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心理カウンセラーになるには ⑨自分と向き合う客観視の具体的な方法

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

今日は、自分と向き合う客観視の具体的な方法についてお話ししますね。

目次

1、心理カウンセラーになるには ①カウンセラー自らが自分と向き合うことの大切さ
2、心理カウンセラーになるには ②自分と向き合うってどういうこと?
3、心理カウンセラーになるには ③自分と向き合って今の現状を理解しよう
4、心理カウンセラーになるには ④自分と向き合うことは世界が変わるということ
5、心理カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す
6、心理カウンセラーになるには ⑥自分と向き合うために客観的になる能力を磨く
7、心理カウンセラーになるには ⑦自分と向き合い続ける勇気が必要
8、心理カウンセラーになるには ⑧自分と向き合って自己肯定感を上げること
9、心理カウンセラーになるには ⑨自分と向き合う客観視の具体的な方法
10、心理カウンセラーになるには ⑩自分と向き合うセルフイメージを変える具体的な方


●心理カウンセラーになるには ⑨自分と向き合う客観視の具体的な方法

客観的に見た方がいいよ!

なんて言われても、実際に習うことはなかなかないですよね。

講座では、なるべくわかりやすく皆さんに体験していただくのですが、今日は説明してみましょう。

私たちは、自分の視点と自分を外から見る視点を持っています。

kagami.jpg例えば、服装を選ぶ時。

自分の好みで選んでいるのなら、自分の視点、いわゆる主観で選んでいるということです。

その服が好きとか嫌いとか、ちょっと感情が入るような判断をするんですね。

では、デートに行くとき。

この服が好きだからこの服で行こう!は自分の視点です。

これが、もしも、相手の好みに合わせるのなら、相手の視点で見ているということです。

彼が好きな服で行こう!は彼視点。

でも、残念ながらこれは「相手の視点」なので客観視ではありません。

これが、もしも「場にふさわしい服装にしよう」だと客観的に物事を見ているということになります。

第三者が見ても恥ずかしくない格好で周りに合わせている。

そんな場合が客観視になりますね。

じゃあ、練習は具体的にどうするのか?

以前にもお伝えしましたが、あらためてお伝えしますね。

鏡で見る

先ほどのデートだったり、場に合わせる服装だったり、そういうおしゃれな人は視点を切り替えている可能性が高いです。

そういう意味では、女子の方が得意な人は多いかもしれませんね。

でも、ポイントは独りよがりにならないことです。

あくまで、第三者が見たらどう思うかを意識することですね。

自撮りして写真や動画で見る

jidori.jpg実は、こっちの方が客観的です。

鏡の世界は実は左右が逆なんです。

写真や動画は外から見た正しい視点。

知っていました?

今は写真や動画がお手軽な世の中ですから、自分を見るならスマホや携帯、フェイスブックでもインスタグラムでも使って自撮りをして、表情などチェックしてみたらいいですよ。

友達といる時、家族といる時、自分はどんな表情をしているでしょうね?

キラキラ輝いていますか?

心理的に自信をつけたいのなら、写真や動画の中の自分を褒めたり認めたりしてくださいね。

写真や動画の中の自分をしっかりと頭の中でイメージできるようになると、客観視しやすくなります。

芸能人の優れた方は、自分が今どんな表情でカメラに写っているのかわかっているそうですよ。

あなたも自分を外からイメージしましょう。

まとめ

常に自分を観察しながら、「今、他人から見たらどんな振る舞い?行動?表情?気持ち?」なんて意識していると客観視の練習になります。

周囲とどんな関りをしているかも、常に意識すると修正しやすくなります。

是非チャレンジしてくださいね。



NLP×マインドフルネス= 進化版NLP アドバンスドNLP
NLPカウンセラー養成スクール,NLPカウンセリング資格取得
日本NLP学院 東京/新宿校,神奈川/横浜校 開催中



心理カウンセラーになるには ⑧自分と向き合って自己肯定感を上げること

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

今日は、自分と向き合って自己肯定感を上げることの大切さをお話ししますね。

目次

1、心理カウンセラーになるには ①カウンセラー自らが自分と向き合うことの大切さ
2、心理カウンセラーになるには ②自分と向き合うってどういうこと?
3、心理カウンセラーになるには ③自分と向き合って今の現状を理解しよう
4、心理カウンセラーになるには ④自分と向き合うことは世界が変わるということ
5、心理カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す
6、心理カウンセラーになるには ⑥自分と向き合うために客観的になる能力を磨く
7、心理カウンセラーになるには ⑦自分と向き合い続ける勇気が必要
8、心理カウンセラーになるには ⑧自分と向き合って自己肯定感を上げること
9、心理カウンセラーになるには ⑨自分と向き合う客観視の具体的な方法
10、心理カウンセラーになるには ⑩自分と向き合うセルフイメージを変える具体的な方


●心理カウンセラーになるには ⑧自分と向き合って自己肯定感を上げること

自己肯定感を上げる

counselor15.jpgみなさんは自分に自信が持てていますか?

自分が自分で良いと思えていますか?

自分のことが大好きですか?


自己肯定感が高い人は、とても輝いて見えますね。

そんな人のようになるためには、どうしたらいいでしょう?

それに、自分と向き合うという課題をおこなっていると、よく自分の嫌なところが目に付いたりします。

そうすると、かえってへこむこともあるかもしれませんね。

「こんな自分嫌だ…」「気が付かなきゃよかった」

そんな風に思うこともあるかもしれません。

でも、もしもそこから抜け出したいのであれば、次のことをします。


自分を認める、褒めるということが大切

自己肯定感を上げるには、自分を褒めたり認めたりすることが大切です。

そうすると「褒めるところなんて見つからない」という方がいたりします。

いえいえ、そんな自分だからこそ認めてあげて、褒めてあげるんです。

一見、矛盾していますが、取り組まなければ始まりません。

自分と向き合うためには、良い部分を見つけて褒めることがとっても大切なんです。

どんな人でも良いところもあれば、悪いところもある。

それは普通のこと。

そして、悪いところに目が行くのは、人である限りしょうがないところでもあります。

でも、もしもそのまま放っておいても、あなたの内面は意外と外側に伝わっています。

「自分に自信がないなぁ」「自分のこと嫌いだなぁ」

そのネガティブな思いはちゃんと表れてしまう。

では、どうしましょうか?


まず第一に、もしもなんとかしたいなら、ネガティブな思いを良くするにはエネルギーが必要です。

ネガティブが強ければ強いほど、エネルギーはたっぷり必要です。

どうやってエネルギーを蓄えましょうか?

人に褒めてもらいますか?

でも、「そんなに褒めてもらえるなら悩んでいない!」

そういう声が聞こえそうです。

では、どうしたら良いでしょうか?


自己肯定感を上げることは、自分でエネルギーを蓄えるということ

counselor16.jpgこれは、自分でエネルギーを蓄えるしかなさそうです。

エネルギーは、自分で自分を褒めて認めることで、あなたの内面から湧いてくるものなのです。

これは、あなたがあなたの一番の味方でいるということ。

自分のことを輝かせるためには、自分が自分を肯定してあげましょう。

そして、誰よりも自分を認めて褒めてあげましょう。

1,長所はおおいに褒めよう
長所は伸ばすに限ります。

あなたの素敵な部分はどんどん伸ばしていきましょうね。

2,些細なことも褒めよう、認めよう
褒める、認めるというのは、私たちには栄養です。

どうやら赤ちゃんと言うのは生まれた時から言葉の真意を理解しているようです。

好きと言われた時と嫌いと言われた時の赤ちゃんの脳波が違うようなのですね。

私たちがいつも気分よくいるためには、褒める、認めるがとても重要なのです。

3,自信がない人は繰り返し認めよう、褒めよう
写真や動画で自撮りをして、褒めたり認めたりするといいですよ。

客観的に友人を褒めるように、思い切り褒めてあげましょう。

繰り返しをすることで、自信がないという気持ちが少しずつ変わってきます。

4,ありのままを褒めよう、認めよう
ありのままを褒めて、認めるのも大事です。

ありのままとは、自分の存在に対する価値です。

あなたは生まれて間もない時から、そのままでずっと価値があるのです。

大人になる間に「あれが出来なきゃ褒められない」「これをしなきゃ認められない」と条件が増えてきました。

それら条件を全て横において、ありのままの自分を認めて褒めましょう。

ここがしっかりと大地に根付いているのと浮ついてグラグラしているのとでは、かなり違いが出ます。

ネガティブな時でも、そんな自分を認めましょう。

こうやって頑張っている自分を認めましょうね。


まとめ

いかがですか?

自分と向き合ってたくさん栄養をあげることで、あなたの内面は育ち輝きを増します。

自己肯定感の高い人は自信が満ち溢れて輝いています。

心理カウンセラーとしても自己肯定感はとても大切です。

自分を大事に思っていない人に、大切にしてねって言われてもなんだかしっくりこないですからね。

みなさんも自己肯定感をあげて、自分を大切にしましょうね。


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NLPカウンセラー養成,NLPカウンセリング資格取得
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心理カウンセラーになるには ⑦自分と向き合い続ける勇気が必要

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

今日は、自分と向き合うということは継続が大切ということをお話ししますね。

1、心理カウンセラーになるには ①カウンセラー自らが自分と向き合うことの大切さ
2、心理カウンセラーになるには ②自分と向き合うってどういうこと?
3、心理カウンセラーになるには ③自分と向き合って今の現状を理解しよう
4、心理カウンセラーになるには ④自分と向き合うことは世界が変わるということ
5、心理カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す
6、心理カウンセラーになるには ⑥自分と向き合うために客観的になる能力を磨く
7、心理カウンセラーになるには ⑦自分と向き合い続ける勇気が必要
8、心理カウンセラーになるには ⑧自分と向き合って自己肯定感を上げること
9、心理カウンセラーになるには ⑨自分と向き合う客観視の具体的な方法
10、心理カウンセラーになるには ⑩自分と向き合うセルフイメージを変える具体的な方


●心理カウンセラーになるには ⑦自分と向き合い続ける勇気が必要

mukiau.jpg
自分にとって嫌な部分はどんなところでしたか?

気づきたくなかった。。。

なんてことは起きていませんか?

気づいてよかったんですよ。

気づいたからこそ、変えることが出来るというもの。

あなたが変わる第一歩が、自分と向き合って気づいたからこそ生まれたのです。

そして、ネガティブなあなたも意味があって存在していました。

多くはあなたを守るため。

あなた自身の過去や自分を嫌ってはいけません。

そんな自分すらも受け入れて、前へ進むことが大切なのです。

自己を尊重するということ

ありのままの自分を受け入れるということはとても大切。

自分のネガティブな部分は、とかく見たくないし、忘れてしまいたいし、嫌いになりがちです。

でも、ネガティブな部分も受け入れて、そんな自分に対して愛情込めて接していくことが、自分の土台を育てます。

ありのままの自分を認めてあげることを自己尊重と言います。

自己肯定感とは少し違います。

傷ついたり、ネガティブな部分も含めて、認め愛情を込めて癒す。

そういうことが自己尊重です。

その中で癒され、ネガティブな部分が減ったり、自分を好きになっていくことが自己肯定感であり、そして自己肯定感が育つということです。

自己を尊重せずに、自己肯定感を無理やり上げることは良くありません。

傷ついた部分は、放っておくと何かしらの歪みになるからです。

すごく前向きなことを言っているのに、なんだか辛そう…。

そんな人に出会ったら、自己肯定感を無理やり上げている可能性があります。

自分と向き合い続けること

mukiaitudukeru.jpgまず、私たちは自分の課題に気づいた時点で心理的に問題から切り離されます。

そうすると、心理的に客観的に考えることが始まります。

でも、その後が大切です。

気づいたら自分のことを観察し続けて、自覚し続けることがポイントです。

私たちはせっかく気づいても普段の忙しさに流されて忘れがちです。

常に気づいているということは、ちょっと大変かもしれません。

例えば、怒りやすいのであれば

・怒りやすいんだよなぁと自覚し続ける

ことなのです。

そうすると、徐々に怒りやすい自分ではなくなってきます。

もちろん、怒らない努力も必要ですよ。

アンガーマネージメント(怒りのセルフマネージメント)

ikari.jpg例えば、怒りそうな時はこんなことが出来ます。

自分の怒りをそのままにしないで、落ち着かせる行為をアンガーマネージメントと言います。

イライラしたら次のようなことを試してみましょう。

まず、怒りそうになったり、怒ってしまったら、5分ほど深呼吸をして待ちましょうね。

5分から6分ほど待つと、怒りはピークを過ぎます。

その時に、怒ってしまった場所や怒りの対象から物理的に離れるということも効果的です。

また、イライラしている身体の部分に少しだけ触れて「大丈夫」と声をかけるのも効果的です。

どういうことかというと、フォーカシングという心理療法などでも身体の感覚をある人格のように扱うという手法があります。

イライラしたのが「頭」なのであれば、その頭の感覚に向けて「大丈夫」となだめてあげる方法です。

自分と向き合い続けるメリット

自分と向き合っている人、常に自分を観察し続けている人は、自分の状態に気が付いているとも言えます。

・あの人嫌い(感情強い)

・私はあの人が嫌いなんだなぁ

・あの人を見たら不快な感情が出てきたなぁ(感情弱い)

違いがわかりますか?

上から順番に感情の強さが違います。

この3つは心理的な視点で見ると雲泥の差です。

当たり前ですが、ほとんど多くの人が「あの人嫌い!」ってなっているんです。

別の例では、「あの人嫌い!って思っている自分が嫌い!」っていうのもありますね。

どちらにしても、それは、問題の中にどっぷりつかっていると言うこと。

自分が自分の状態に気が付くということは、すでに問題から「ちょっと離れた」と言うことなのです。

そうするとイライラする自分から変わっていけます。

まとめ

ネガティブはネガティブとして認めることが大切。

それが、自己を尊重して自分の土台になり、そのうえで自己肯定感を上げましょう。

自分と向き合ったら、常に自分の状態に気づいて自覚し続けること。

ちょっと大変かもですが、チャレンジしてみてくださいね。

これを続けられるようになるとイライラから段々解放される方向へ向かっていきますよ。

心理カウンセラーになりたいあなたはクライエントと向き合うためにも自分と向き合いましょうね。


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心理カウンセラーになるには ⑥自分と向き合うために客観的になる能力を磨く

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

今日は、自分と向き合うために客観的能力を磨くということをお話ししますね。

目次

1、心理カウンセラーになるには ①カウンセラー自らが自分と向き合うことの大切さ
2、心理カウンセラーになるには ②自分と向き合うってどういうこと?
3、心理カウンセラーになるには ③自分と向き合って今の現状を理解しよう
4、心理カウンセラーになるには ④自分と向き合うことは世界が変わるということ
5、心理カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す
6、心理カウンセラーになるには ⑥自分と向き合うために客観的になる能力を磨く
7、心理カウンセラーになるには ⑦自分と向き合い続ける勇気が必要
8、心理カウンセラーになるには ⑧自分と向き合って自己肯定感を上げること
9、心理カウンセラーになるには ⑨自分と向き合う客観視の具体的な方法
10、心理カウンセラーになるには ⑩自分と向き合うセルフイメージを変える具体的な方


●心理カウンセラーになるには ⑥自分と向き合うために客観的になる能力を磨く

counselor8.jpg
自分と向き合うには俯瞰的な視点、冷静になって自分を見つめる視点が必要です。

それは客観的になり、「自分を他人のように見つめ直す」ということです。

客観的な能力は誰にでもあるのですが、私たちはなかなか主観と客観の区別が出来ません。

では、どうやって客観的な能力を磨けばいいのでしょう。

順を追って説明しますね。

視点は3つある 1、自分の立場(自分の視点)

counselor9.jpg私たちは自分の視点というものを持っています。

自分の視点というのは、自分の価値観、自分の信念、経験などを通して様々なことを理解したり、判断したりする視点です。

そこには自分の感情や思いが生まれます。

自分の視点は主観とも言えます。

通常何も考えなければ、私たちは主観の世界にいることが多いです。

楽しいことは楽しく、悲しいことは悲しく、感情によって心が揺さぶられることを強く感じます。

心が正常に働いている場合は、心が動くことをしっかりと感じることができます。

視点は3つある 2、相手の立場(あなたの視点)

counselor10.jpgしかし、私たちは他の視点で物を見ることもできます。

例えば、コミュニケーションの相手側の視点。

言語の学習では2人称(あなた)の視点と言えます。

ちなみに、私の視点は1人称ですね。

外国の人から見ると、日本人は性質上、相手の立場に立ちやすいと言えるようです。

震災が起きても、暴動やパニックなど起こさずに節度を守って行動する日本人に、外国の人は驚きを隠せなかったそうです。

人に対する思いやりや優しさ、おもてなしの心が、日本人が相手の立場に立ちやすい事を表していると言えるかもしれません。

また、日本人は昔から比較的狭い社会にいるからとも言えるかもしれません。

狭い社会の中では、自己を主張するよりもお互いを意識しなければ生活しにくかったと言えます。

視点は3つある 3、他人の立場(客観的視点)

counselor11.jpgでは、客観的になるとはどの立場なのでしょう。

答えは3人称の第三者の視点です。

この立場に立つと、私とあなたという1人称、2人称の二人から離れて物事を見ることが出来ます。

私とあなたの利害関係から離れてものを見ることが出来ると言えます。

それは、スポーツをジャッジする公平な審判のような視点ですね。

客観的に見ることで自分と向き合える

自分と向き合うためには、自分のことを客観的に見られるようにすればいいのです。

客観的になると自分の思いから離れられます。

その結果として

・落ち着く
・冷静になる
・余裕が持てる

ということが挙げられます。

そして、自分を外から眺めて分析することが出来ます。

冷静じゃないと自分のことを上手く見ることはできません。

どうしても自分に肩入れしたくなるものです。

客観的に見ることが出来ると自分の気づきも増えて、改善もしやすくなります。

客観的になる練習

頭ではわかるけれど、具体的にはどうすればいいの?

そうですね。

どうやって練習したらいいのか、以下に方法をお伝えしますね。

書くことで自分のことをアウトプットする

counselor12.jpg文章にして自分のことを書いてみましょう。

あなたがどんな人なのかを書いていくのです。

なんでもいいのですが、好きなこと、趣味、食べ物の好み、服装、本当はこうなりたいとか。

ネガティブなことも書いてみましょう。

嫌いな人、苦手なもの、嫌いな癖とか。

書くことで、課題と離れやすくなるし、あらためて考えやすくなります。

また、自分事として背負っているものも軽くなったりします。

まず、なんでもいいから書いてみる。

そこから始めることをお勧めします。

そうすると新しい発見があったりするものです。

あらためて自分に対する理解が深まったりします。

どんなことを書いていくか


ネガティブな思考パターンを書いてみる

counselor13.jpg日ごろ、何を考えていますか?

私たちは日頃常に思考が動いています。

捉えられるものは意識に上がりますが、捉えられないものは無意識の領域です。

どちらも雑念ですね。

普段は意識していないような無意識の雑念にも気が付いてみましょう。

無意識的に自分の心が何に囚われているか、どんな傾向か知ることはとても大事です。

街中や人混みで暗い顔をしている人は、きっとネガティブなことに支配されています。

もしも日常的にネガティブな思考をしているのなら、きっとあなたも暗い顔をしているかも。

マインドフルネスをして、ゆっくりと呼吸をしながら雑念を感じてみるのもお勧めです。

いかにいろんなことに心を奪われているかわかりますよ。

ポジティブな思考パターンを書いてみる

楽しい時とか嬉しいとき、どんなことを考えていますか?

自分のことで難しければ、あなたが好きな輝いている人について書いてもいいです。

どんなことを考えているんでしょうね?

そんな人は悩みがないの?いえいえ、みんな悩みはあるでしょう。

でも、輝いている人はそんなことも前向きに考えている可能性があります。

例えば、根拠のない自信があったりとか。

そんな輝いている人が何を考えているか、自分に取り込んでみるのもいいかもしれません。

ポジティブになっている自分がわかったら、その時間を増やしましょう。

その時間を増やすことはあなたの生活にうるおいを与えます。

ネガティブ行動パターンを書いてみる

さっきは思考パターンを書きました。

今度は行動パターンを書きましょう。

ネガティブだったり、頭がごちゃごちゃしている時ってなんか余計なことしませんか?

例えば、買わなくていいもの買っちゃったり。

友達に余計なこと言っちゃったり。

そう、ネガティブなときは、変な行動をしてしまうものです。

行動が変な時に、「私、ネガティブだな」って気づくこともあります。

ネガティブな自分に気がついたら注意しましょうね。

いつもよりも慎重な行動を心がけて、感情のままに動きすぎないようにしましょう。

ポジティブ行動パターンを書いてみる

counselor14.jpgネガティブなことが書けたら、今度はポジティブな行動パターンも書いてみましょう。

なんか、何をやってもうまくいく気がしたり、素敵な出会いや楽しいことが舞い込んで来たり、そんな時はどんなことをしてますか?

ポジティブなことは連鎖します。

あなたが気分よく過ごしていると、どんどん素敵なことが降ってきます。

上手くいっているパターンは良く使うようにしましょう。

書いたら対処法を考える

ネガティブなパターンがわかったら、どうしたらいいのか考えてみましょう。

ポイントは

・まったく違う誰かになって考えてみること

あなたの生活に関係ない人になると、本当に客観的になります。

なんか難しいなと思ったら、あなたの課題に対して答えのでそうな憧れの人を思い浮かべてみましょう。

タレントでもモデルでも俳優でも、あの人だったらどんな答えを出すだろう?と考えてみてください。

きっと今までと違う考え方が生まれてくるはずです。

そうしたら、ネガティブな自分から離れて対処法を探しましょう。

きっと現状を打開するような素敵な答えが見つかると思います。

まとめ 自分と向き合うには客観的な視点が必要

いかがですか?

自分のことを振り返るには、自分の思いから離れなければ上手くできません。

上手くいっていないところから良い変化をもたらすには、違う視点を持つこと。

違う視点は、あなたの価値観を豊かにしますし、心も大きく育てます。

そのために、自分のことを書くことから始めてみましょう。

5分でも10分でもいいんです。

是非、試してくださいね。


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心理カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

目次

1、心理カウンセラーになるには ①カウンセラー自らが自分と向き合うことの大切さ
2、心理カウンセラーになるには ②自分と向き合うってどういうこと?
3、心理カウンセラーになるには ③自分と向き合って今の現状を理解しよう
4、心理カウンセラーになるには ④自分と向き合うことは世界が変わるということ
5、心理カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す
6、心理カウンセラーになるには ⑥自分と向き合うために客観的になる能力を磨く
7、心理カウンセラーになるには ⑦自分と向き合い続ける勇気が必要
8、心理カウンセラーになるには ⑧自分と向き合って自己肯定感を上げること
9、心理カウンセラーになるには ⑨自分と向き合う客観視の具体的な方法
10、心理カウンセラーになるには ⑩自分と向き合うセルフイメージを変える具体的な方


●心理カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す

認知の歪みに気づく

nayamu.jpgみなさんは認知の歪みはありませんか?

認知の歪み、別の言い方をすると考え方の癖、思い癖です。

どういうことでしょう。

私たちは、外の世界に意味をつけながら生きています。

自分の価値観や信念などを元に、様々な物事に意味づけしているのです。

そこには、ただの事実と違って、私たちが付ける意味があります。

ポジティブな場合の例で言うと、富士山を眺めながら「素晴らしい」と感じるならば、素晴らしいという意味づけをしたということなのです。

でも、事実は「富士山」とだけ言えます。

事実であれば、日本一高い山とも言えますね。

客観的に数値化したり、知覚ベースで言えることだけが事実であり、感情や感覚をもとに話す場合は意味づけをしているのです。

もう少しわかりやすい話で言うと、例えば半分の水の入ったコップがあるとします。

・水がこれしか入っていない

と取るか

・水がこんなに入っている

と取るか。

上は足りない部分に意識が行き、下は水に意識が行っているといえます。

でも、事実は「コップに水が入っている」という風に言えるのです。

このような意味づけは、私たちは生きている限りずっと続いています。

そして、それがネガティブな思い癖から発している場合、私たちは生きづらさを感じる可能性があります。

以下のような人は認知の歪みがある可能性があります。

・ネガティブになりやすい人
・ストレスを感じやすい人
・対人コミュニケーションにつまづきやすい人
・不安や緊張が強い人


多かれ少なかれ人は認知の偏りがあります。

偏りと言うとネガティブな感じがしますが、認知の個性と言ってもいいかもしれません。

ただ個性と言い切れないのは、歪みが行き過ぎていると、周囲との軋轢が出来たりして生きづらさを感じやすい部分です。

心理カウンセラーになりたい人は、自分の認知の歪みに気が付くことが大切です。

自分の歪みや考え方の癖を知ることで、クライエントの癖に気が付きやすくもなります。

自分のことを練習に使えばいいんですね。

ここでよく知られているバーンズの10種類の認知の歪みをご紹介します。

以下のような考え方の癖があると、ストレスを受けやすいです。

バーンズの10種類の認知の歪み


全か無か思考 白黒つけたグレーゾーンがない極端な考え方

例)もしもこの仕事を引き受けるのなら、完璧に出来るまで仕上げてやる。
自分の価値観の中で「完璧」な状態を追います。多くは個人の取り方です。いつまでも追うのでエネルギーを使い切ってしまいます。

過度の一般化 少ない経験で行き過ぎた一般化をする考え方

例)今日乗った電車で20代の男性が席に寝転がっていた。最近の若者はみんな躾がなっていない。
20代の男性、若者がみんな躾がなっていないとどうしてわかるのでしょう?

心のフィルター 悪い方にばかり目が行く考え方

例)運動をしても身体が痛くなるし、急に動いても身体がついていかないし、余計具合が悪くなる。
運動をすることで、身体が強くなるし、調子も良くなります。そういう可能性を全て排除し、悪い方しか見ていません。

拡大解釈と過小評価 ネガティブを大きくポジティブを小さく考える考え方

例)だめだ。テストで20点もミスしてしまった。
80点取れた!と考えられずに、ミスの方に目が行きます。

感情的決めつけ 自分の感情ありきで考える考え方

例)職場ですごく疎外感を感じてやりきれない。みんな私なんていない方がいいと思っているに違いない。
自分のマイナスの感情が先に立って、いない方がいいと思っていると決めつけてしまいます。

マイナス化思考 なんでも悪いことに結び付ける考え方

例)今日は上司に褒められたけれど、今までのミスのことを考えたらただの穴埋めのラッキーでしかない。
なんでも悪いことに結びつけてしまいます。良いこと自体を感じようとしません。

結論の飛躍 以下の二つ


①心の読みすぎ 悪い方に深読みする考え方

例)あの人の笑い方は癇に障る。今もきっと悪いことを考えているに違いない。
悪いことを考えているかどうかは、事実はその人に確認しないとわかりません。

②先読みの誤り 未来に起こることが悪い方だと決めつける考え方

例)今日テストに失敗したから、たぶん明日のテストも全部だめだと思う。
今日のテストと明日のテストの関連性は実はありません。未来のことを悪く考えてしまいます。

すべき思考 追い込んでしまう考え方

例)男は人前で泣くものではない。泣き言を言うものではない。
自分にも人にもその価値観で接します。そうではない時を考えられません。

レッテル貼り 根拠のない決めつけをする考え方

例)あの上司はいつもいつも機嫌が悪い。本当に嫌な奴だ。
いつも機嫌が悪いわけではないでしょう。それを嫌な奴と決めつけてしまっています。

個人化 なんでも自分のせいにする考え方

例)あの上司が今日機嫌が悪いのは、きっと昨日の私のミスのせいだ。
事実が確認できていないのに、全部自分のせいにしてしまっています。


いかがでしょうか?

annsin1.jpg私たちのネガティブな発想は、ほとんどがこの中に入りそうです。

ただ、このようなことがあるからと言って、落ち込むことはありません。

気にならないくらいなら、そっとしておいてもいいのです。

あくまで、行き過ぎて辛い思いをしているのなら、何かの手を打った方がいいということです。

自分の考え方の癖がわかると改善をすることができますよ。

是非、心理カウンセラーになりたい方は知っておいてくださいね。


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心理カウンセラーになるには ④自分と向き合うことは世界が変わるということ

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

目次

1、心理カウンセラーになるには ①カウンセラー自らが自分と向き合うことの大切さ
2、心理カウンセラーになるには ②自分と向き合うってどういうこと?
3、心理カウンセラーになるには ③自分と向き合って今の現状を理解しよう
4、心理カウンセラーになるには ④自分と向き合うことは世界が変わるということ
5、心理カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す
6、心理カウンセラーになるには ⑥自分と向き合うために客観的になる能力を磨く
7、心理カウンセラーになるには ⑦自分と向き合い続ける勇気が必要
8、心理カウンセラーになるには ⑧自分と向き合って自己肯定感を上げること
9、心理カウンセラーになるには ⑨自分と向き合う客観視の具体的な方法
10、心理カウンセラーになるには ⑩自分と向き合うセルフイメージを変える具体的な方


●心理カウンセラーになるには ④自分と向き合うことは世界が変わるということ

自分が変われば世界が変わる

counselor6.jpgあなたも聞いたことありませんか?

・自分が変われば世界が変わる

・他人と過去は変えられない


心理の世界ではよく言われます。

あなたが、自分と向き合って変化を受け入れることで、状況は驚くほど変わったりするんです。

心理の世界では、まさしく真理です。

あなたが心理カウンセラーになるとしたら、是非、体験してほしいことです。

あなたがこの経験や実感なくして、クライエント対してに変化をしてくださいとは言えません。

心理カウンセラーはアドバイザーではない

友人、知人、職場の人に何かのアドバイスをする。

困っている家族に自分の考えや意見を言う。

本質的に、これらは心理カウンセラーの行為ではありません。

あえて例えるならアドバイザーです。

心理カウンセラー=アドバイザーであってはいけません。

アドバイザーはケース毎に解決案を出します。

最初の悩みが解決しても、次の悩みが出た時に、またあなたのもとにやってきます。

何かあるたびにあなたを頼ることは、依存になります。

それは心理的にクライエントが自立することを妨げる行為です。

また、アドバイザーは心理の世界では通用しません。

心理カウンセラーは、心を根本的に変化させることをおこなっていきます。

カウンセラーが注意する心の在り方

counselor7.jpg自分が変わるということは、自立して自ら変わろうとすることです。

心理カウンセラーも、自分から変わる経験をして欲しいのです。

人が元気になっていくのを支援する。

自分がそのことで、感謝されて気持ちが満たされる。

一見、素晴らしい循環のように見えますね。

でも、このことには注意してほしいポイントが隠されています。

心理カウンセラーが心理カウンセラーの力で解決すると思っている時、あなたはクライエントを依存させます。

また、心理カウンセラーが感謝されたいと思っている時、あなたはクライエントを中立に見られません。

もちろん、どんな仕事にも喜びややりがいは必要です。

でも、それを行き過ぎて求めるのは心理カウンセラーとして危ない傾向です。

多くの人を支援する職業の方(看護、介護、心理カウンセラーなど)でそれが強すぎると、いずれ「もらえない」時に出会います。

それが強すぎると、対象者の方への怒りや自分自身の挫折になります。

必ずしも、あなたがしたことに感謝が伴うとは限りません。

そのためには、自分の心を整えることや自分の価値観の軸を少し変えることが必要です。

他人は変えられないことを知る

もしも、あなたが誰かを変えようとしているのなら、すぐにやめましょう。

何年、何十年経っても自ら変わろうとしない人は変えられないといずれ気が付きます。

労力になんら報いません。

変わりたくない人は、いつまでも同じところで堂々巡りをし、人のアドバイスなど聞きません。

一番変えやすいのは自分だと気が付いてください。

あなたが変わることが、状況や世界を変える一番の早い方法なのです。

世の中変わりたくない人もいる

変わらない人は、問題がないのに自ら問題を生み出したりします。

同じ場所にいて、同じ時間を過ごしても、天国を経験する人と地獄を経験する人がいるのです。

地獄にいる人に天国の良さはなかなか伝わりません。

本人が気づかない限り。

本人が変わりたいと思ったら変わります。

でも、そうでない限りは、あなたが先に天国を経験する人になってください。

まとめ 自分が変わると世界が変わる経験はあなただけのもの

自分と向き合い、課題を解決したら、世界が変わることがわかります。

では、どんなことから始めたらいいのでしょう?

それは、自分の内面を知るということです。

人は、他人のことはよく気が付くけれど、自分のことに気が付きにくいのです。

自分のことはさておき、みなさんも人のことは良く気づきませんか?

私たちは、自分の外の世界というものを、知らず知らずに分析しています。

それだけ、私たちは外の世界に気づくことに長けています。

でも、自分のこと、自分の内側は見ないようにしがちです。

自分の内側に気づいたら怖い、否定してしまう、幻滅してしまうのではないか…。

・私ってこんなに嫌な人間だったんだ…

・あぁ、こんな性格気が付かなければよかった…

でも、負の感情も嫌な部分も人間だからあって当然です。

気づかないでほっとくのも手ですが、もしかしたら、周りから既に気づかれてるかもしれません。

そんなことではもったいないですよ。

少しでも自分が素敵になりたいのなら、気づいて改善したほうがいいですよね?

気がついたら、どんな風に生き直すのか対策が打てるようになります。

現状を知って、自分を変える。

そうすることであなたの輝きは増して、自ら世界を照らし始めていくのです。

心理カウンセラーになるために、自分が変わると世界が変わることを、是非体験してくださいね。

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心理カウンセラーになるには ③自分と向き合って今の現状を理解しよう

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

今日は、自分と向きあって今の現状を理解するという点をお伝えしますね。

目次

1、心理カウンセラーになるには ①カウンセラー自らが自分と向き合うことの大切さ
2、心理カウンセラーになるには ②自分と向き合うってどういうこと?
3、心理カウンセラーになるには ③自分と向き合って今の現状を理解しよう
4、心理カウンセラーになるには ④自分と向き合うことは世界が変わるということ
5、心理カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す
6、心理カウンセラーになるには ⑥自分と向き合うために客観的になる能力を磨く
7、心理カウンセラーになるには ⑦自分と向き合い続ける勇気が必要
8、心理カウンセラーになるには ⑧自分と向き合って自己肯定感を上げること
9、心理カウンセラーになるには ⑨自分と向き合う客観視の具体的な方法
10、心理カウンセラーになるには ⑩自分と向き合うセルフイメージを変える具体的な方


●心理カウンセラーになるには ③自分と向き合って今の自分の現状を理解しよう

自分と向き合って自分の現状を理解する。

counselor4.jpg②自分と向き合うってどういうこと?の章で以下のことをお伝えしました。

・自分を客観的に眺めて、どんな傾向があり、どんな課題があるのか?

・そのネガティブな課題や過去はどうやって癒すのか?

・どんな自分になりたいのか?

・どんな人生を歩んでいきたいのか?


それは、つまり現状の自分を理解することに他ならないのです。

これは、仕事でも勉強でも大切なことではないでしょうか?

現状を知らないと、対策も何も立てられません。

立てた対策の効率が良いとも限りません。

心のことでも同じです。

現状を把握すると、対策が立てられるのです。

自分の現状を把握するために書いてみる

現状を把握するのに出来ることはなんでしょう?

簡単なのは書いてみることです。

少しの時間で構いません。

自分のためにアウトプットする時間を作りましょう。

次のようなことを書いてみると、自分の現状や傾向が見つかりますよ。


★長所、短所

★どんな悩みがあるか

★何が強みで何が弱みか。得意、不得意。

★苦手、嫌いなことや人

★ネガティブな思い癖

☆どんな解決法があるか?

★どんな自分になりたいのか?

★どんな人生を歩みたいのか?

☆もしも叶っていたら、自分はどのような姿か?



書くことで人は客観的になりやすくなります。

外から考えることで、今までと違うひらめきが出たりするのです。

まとめ 現状を知ることで道が開けます

counselor5.jpgこのようにアウトプットするために書くことが大切です。

アウトプットしたら、自問自答によって自分を磨くことが大切です。

自分のために自分を見つめる時間を作りましょう。

現状を知ることで次の対抗策が打てます。

適切な行動が出来るのです。

人生は有限ですから無駄使いしている暇はありません。

あっという間に時間は過ぎます。

自分と向き合って、自分の現状を知ると言うことは、これからあなたの道を選択するのにとても重要なのです。

自分の心の課題を知って、自分をどう癒すか。

それが心理カウンセラーになるために必須のことなのです。



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心理カウンセラーになるには ②自分と向き合うってどういうこと?

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

今日は、自分と向き合うってどういうことだろう?という点をお伝えしますね。

目次

1、心理カウンセラーになるには ①カウンセラー自らが自分と向き合うことの大切さ
2、心理カウンセラーになるには ②自分と向き合うってどういうこと?
3、心理カウンセラーになるには ③自分と向き合って今の現状を理解しよう
4、心理カウンセラーになるには ④自分と向き合うことは世界が変わるということ
5、心理カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す
6、心理カウンセラーになるには ⑥自分と向き合うために客観的になる能力を磨く
7、心理カウンセラーになるには ⑦自分と向き合い続ける勇気が必要
8、心理カウンセラーになるには ⑧自分と向き合って自己肯定感を上げること
9、心理カウンセラーになるには ⑨自分と向き合う客観視の具体的な方法
10、心理カウンセラーになるには ⑩自分と向き合うセルフイメージを変える具体的な方



●心理カウンセラーになるには ②自分と向き合うってどういうこと?

自分と向き合うってどういうことでしょう?

ちょっと具体的ではない抽象的なこの言葉について、解説していきたいと思います。

自分と向き合うってわかりにくい??

counselor2.jpg今まで一生懸命生きてきて、楽しい思いもすれば、つらい思い、苦しい思いや悲しい思いもした。

そういう経験をしている自分は、すでに向き合っているというのではないでしょうか?

そんな風に思っている方がいらっしゃいます。

自分のことなんてわかっている!

そうですね。

でも、それだと誰でも心理カウンセラーになれちゃいますね。

自分と向き合うことへの誤解

自分と向き合うって…なんだか怖い。

そんな風に思う方もいるようです。

そもそも、自分と向き合うということに抵抗をお持ちの方もいるようです。

自分の過去の経験に蓋をして見ないようにしたり、記憶から抹消して忘れたことにする。

そんなこともよく聞きます。

・自分の過去を見たくない
・自分の深いところは知りたくない
・そういうことはめんどうくさい
・向き合って変わることが怖い

でも、安心していいんです。

そういう方って結構いらっしゃいます。

今まで見なかったことを知る。

知らなかったことに気が付く。

そういことは何だか怖い。

人は未知のものに対して、ある程度恐怖や不安を抱くのは当たり前なのです。

自分と向き合って自分が変わるということは、今まで経験したことがないこと。

そうであれば恐怖や不安があって当たり前です。

人間だから普通のこと。

見たくないものは見たくない。

自分と向き合わない人は誤解した上に損をする

でも、せっかくならより良い人生を送りたい。

多くの人がそう思っていると思います。

だったら、向き合って乗り越えてしまうことが、より良い人生への近道です。

でも、自分のことを深く見たり、知ったりしたら幻滅してしまうのではないか…。

そんな風に思う人もいるようです。

本当にそうでしょうか?

私は、自分と向き合って幻滅する人はあまり見たことがありません。

むしろ、向き合わないままで、自分に対して幻滅している人の方がよっぽど多いです。


自分と向き合う人って、何かを覚悟をしているのが伝わってきます。

どんな覚悟でしょう?

それは、自分を取り巻く周囲のことや自分自身を変えたいっていう覚悟です。

ほぼ全員が「より良くしたい」という指標で向き合います。

そういう人達は、とてもイキイキと輝いて見えます。

今や過去がどんな自分でも構わないんです。

実は「向き合おう」って覚悟した瞬間に変化は始まりだします。

自分と向き合わない人は

・他人の文句が多い
・愚痴が多い
・自分のことは棚に上げる
・羨む、妬む
・人のせいにしがち

厳しいことを言っていますが、そんな人が多いです。

やめた方がいいです。

自分で自分を苦しめるに他ならないし、運も人も去っていきます。

自分と向き合いだしたら変化は始まります

counselor3.jpg自分と向き合っている人は、自分のことで忙しいです。

誰かと嫌なことがあっても、自分がどうすればいいか、自分に何が出来るか考えたりしています。

自分と向き合い始めるということは、自分軸で生き始めたとも言えるかもしれません。

しっかりと自分軸で生きている人、自分のことを好きな人、自分と向き合っている人はエネルギーに満ち溢れています。

輝いていて、とても清々しく、その上魅力的です。

一緒にいるだけで、パワーがもらえます。

そんな人の周りには、人が集まったりします。

なぜなら、プラスのエネルギーのおすそ分けをもらえるし、居心地がいいからです。

ちなみに、自分軸というのは、独りよがりや自己中心的とは違います。

自分がしっかりしていることで、他人にも気をまわすことが出来るようになっている人のことです。

まとめ 自分と向き合うとはどういうこと?

では、自分と向き合うということはどういうことなのか?

それは、あなたが、あらためて自分のことを冷静に見つめて、考えて分析して癒し、良い未来へ向かうという作業です。

・自分を客観的に眺めて、どんな傾向があり、どんな課題があるのか?

・そのネガティブな課題や過去はどうやって癒すのか?

・どんな自分になりたいのか?

・どんな人生を歩んでいきたいのか?


自分を見つめることで、あなたの人生は輝きだします。

自分と向き合うということは、覚悟を決めた時点で、あなたにとってプラスのことがたくさんあります。

自分と向き合うことは、あなたの人生により良い変化を起こすということです。

その仕組みがわかったら、あなたは心理カウンセラーとしてクライエントに心理カウンセリングを提供することが出来るのです。

だからこそ、心理カウンセラーは自分と向き合うことが必須なのです。

いかがですか?

心理カウンセラーとして心を扱う仕事をしたいなら、まず自分のことに向き合いましょうね。

進みだしたあなたはきっと、素敵な未来へ向かうはずですよ。



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NLPカウンセラー養成,NLPカウンセリング資格取得
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心理カウンセラーになるには ①カウンセラー自らが自分と向き合うことの大切さ

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

今日のブログから数回にわけて、カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

こらからカウンセラーを目指す方は是非お読みくださいね。

目次

1、心理カウンセラーになるには ①カウンセラー自らが自分と向き合うことの大切さ
2、心理カウンセラーになるには ②自分と向き合うってどういうこと?
3、心理カウンセラーになるには ③自分と向き合って今の現状を理解しよう
4、心理カウンセラーになるには ④自分と向き合うことは世界が変わるということ
5、心理カウンセラーになるには ⑤自分と向き合って認知の歪みを直す
6、心理カウンセラーになるには ⑥自分と向き合うために客観的になる能力を磨く
7、心理カウンセラーになるには ⑦自分と向き合い続ける勇気が必要
8、心理カウンセラーになるには ⑧自分と向き合って自己肯定感を上げること
9、心理カウンセラーになるには ⑨自分と向き合う客観視の具体的な方法
10、心理カウンセラーになるには ⑩自分と向き合うセルフイメージを変える具体的な方



●心理カウンセラーになるには ①カウンセラー自らが自分と向き合うことの大切さ

心理カウンセラーは、なぜ自分と向き合わなければならないか

counselor0.jpgのサムネイル画像当たり前ですが、心理カウンセリングではクライエントさんが自分の悩みや課題と向き合います。

向き合っているクライエントさんの心はぐらぐらと揺れます。

そして、相手の心がぐらぐら揺れている時に、寄り添う人も揺れてしまうことがあります。

誰しもそんな経験がありますよね?

心が揺れている時の自分のことを思い出してください。

感情も不安定で、相手に引きずられて落ち込んでしまったり、疲れてしまったりしませんでしたか?

普通に家族や友人の話を聴いている時はそれでもいいと思います。

共感することで、相手は安心するのですから。

では、職業心理カウンセラーは揺れていてもいいのでしょうか?

何日間に一人を相手にするのなら、それでもいいのかもしれません。

でも、たくさんの人を毎日相手にする時、様々な相談を受ける時、たびたび落ち込んでは仕事として続きません。

では、どうしたらいいのでしょうか?


心理カウンセラーは自分と向き合って自分を癒すことが大切


それは、自分と向き合って自分の心を癒す必要があるということです。

自分が癒されたら、ぐらぐら心が揺れることはどんどん少なくなります。

専門家になったり、プロと言うからにはどういう在り方を選ぶかということです。


多くの人が、どんな仕事にしてもそれ相応の知識やスキルを持っています。

その資格を得たり、技術を習得するのに、それなりの時間やお金をかけて学びます。

そして、お客様に対して還元できるだけのものをもって提供します。

払ったお金よりも価値があると感じられれば、満足しますし、リピートします。

それが、世の中の仕事やサービスの仕組みですね。

そして、ちゃんとお金を稼いでいる人は、仕事に対しても自分に対してもきちんと向き合えていると思います。


例えば、人事で働いたとか、保育や介護で人と接していましたとか下地がある場合と何もないのとは違います。

特に、未経験であれば、簡単な勉強だけでデビューしない方が賢明でしょう。

あなたの心がちゃんと癒される経験をしましょう。

それが自分と向き合うということです。


せっかく心理カウンセラーになったのに、つらくなってすぐにやめるという話も聞きます。

精神的につらくなってしまったという理由が多いようです。

心理カウンセラーが揺れているようでは「私はお客様にサービスを提供できません」と顔に書いてあるようなものです。


まとめ 癒されなければ癒せない

counselor1.jpg心理カウンセラーになるには、自分自身がきちんと癒されることが大切です。

あなたがきちんと自分と向き合って、自分の課題を解決したら、それはとても素晴らしい心理カウンセラーの下地になります。

あなたの癒された経験が人を癒す糧になるのです。

あなたのサービスは心を扱うものです。

心の扱い方をきちんと学んだ、セルフマネジメントできる、そう言い切れない限り、あえて困難な人生を選んでいるとしか言えません。

心理カウンセラーはスポーツで言うならコーチです。

自分の経験以上に教えることは、なかなか難しいのです。

あなたは泳げないスイミングスクールのコーチに学びたいですか?

心理カウンセラーになるには、自分と向き合って自分を癒す。

あなたのその経験が、心理カウンセラーという職業として一番大切なのですよ。



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