NLP用語集

サブモダリティー・チェンジ

サブモダリティーチェンジは、過去の記憶の「印象」を五感を通して変えてます。
 
サブモダリティーチェンジは、苦手やうまくいっていないパターンを修正し、克服することのできる基本的なNLPワークです。
 
【記憶の定着がパターンになる】
 
私たちは五感を通して記憶し、記憶を行動や習慣・価値観などにプログラムしていきます。
 
記憶によるプログラム化は感情や生理的な反応の「強度」と経験回数の「頻度」で定着していきます。
 
そして、印象的なネガティブな場面は、苦手やうまくいっていないパターンの原因となっていることがあります。
 
この場面を思い出してもらい、視覚・聴覚・触覚の要素を変換していくのが、サブモダリティーチェンジというNLPワークです。
 
サブモダリティーとは】
 
サブモダリティーとは、言語学的にサブ(副)モダリティー(主観的な気持ち)という意味の言葉です。
 
ある記憶を思い出した時に、その記憶を構成する五感の細かな要素のことを言います。
 
視覚であれば、明るさや色合い、聴覚であれば、音の高さ、速さなど、触覚であれば、暑さや圧力などです。
 
サブモダリティーチェンジのアプローチ方法はいくつもありますが、代表的なものを紹介いたします。
(ご紹介版になります。詳細は講座で学べます。)
 
サブモダリティーチェンジの流れ】
 
STEP1
 
変えたいパターンの記憶を選びます。
 
視覚・聴覚・触覚で確認して、その時の感情をしっかりと感じます。
 
STEP2
 
サブモダリティーの印象を変化させる。(印象を薄める)
 
先ほど思い出した印象を薄めていきます。
 
視覚のサブモダリティーであれば、カラーを白黒やセピアにしたり、鮮明なイメージをぼやかしたり、近くのものを遠ざけたり、距離や位置を変えたりします。
 
聴覚であれば、そもそものボリュームを下げたり、音を高くしたり低くしたりします。
 
触覚であれば、鉄棒を柔らかくしたり、深呼吸をして、胸をの締め付けをやわらげるイメージをします。
 
印象が下がったらOKです。
 
STEP3
 
一旦ブレイクステイト(中断)して別のことを考えます。
 
ワークを一度中断して、深呼吸したりさっき食べたものなどを思い浮かべ、頭をリセットします。
 
STEP4
 
再度、先ほどの変えたいパターンの記憶を思い出します。
 
見える、聞える、感じる、を思い出しながら、気持ちの違いや感じ方の違いを確認しましょう。
 
気持ちに変化が起きて、楽になっていれば成功です。
 
簡単に説明させていただいていることをご了承ください。
 
また、強すぎるトラウマは、一人ではやりにくいと思いますので無理はしないでください。
 
 
サブモダリティーチェンジはアドバンスドNLPベーシックコースで学べます。

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