渉されたケースが多くみられます。ロストワンタイプの特徴は、他のタイプのアダルトチルドレンと違い、良くも悪くも行動をとらず、家族と関わりを持たないところです。自身の存在を消すことによって、平穏を保とうとします。

ロストワンタイプが引き起こしやすい問題

社交性がなく、他人と関係を築けない
家族とも一線を引いて過ごしてきたため、コミュニケーション能力を養う機会を得られないまま成長してしまいます。そのため、学校や社会に出てもどのように人と関わっていいのかがわからず、他人と交流すること避ける傾向にあり、人間関係を構築できません。

対人恐怖症
人との交流が苦手なロストワンタイプは、人前に出たり他人と関わることが苦痛です。対人場面で不安や緊張を感じるあまり、手や声が震えるといった反応が出てしまうことがあります。

感情が希薄
親から意思表示や感情表現をすることがいけないと教わってきたため、自分の感情を押し殺すことが習性となってしまっています。その結果、自分がどう感じているのかを自分ですらわからなくなったり、感情が希薄になってしまいます。

引きこもり
他者との交流や集団行動を取ることが苦手であるため、社会に適合できないと感じて殻に閉じこもってしまいます。社会との関係を切りたいと考えるようになり、仕事や学校に行かず、家族とも交流することを避け、部屋に閉じこもってしまいます。

慢性的な無気力
関心を払われずに育ってきたため、自分が他者や物事に関心を持つこともできません。そのため、自分の好きなことややりたいことがわからなかったり、何をするにも気力が湧いてこなくなります。



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スケープゴートタイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

スケープゴートタイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

スケープゴートタイプとは

スケープゴート(Scapegoat)の本来の意味は「贖罪のヤギ」で、アダルトチルドレンの中では「身代わり」という意味を持っています。
家族にある問題を、他の家族メンバーの身代わりとなって背負っている存在で、「問題児」として扱われています。非行に走ったり、病気をあえて治さなかったり、暴力を振るう親がいればそれを進んで受けるといった特徴があります。


スケープゴートタイプが引き起こしやすい問題

アルコール中毒/薬物依存
家庭がうまくいってないことを誤魔化すために、家族が抱える問題よりも大きな問題を起こす傾向があります。その手段として、アルコール中毒や薬物依存などになってしまうことがあります。発症した場合も、中毒症状を治すことを嫌がり、深みにはまってしまいます。

自傷行為
両親から罰を与えられて育ってきたケースも多く、罰が与えられていない状況でいると返って不安になってしまいます。自分で自分を傷つけることによって、その不安を解消しようとします。

テスティング
相手が嫌がるであろうことをわざと行ったり、一般によくないとされる悪行や問題行動をとります。そうすることで周囲からの関心を引き、相手の気持ちを試したり、自分の存在を示そうとします。

家庭内暴力などの犠牲になる
問題を抱え込みやすいスケープゴートは、精神的・肉体的な暴力を受けやすいと言われています。家庭内暴力があればその犠牲になりやすく、大人になり新たに自分の家庭を持ったとしても、同じ境遇になりやすいとされています。

犯罪や事件に巻き込まれやすい
自分への興味をつなぎとめるために、暴力や万引きなど問題行動を起こしてしまいます。周りに流されるがままに犯罪に手を染めてしまったり、事件に巻き込まれる可能性があります。



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ピエロタイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

ピエロタイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

ピエロタイプとは

空気をよく読み、緊迫した状態を緩和させたり場を和ましてくれる、いわばマスコット的な存在です。
周りからは「おちゃめな子」「可愛らしい子」と言われることが多いでしょう。常に周りを見て行動し、明るく振る舞うところが特徴です。
家族内の喧嘩・争い・暴力・不仲などの好ましくない状況を、ユーモアで和ます役割を担っています。


ピエロタイプが引き起こしやすい問題

自己評価が低い/自尊心が低い
常に空気を読み、周囲の顔色を伺い、その場や相手のことを第一優先に行動をするため、自分の気持ちをないがしろにしがちです。そのため、自分は価値のない人間だと思いこんでしまい、自己評価や自尊心が低くなってしまいます。

衝突や争いに過反応する
親の不仲や争いを見て育ってきた場合が多いので、学校や会社でも同じような緊迫した状況を見ると、家庭での出来事がフラッシュバックしてしまいます。そうすると、過度な不安や緊張を感じ、過呼吸や震えなどの強いストレス反応がでてしまいます。

傷つきやすい
場を和ますための行動を取っても状況が好転しない場合、責任を感じてひどく落ち込んでしまいます。そういったことが連続で起こると、だんだんと無力さを感じ、自分の存在価値を別の形で見出そうとして、スケープゴートになる可能性があります。

心から楽しむことができない
周囲のために明るく振る舞うものの、心の中では全く別の感情を持っていたりします。常に人のために行動し、自分のために楽しもうとして行動することがないので、何をしても心の底から楽しむことができません。

他者評価に過敏
アダルトチルドレンのどのタイプにも言える事ですが、他人の目を過剰に気にしたり、他者の評価に過敏です。その中でもピエロタイプは特にその傾向が強いです。場の空気を読見すぎたり、不機嫌な人を見て自分のせいではないかと怯えたり、常に不安と緊張を心に抱えています。



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ヒーロータイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

ヒーロータイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

ヒーロータイプとは

ヒーロータイプとは周囲からの評価が高く、家族から「成績優秀な子」「何でもできる子」と言われて育った存在です。比較的に長男・長女である場合が多いとされています。
家族からの期待を一身に背負い、それに応えようと常に目標意識を高く持ち、責任感も強く、完璧主義であることが特徴です。
ヒーロータイプはその家族がうまくいっているように見せるという役割を担っています。


ヒーロータイプが引き起こしやすい問題とは

ワーカホリック/仕事依存
子供の頃より優秀であり、責任感が人一倍強いヒーロータイプは、仕事場でも頼りにされる存在です。周りからの期待をされることで存在価値を見出し、その期待に常に応えようとプライベートを削ってでも仕事を果たそうとします。就業外でも息抜きすることができず、仕事をしていなければ落ち着かない状態になってしまいます。

うつ病
ヒーロータイプはなんでも一人の力で乗り切ってしまうため、悩みやストレスを抱えていても、周囲からは気がついてもらえません。本人も「人に頼ることは恥ずかしいことだ」「人に甘えてはいけない」と思い込んでいるため、他人に悩みを打ち明けられず悩みやストレスを一人で溜め込み続けてしまいます。その結果、ある時ストレスが限界に達してしまい、うつ病にかかってしまう可能性があります。

極度の完璧主義
目標は達成しなければいけない、失敗してはいけないという意識が強く、自分に対しても他人に対しても完璧を求める傾向があります。妥協することを嫌がり、物事が思い通りに進まないと癇癪を起こしていまします。

失敗や挫折に弱い
自分の所属しているコミュニティからの期待が生きがいであるがゆえに、失敗や間違いをして、「期待を裏切ってしまったらどうしよう」「見捨てられたらどうしよう」という極度の不安や恐怖を抱いています。また、何としてでも目標を達成してきたため、一回挫折を経験すると、生きる価値がないと感じたり、挫折から立ち直ることができない場合があります。



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アダルトチルドレンのタイプ あなたはどのタイプ?

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●アダルトチルドレンのタイプ

アダルトチルドレンには、自分自身が生まれた時から持っている性格や育ってきた環境によって、タイプが分けられると言われています。

そこで今回は、7つのタイプを具体的に見ていきます。




家族に対する存在感に着目したタイプ

(1)ヒーロータイプ
自分が優秀であるということを通して、見栄っ張りな親の気持ちを満足させつつ、不安定な過程を纏め上げようとするタイプのことを指します。 勉強が出来たりスポーツ万能だったりする子供はたくさんいますが、アダルトチルドレンになる子供の場合には、勉強やスポーツそのものに興味があるわけではなく、あくまでも親の顔色を過度に見ている結果として勉強やスポーツをやっているため、虚しさと付き合うことになります。

(2)スケープゴートタイプ
ヒーロータイプは優秀さの仮面をかぶっていますが、スケープゴートタイプは悪者の仮面をかぶっています。自分が悪者になることで家庭内での問題を帳消しにしようとしているのです。

(3)ロストワンタイプ
ヒーロータイプは優秀さで、スケープゴートタイプは悪者ぶりで、家族内に自分という存在を示して家庭内をどうにかしようとするタイプですが、ロストワンタイプは家庭で起きている問題が自分にやってきて悪影響を及ぼさないように存在感を消すタイプです。 存在感を消せば確かに問題ごとが自分にやってくる確率は減りますが、過度にやると自分で自分の存在価値が分からなくなる危険性があります。


自分の気持ちに蓋をするタイプ

(4)ピエロタイプ
自分の気持ちに蓋をしてピエロのように振る舞い、家庭内をなごませるタイプです。自分が嬉しい時も悲しい時も関係なく明るく対応しているため、ピエロタイプで長く過ごしすぎると「本当の気持ちは何か?」と自分で自分の気持ちが分からなくなる人もいます。


自分の自由がなくなるタイプ

(5)イネイブラータイプ
大人の代わりに家の中のことを引き受けてやるタイプのことを指します。子供ならではの自由さが得られないばかりか、性的虐待の被害を受けるケースもあります。

(6)プリンスタイプ・プリンセスタイプ
イネイブラータイプと同じように子供の自由が奪われるタイプが、このプリンスタイプ・プリンセスタイプです。自分の気持ちは無視して親の好みに合わせなければならないという点に不自由さがあります。


自分の行動が勘違いを呼び起こすタイプ

(7)プラケータータイプ
苦しんでいる人を見ると慰めたくなるタイプです。他人の痛みに敏感過ぎるために苦しみの感情を自分の事のように受け取りやすい傾向があります。また、慰めの気持ちが強過ぎて相手に愛情だと勘違いされることもあります。

どのタイプも自分の中に少しは存在している……と思える人が多いのではないでしょうか。

ただし、何事も過剰すぎると心に大きな傷として残ります。

自分がどのタイプか知ることで、普段からどのように対処したらよいのかという処方箋が手に入りやすくなるはずです。

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