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アダルトチルドレン克服に関するブログ 2019年8月

スケープゴートタイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

スケープゴートタイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

スケープゴートタイプとは

スケープゴート(Scapegoat)の本来の意味は「贖罪のヤギ」で、アダルトチルドレンの中では「身代わり」という意味を持っています。
家族にある問題を、他の家族メンバーの身代わりとなって背負っている存在で、「問題児」として扱われています。非行に走ったり、病気をあえて治さなかったり、暴力を振るう親がいればそれを進んで受けるといった特徴があります。


スケープゴートタイプが引き起こしやすい問題

アルコール中毒/薬物依存
家庭がうまくいってないことを誤魔化すために、家族が抱える問題よりも大きな問題を起こす傾向があります。その手段として、アルコール中毒や薬物依存などになってしまうことがあります。発症した場合も、中毒症状を治すことを嫌がり、深みにはまってしまいます。

自傷行為
両親から罰を与えられて育ってきたケースも多く、罰が与えられていない状況でいると返って不安になってしまいます。自分で自分を傷つけることによって、その不安を解消しようとします。

テスティング
相手が嫌がるであろうことをわざと行ったり、一般によくないとされる悪行や問題行動をとります。そうすることで周囲からの関心を引き、相手の気持ちを試したり、自分の存在を示そうとします。

家庭内暴力などの犠牲になる
問題を抱え込みやすいスケープゴートは、精神的・肉体的な暴力を受けやすいと言われています。家庭内暴力があればその犠牲になりやすく、大人になり新たに自分の家庭を持ったとしても、同じ境遇になりやすいとされています。

犯罪や事件に巻き込まれやすい
自分への興味をつなぎとめるために、暴力や万引きなど問題行動を起こしてしまいます。周りに流されるがままに犯罪に手を染めてしまったり、事件に巻き込まれる可能性があります。



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ピエロタイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

ピエロタイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

ピエロタイプとは

空気をよく読み、緊迫した状態を緩和させたり場を和ましてくれる、いわばマスコット的な存在です。
周りからは「おちゃめな子」「可愛らしい子」と言われることが多いでしょう。常に周りを見て行動し、明るく振る舞うところが特徴です。
家族内の喧嘩・争い・暴力・不仲などの好ましくない状況を、ユーモアで和ます役割を担っています。


ピエロタイプが引き起こしやすい問題

自己評価が低い/自尊心が低い
常に空気を読み、周囲の顔色を伺い、その場や相手のことを第一優先に行動をするため、自分の気持ちをないがしろにしがちです。そのため、自分は価値のない人間だと思いこんでしまい、自己評価や自尊心が低くなってしまいます。

衝突や争いに過反応する
親の不仲や争いを見て育ってきた場合が多いので、学校や会社でも同じような緊迫した状況を見ると、家庭での出来事がフラッシュバックしてしまいます。そうすると、過度な不安や緊張を感じ、過呼吸や震えなどの強いストレス反応がでてしまいます。

傷つきやすい
場を和ますための行動を取っても状況が好転しない場合、責任を感じてひどく落ち込んでしまいます。そういったことが連続で起こると、だんだんと無力さを感じ、自分の存在価値を別の形で見出そうとして、スケープゴートになる可能性があります。

心から楽しむことができない
周囲のために明るく振る舞うものの、心の中では全く別の感情を持っていたりします。常に人のために行動し、自分のために楽しもうとして行動することがないので、何をしても心の底から楽しむことができません。

他者評価に過敏
アダルトチルドレンのどのタイプにも言える事ですが、他人の目を過剰に気にしたり、他者の評価に過敏です。その中でもピエロタイプは特にその傾向が強いです。場の空気を読見すぎたり、不機嫌な人を見て自分のせいではないかと怯えたり、常に不安と緊張を心に抱えています。



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ヒーロータイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

ヒーロータイプのアダルトチルドレンが引き起こしやすい問題とは

ヒーロータイプとは

ヒーロータイプとは周囲からの評価が高く、家族から「成績優秀な子」「何でもできる子」と言われて育った存在です。比較的に長男・長女である場合が多いとされています。
家族からの期待を一身に背負い、それに応えようと常に目標意識を高く持ち、責任感も強く、完璧主義であることが特徴です。
ヒーロータイプはその家族がうまくいっているように見せるという役割を担っています。


ヒーロータイプが引き起こしやすい問題とは

ワーカホリック/仕事依存
子供の頃より優秀であり、責任感が人一倍強いヒーロータイプは、仕事場でも頼りにされる存在です。周りからの期待をされることで存在価値を見出し、その期待に常に応えようとプライベートを削ってでも仕事を果たそうとします。就業外でも息抜きすることができず、仕事をしていなければ落ち着かない状態になってしまいます。

うつ病
ヒーロータイプはなんでも一人の力で乗り切ってしまうため、悩みやストレスを抱えていても、周囲からは気がついてもらえません。本人も「人に頼ることは恥ずかしいことだ」「人に甘えてはいけない」と思い込んでいるため、他人に悩みを打ち明けられず悩みやストレスを一人で溜め込み続けてしまいます。その結果、ある時ストレスが限界に達してしまい、うつ病にかかってしまう可能性があります。

極度の完璧主義
目標は達成しなければいけない、失敗してはいけないという意識が強く、自分に対しても他人に対しても完璧を求める傾向があります。妥協することを嫌がり、物事が思い通りに進まないと癇癪を起こしていまします。

失敗や挫折に弱い
自分の所属しているコミュニティからの期待が生きがいであるがゆえに、失敗や間違いをして、「期待を裏切ってしまったらどうしよう」「見捨てられたらどうしよう」という極度の不安や恐怖を抱いています。また、何としてでも目標を達成してきたため、一回挫折を経験すると、生きる価値がないと感じたり、挫折から立ち直ることができない場合があります。



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アダルトチルドレンのタイプ あなたはどのタイプ?

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●アダルトチルドレンのタイプ

アダルトチルドレンには、自分自身が生まれた時から持っている性格や育ってきた環境によって、タイプが分けられると言われています。

そこで今回は、7つのタイプを具体的に見ていきます。




家族に対する存在感に着目したタイプ

(1)ヒーロータイプ
自分が優秀であるということを通して、見栄っ張りな親の気持ちを満足させつつ、不安定な過程を纏め上げようとするタイプのことを指します。 勉強が出来たりスポーツ万能だったりする子供はたくさんいますが、アダルトチルドレンになる子供の場合には、勉強やスポーツそのものに興味があるわけではなく、あくまでも親の顔色を過度に見ている結果として勉強やスポーツをやっているため、虚しさと付き合うことになります。

(2)スケープゴートタイプ
ヒーロータイプは優秀さの仮面をかぶっていますが、スケープゴートタイプは悪者の仮面をかぶっています。自分が悪者になることで家庭内での問題を帳消しにしようとしているのです。

(3)ロストワンタイプ
ヒーロータイプは優秀さで、スケープゴートタイプは悪者ぶりで、家族内に自分という存在を示して家庭内をどうにかしようとするタイプですが、ロストワンタイプは家庭で起きている問題が自分にやってきて悪影響を及ぼさないように存在感を消すタイプです。 存在感を消せば確かに問題ごとが自分にやってくる確率は減りますが、過度にやると自分で自分の存在価値が分からなくなる危険性があります。


自分の気持ちに蓋をするタイプ

(4)ピエロタイプ
自分の気持ちに蓋をしてピエロのように振る舞い、家庭内をなごませるタイプです。自分が嬉しい時も悲しい時も関係なく明るく対応しているため、ピエロタイプで長く過ごしすぎると「本当の気持ちは何か?」と自分で自分の気持ちが分からなくなる人もいます。


自分の自由がなくなるタイプ

(5)イネイブラータイプ
大人の代わりに家の中のことを引き受けてやるタイプのことを指します。子供ならではの自由さが得られないばかりか、性的虐待の被害を受けるケースもあります。

(6)プリンスタイプ・プリンセスタイプ
イネイブラータイプと同じように子供の自由が奪われるタイプが、このプリンスタイプ・プリンセスタイプです。自分の気持ちは無視して親の好みに合わせなければならないという点に不自由さがあります。


自分の行動が勘違いを呼び起こすタイプ

(7)プラケータータイプ
苦しんでいる人を見ると慰めたくなるタイプです。他人の痛みに敏感過ぎるために苦しみの感情を自分の事のように受け取りやすい傾向があります。また、慰めの気持ちが強過ぎて相手に愛情だと勘違いされることもあります。

どのタイプも自分の中に少しは存在している……と思える人が多いのではないでしょうか。

ただし、何事も過剰すぎると心に大きな傷として残ります。

自分がどのタイプか知ることで、普段からどのように対処したらよいのかという処方箋が手に入りやすくなるはずです。

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毒親の特徴とは

毒親の特徴とは

毒親とは

毒親とはアメリカの心理学療法士スーザン・フォワードの著書「Toxic Parents」(毒になる親)から広まった呼び方です。「子どもの人生を支配し、悪影響を及ぼす親」のことを指します。 本来の「毒親(Toxic Parents)」の特徴である「虐待をする親」「ネグレクト(育児放棄)をする親」「周囲からの援助が必要な精神的な病気や依存症を持つ親」に加えて、現在は「自己愛が強すぎる親」も毒親として認識されています。以下では自己愛が強いが為に子どもに悪影響を及ぼしている「毒親」の特徴について記述します。

毒親の特徴

過干渉・統制しようとする
子どもに密着し、過剰に詮索をしようとします。自分と子どもに境界線を作ることができず、自分の気持ち=子どもの気持ちだと思い込んでいます。子どもが意思を持つことを拒否し、違う意見をすることを許さず、自分の思い通りに行動するよう強制します。

子どもに向ける愛情が条件付きである
なんでもできる良い子でなければいけない、肩書きや外見が自分の好みのものでないと愛せない、といったように、子どもが自分の望む条件を満たさないとその子を拒絶してしまいます。自分が果たせなかった夢や目標を子どもに押し付ける場合もこれに当てはまります。

責任転嫁をする
配偶者や家族メンバーが問題行動を起こした際に、関係のない子どもに責任を転嫁して責め立てます。また、家族内の問題を自分で解決しようとせずに、子どもを使って解決しようとします。

精神的に不安定である
自身の気持ちをコントロールすることができないので、そのはけ口に子どもに暴言を吐くなどの八つ当たりをしていまいます。また、ネガティブな感情を処理できずに、子どもに慰めてもらおうとします。親の情緒が安定していないために子どもも不安定になってしまします。

子どもの成長を妨げる
子どもが自分から離れていくことに孤独感を持っている、または、子どもを自分の手元に都合よく置いておきたいという心理を持っています。子どもが成長しようと姿を見るとそれを拒絶し、自立する道を塞ごうとします。


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インナーチャイルドを癒すとアダルトチルドレンに効果があります

da289c68091a0ec9718c3b683aeec653_s.jpgのサムネイル画像●インナーチャイルドを癒すとアダルトチルドレンに効果があります

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕洋です。

アダルトチルドレンの専門のカウンセリングもおこなっています。

さて、インナーチャイルドという言葉をご存知ですか?

よくアダルトチルドレンAC)とセットで使われたりします。


インナーチャイルドはアダルトチルドレンと同じで、まずは概念だということをご理解いただければいいかと思います。

絶対的な、「なにか形のあるもの」では、ありません。

インナーチャイルドは、潜在意識の中の、普段は気付かない子供のころの記憶やイメージや子供の象徴のことを言います。

このインナーチャイルドが、癒されていないと、大人になってから不都合が起きたりします。

例えば、恋愛や夫婦関係などでのパートナーとの関係性。

インナーチャイルドが癒されていないと、パートナーの前などで、寂しさや不安、怒り、などが暴れだしてパートナーと喧嘩をしたりします。

こういう男女のパターンは、不思議と周りから見ると「なんでそんなことで…?」と理由がイマイチわからないものが良くあります。

でも、癒されていないインナーチャイルドというものは、特に親しい人や愛情を欲しい人の前で「騒ぎ」だしたりします。

はたから見て、「?」でも本人にとっては「とっても真剣」のことです。

それは、子供のころの「満たされない思い」や「癒されない思い」は無意識的で、本能的なことが普通だからです。

子供ですからね。

理性的な大人の部分がかなわない「だだっこ」になっても、納得です。

あなたの中のインナーチャイルドは、癒されていますか?

満たされていますか?

もしも、ちゃんと満たされたら、パートナーともっと穏やかな気持ちで接することが出来るでしょう。

寂しい、つらい、不安、怖いなどの感情に振り回されなくなりますからね。

インナーチャイルドを深く癒してあげると、心の底から元気になることが出来ます。

ただ、きちんと改善したかどうか、確認することが大事ですよ。

ざっくりと、楽になるということで、お終いにしている方もいるからです。

ちゃんと方法を学んで、ちゃんと癒しましょうね。

メルマガを読まれると「!」とくる方がいらっしゃるかもしれませんね。

よろしければお読みくださいね。

こちらもお読みください→愛されることがわからないなら インナーチャイルドを癒そう


初めての方


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アダルトチルドレンを克服するためのセミナー・講座を東京/新宿,神奈川/横浜でお探しの方へ

●アダルトチルドレンを克服するためのセミナー・講座を東京/新宿,神奈川/横浜でお探しの方へ

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

東京新宿、神奈川横浜でアダルトチルドレンのセミナー・講座をお探しの方は、是非、ご検討いただけたらと思います。

四葉のクローバー.jpgのサムネイル画像
日本NLP学院ではアダルトチルドレンの克服に力を入れています。

アダルトチルドレンを克服することが出来たなら、あなた自身が楽になることはもちろん、あなたの子どもや家庭に、負の連鎖を引きずらない新しい連鎖が生まれます。

アダルトチルドレンは、よく親子連鎖を起こしやすいと言われます。

なぜなら、無意識的に「親を子が真似る」ということが起きてしまうからです。

イライラを真似たり、落ち込みや、自己否定を真似たり。

部分的に、母と父の両者を真似ることで、葛藤が起きたりもします。

でも、ご安心ください。

アドバンスドNLPは「ネガティブな過去のトラウマを解消する」ことを得意としています。

親からもらったネガティブな性格や培ってしまったネガティブな行動パターンも解消していきます。

あなたの毒親に係る苦しみは、どのようなものですか?

・母親や父親が苦手
・母親や父親に似た人も苦手
・自分のことは後回しにして、他人ばかり優先してしまう
・人の顔色を窺ってしまう
・自信がない
・孤独感が常にある
・不安感が常にある(安心感が足りない)
・イライラしやすい
・依存的
・共依存的
・落ち込みやすい
・見捨てられ不安がある
・過去、両親または祖父母にトラウマを抱えている
・最近、両親のネガティブな行動を自分もしていることに気が付いた
・子供に対して、親にされたようにしてしまったことに気が付いた

アドバンスドNLPを学んでいくと、これらのネガティブなトラウマや性格行動パターンが解消されていきます。

・母親、父親が平気になった(似た人も平気になった)
・自分のことも大切に出来るようになった
・人のことを気にしなくても平気になった
・自信が出てきた
・孤独感、不安感が消えた
・イライラしなくなった
・自立できるようになった
・落ち込まなくなった
・見捨てられ不安がなくなった
・トラウマが解消された
・知らないうちにしていた親がしていた行動や反応と、同じ行動や反応から抜け出した


ここに載っていないからと言って、「私は違うのか…」ということではありません。

アダルトチルドレンは概念であり、「こうだ!!」という定義で、決めなくても大丈夫です。

あなたの今抱えている「生きづらさ」やあなただけの課題を授業では取り組んでください。

実は、アドバンスドNLPは「内容を話さなくても」おこなえるワークがすべてです。

もしも、人に話せないことがあっても、ワークは出来るのです。

ただ、特に強いACトラウマをお持ちの方は、NLPカウンセリングを併用されることをおススメいたします。

アダルトチルドレンを克服するセミナー、講座をお探しなら、

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チェンジファシリテーター基礎コースがお勧めです。

もっと詳しく知りたい方はこちらのメルマガにご登録くださいね。


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毒親の呪縛から抜ける/インナーチャイルドを癒して感情を取り戻す方法

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こんにちは。

日本NLP学院講師、心理カウンセラーの岩渕洋です。


アダルトチルドレンの場合、家族に対しての憎しみがあることがありますね。

ほとんどそうではないかと思うくらい、みなさん親を憎く思っています。


子どもの時はわからなかったけれど、大人になってから思い出して、あらためて苦しむのです。

それは、子供らしく本心で生きられなかった苦しみです。


あの時、本当は嫌なのに

・親の意向にあわせたり
・機嫌を取ったり

あの時、本当は甘えたいのに

・大人ぶったり
・我慢して言わなかったり

いずれにしても、自分の本当の気持ちはどこかへおいて、無理して生きていたのです。

子どもらしさを捨てて、無理して頑張っている子供の心には大きな負担がきます。

自分の心を歪ませることで、親に合わせようとするのです。


本来は、子どもは健全に甘え、それでも許され、好奇心や愛情を学んでいくことが必要なのです。


アダルトチルドレンの中には

・感情を押し殺すタイプ
・その場を乗り切るために偽りの感情を出すタイプ

がいます。


不安定な家庭をまとめようとするヒーロータイプ。

自分の気持ちをおいて家族を和ませようとするピエロタイプ。

自分の存在を消そうとするスケープゴートタイプ。

親の好みに合わせるプリンス・プリンセスタイプ。

大人の代わりをするイネイブラータイプ。

こちらに詳しいタイプの説明が載っています→


とてもいい子になって、感情を出さないようにする方。

自分の言いたいことを言わずに、どんどん殻に閉じこもっていく方。

そうすると、無表情な顔になっていたり、本当は楽しくないのに笑顔になる方もいます。

そして、大人になった時に親がしてきたことへの反発が大きくなります。


ここで体験談をご紹介します。

次の方は、子供時代を心を押し殺して頑張ってきた方です。

ご自身の自覚として、ポーカーフェイスだと思っているとのことでした。

感情表現はあまりしないとのことでした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


O様【30代男性】

父親がすぐ怒る人間でした。

本当にすぐ怒るというか、いつも怒っているような人でした。

言葉もひどいですが、手が出ることもありました。

物心つくようになってからは、あいつを「父親」と思わないようにしていました。


でも、起きていることに対してはどうにも出来ないので、心を押し殺して生きてきたような感じです。

父は自分の思うとおりにならないと、すぐに怒鳴り始めました。

その大きな声が、今でも忘れられません。


父親世代の人や声の大きなタイプの人もとても苦手です。

そんな父と似たような人が、職場にいるので、仕事にも行きづらいです。

ストレスが溜まるとつらすぎて、本当に仕事に行けない日もあります。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


この方は感情を感じないことで自分を守ってきたようです。

感じることがつらすぎるために、心が防御をしてしまったのです。


彼はヒーロータイプのようでした。


自分が家族をまとめようと、父にも反抗しないように生きてきました。

そうすると、防御自体が今度はつらくなって、体の不調になってきました。

感情を感じないことで心を守ることにも、限界があるのです。


父親と離れて暮らすようになっても、心は休まりませんでした。

家族と離れても呪縛に縛られている人はかなり多いようです。


成長して大人になって家庭を持ってからも、気が休まらなかったようです。

そして、自律神経に変調をきたします。

このままでは睡眠もとれず、仕事を休みがちになってしまうとカウンセリングにいらっしゃいました。


彼の過去のインナーチャイルドはとても傷ついていました。

彼自身が親代わりになって、インナーチャイルドを安心させ、育てなおす必要がありました。

そして、カウンセリング後にこんなご感想をいただきました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


O様【体験談】続き

先日は、大変お世話になりました。

先生が「許さなくても大丈夫ですよ」といった言葉に救われました。

どうしても父親を許せないという感情があったからです。

それが大きな安心感でした。

「あんなに嫌いなやつを許した方がいいんだろうな」

自分がつらい状態から抜け出すのに、本などを読んで理解はしていました。

頭ではわかっていたのですが、はらわたが煮えくり返るような怒りや恐怖でいっぱいでした。

できることなら、同じ苦しみを与えてやりたいとさえ思っていました。


でも、先生が許さなくていいと言ってくれたので、こんな感情を持っている自分でもいいんだと思えました。

「そんなにされたら、普通は傷ついて恨んでも当たり前ですよ」と言ってくれました。


そして、さらに先生にワークを進めもらううちに、怒りや恐怖が薄くなりました。

不思議でした。

何十年も父親への怒りと恐怖を抱えていたのに、それがわかるくらい薄くなっていくのです。

なんともなくなった今では、まぁ「許してもいいかな?父も過去に何かあったのかな?」と思っています。

先生からは「許さなくてもいいよ」と言われたのに、許してしまおうかなと思う自分がいます。

これはワークのおかげなんでしょうね。


今は、職場の父と同じタイプの人とも、事務的に普通に話が出来るようになりました。

あと、心が溶けてきたようで、感情を感じるようになっています。

楽しい事や嬉しいことも感じるようになってきました。

最近「穏やかだね」と友人にも言われるようになりました。

本当にありがとうございました。

何かありましたら、またお願いしたいと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


NLPでは感情を直接扱うことが出来ます。

セッションでは、この方の父親への怒りや恐怖を、取り除くことをおこなっていきました。

その結果、心が防御する必要がなくなったので、感情を感じることができるようになったのです。

彼自身のインナーチャイルドは今は健やかに笑っているそうです。


いかがでしょうか?

感情の扱いに困ってしまった方。

感情を感じなくて困っている方。

どちらにしても、あなたのインナーチャイルドを癒すことで、感情を取り戻すことが出来るかもしれません。


ご興味のある方は体験セミナーへお越しいただけると嬉しいです。

アダルトチルドレンのつらさ,症状は人それぞれです

こんにちは。e261c3f70b6f245360bed00f26c0c5a1_s.jpg

日本NLP学院の岩渕です。

アダルトチルドレンの人が感じる生きづらさ,症状は様々です。

それは、両親の影響とそれによって出来上がった個人のタイプによるものですね。

タイプとしては、

・ヒーロータイプ
・スケープゴートタイプ
・ロストワンタイプ
・ピエロタイプ
・イネイブラータイプ
・プリンス、プリンセスタイプ
・プラケータータイプ
(タイプの詳細についてはこちらをご覧ください→アダルトチルドレンタイプ

これらの人でも

・愛情不足を感じる人
・憎しみや、怒りが強い人
・悲しみ、孤独感が強い人
・無感情に見えてしまう人
・見捨てられ不安が強い人
・幸せになる気がしない人

などなど、感じ方もそれぞれです。

中には様々なつらさが入り混じってしまう方もいます。


でも、どんなアダルトチルドレンの人でも、今まで最善を尽くしたんだということを知ってください。


子どものあなたは、生きていくのに、

できる限りのことを精一杯してきたんです。

だから、自分を責める必要はありません。


そして、今までのパターンやコミュニケーションを変えることはできるということも知ってください。

そして、あなたのセルフイメージや性格と言われたことも変わっていきます。

あたらしい自分に変わることも、新しい人生を手に入れることも可能なのです。


今は、必要ではないパターンを手放す。

今、ここを生きること。

恐れや感情を手放すこと。

そんなことが、あなたにも必ずできるのです。


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子どもには無条件で愛される経験が必要です。

●子供には無条件で愛される経験が必要です。d07433943c2e7432c94dc985f4d2fd60_m.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像   

こんにちは。

日本NLP学院講師、心理カウンセラーの岩渕です。

私たちは幼少期に無条件に愛されるという経験が必要です。

無条件に愛されるとはどういうことでしょうか?


私たちは幼ければ幼いほど、誰かの手助けなしに生きてはいられません。

食事や睡眠、おむつの交換などなど、幼少期を快適に過ごすためにはたくさんの手助けが必要です。

人間は野生動物よりも大人になるのが遅く、子供の時間がとても長いです。

人格を形成するのに、それは多くの時間と愛情が必要です。

人間は誰もが産まれてからすぐに人の手を借りる経験をします。

それは、誰かのために何かをしなくても、存在するというだけで愛される経験です。

そのような経験は自分の存在を肯定し、生きるための力になっていきます。

誰しも、そのような経験はあるはずです。

しかし…。

アダルトチルドレンの方は、そのような経験にまじって恐怖や不安、緊張感が多かったのかもしれません。

泣けば怒られ、わがままを言えば怒られ、両親は喧嘩の毎日。

本来、安心感の中で過ごすからこそ、無条件の愛を栄養と出来るわけです。

それが、恐怖や不安、緊張などのネガティブな中では、子供は次のような目的を持つようになります。

・親に迷惑をかけないようにする
・親が怒らないようにする

子どもは本来、自由気ままに感情豊かに表現して、それでも愛される経験が必要です。

それなのに、毒親の子供は生きていくためにこのような違う思い込みを身につけていきます。

・私は「○○していないと」愛されない

裏を返すと

・何かをしていない、得ていない、出来ていない私は価値がない、愛されない

と刷り込まれてしまうのです。

アダルトチルドレンの方はこのような呪縛に囚われることが、多々見受けられます。

私が出会う方々にも、次のような方たちが多く見受けられます。

「お兄ちゃん、お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」

「こんな成績の子はうちの子じゃありません」

「隣の子みたいに、良い子だったら良かったのに」

一見、躾の範疇のような気もします。

そして、このようなことが経験としてあるからこそ、個性も生まれます。

じゃあ、何が問題なのか?

それは要はバランスです。

産まれてすぐに、極端なことを言われても出来ないこともあります。

発達の段階で、順序だてて適切に学んでいく必要があるのは事実です。

アダルトチルドレンの方は、

・無条件に愛された経験
・条件付けで愛された経験

このバランスがものすごく悪いことがわかります。

「条件付きの愛情」に偏って育った子供は、歪んでしまいます。

子供は(大人もですが)、生まれて、育てられる時に「存在自体」を無条件に愛してほしいのです。

存在を認められた子は、どんどん自由に、自分の能力を発揮して、成長していきます。

そして、その子も、「無条件の愛」を与えられる人になります。

「あなたはあなたのままでいい」

人は誰しも、その経験が心が震えるほど嬉しいはずです。

その軸があってこそ、たくさんのチャレンジができたり、自信を持って自分の人生を歩めるのです。

もしも、そのような経験が少ない場合はどうするか?

心理療法的には自己慈愛をおこなって、自分を育て直すことがとても役に立ちますよ。



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