心理カウンセラーになる専門サイト/誰かに必要とされる心理カウンセラーへ

心理カウンセラーに関する様々な情報とNLP心理カウンセラー情報をお伝えします

窓の外を眺める女性このWebサイトは、社会人や主婦の立場から、心理カウンセラーを目指し第二の人生として仕事にすることを実現するための情報を提供しています。あなたの夢が実現するために・・・。
情報提供元:日本NLP学院
 

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目次 第一章 心理カウンセラーになるには概論

1.心理カウンセラーとは
2.心理カウンセラーの仕事とは
3.心理カウンセラーになる利点とは
4.心理カウンセラーになる欠点とは
5.心理カウンセラーの仕事に向いている人の特徴とは
6.心理カウンセラーとして就職するステップとは
7.心理カウンセラーとして独立するステップとは
8.社会人になってから心理カウンセラーになるには
9.心理カウンセラーと精神科医の役割の違い
9.心理カウンセリングが必要な症状:アダルトチルドレンとは
10.心理カウンセリングの基本的な流れとは
11.心理カウンセリング・カウンセラー誕生の歴史


目次 第二章 心理療法(精神療法)とは

1.心理療法とは
2.心理カウンセリングに使われる心理療法にはどのようなものがある
3.ゲシュタルト療法とは
4.家族療法とは
5.催眠療法とは
6.マインドフルネスとは


目次 第三章 心理カウンセラーの資格

1.公認心理師とは
2.精神保健福祉士とは
3.臨床心理士とは
4.NLPカウンセラーとは
5.産業カウンセラーとは
6.心理カウンセラーの資格:認定心理士とは
7.心理カウンセラーの資格:ガイダンスカウンセラーとは
8.心理カウンセラーの資格:心理相談員とは


目次 第四章 カウンセリングで扱う症状

1.強迫行為とは
2.強迫観念とは
3.不適応行動とは
4.ハラスメントとは
5.いじめ後遺症とは
6.精神的虐待とは
7.トラウマとフラッシュバックの仕組み
8.トラウマとは


目次 第五章 心理カウンセラーになるためにあなたが取り組んだ方がいいこと

1.心理カウンセラーになるには自分と向き合うことが大切
2.自分と向き合うってどういうこと?
3.今の自分の現状を理解しよう
4.  自分と向き合いながら世界が変わっていく体験をしよう
5.  認知の歪みを直すということ
6.客観的になる能力を磨く
7.  自分と向き合い続ける
8.  自己肯定感を上げることの大切さ
9.  客観視の具体的な方法
10.  心理カウンセラーの心の在り方とは


目次 第六章 advancedNLPで早く実力のある実践的な心理カウンセラーになる

1.  心理カウンセラースクールに選ばれる理由 NLPを体験しながら学ぶ利点
2.  NLP心理カウンセラーのセッションの特徴
3.  NLP講座を学ぶと現場でどんな心理カウンセリングが出来るか
4.  NLPの心理カウンセラーは過去を書き換えるのか?
5.  NLPの心理カウンセラーは潜在意識に働きかける


心理カウンセラーとは

学習している女性

心理カウンセラーとは

一般的に心理系の仕事に携わる人を総称して「心理カウンセラー」と呼ぶことが多いです。

心理カウンセラーはおもに、心に問題を抱えている人の相談を聞いたり、話し相手になることでその人の心理的ストレスや不安を取り除くサポートにあたります。その心の問題とは様々。引きこもり、うつ病、不登校、いじめ、摂食障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)など、現代に蔓延している心理的トラブルのほとんどがそれに該当します。

メインに行われるのは「カウンセリング」ですが、これらはただ相手の話を聞くだけではなく、心理学や大脳生理学などの専門知識や技術の基礎をふまえたアプローチが必要です。また、初対面のクライアントに安心感を抱いてもらうために、信頼できる親しみやすい雰囲気を身に着けることも大切になってきます。

いかに専門的な勉強をしたとしても、プロの心理カウンセラーとして信頼を得るためには、人の気持ちに寄り添った内面の深さがなければ仕事として継続していくのは難しいでしょう。 また、精神的に落ち込んだり、悩んだ経験がない人には心理カウンセラーは務まらないと思った方が良さそうです。

趣味やボランティアでカウンセリングを行う事はできますが、それを仕事とするにはやはり資格が必要となってきます。

より専門的な勉強をして受験できる資格として「臨床心理士」があります。これは指定大学院を修了するか、専門職大学院を修了して受験資格を得ることができ、試験に合格してからもさらに実務経験を重ねての就職となるので、簡単な道ではありません。

また、2018年からは心理系初の国家資格「公認心理師」の試験も始まります。

社会人や主婦には、民間の資格を取得してカウンセラーになる道もありますが、レベルはピンからキリまであるようなので、きちんと確かめてみることをお勧めします。

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心理カウンセラーの仕事とは

手をつなぐ

心理カウンセラーの仕事とは

心理学の専門知識を生かして「傾聴」「心理分析」「心理アセスメント」といった心理療法を通して、クライエント自身が問題を前向きに解決できるよう手助けをしていきます。

傾聴

心理カウンセラーの基盤ともいえるスキルです。クライエントの話すことに賛成も反対もせず、ただ耳を傾けることで、その声の調子やしぐさから気持ちを察します。


心理分析

心理学の知識を生かして、クライエントの心を分析します。クライエント本人も気づいていない心の症状を分析し、質問を重ねることで確認をしていきます。


心理アセスメント

カウンセリングに入る前に、クライエントの情報を集めておくことです。心理テストを行う事もあり、その際はクライエントが疲弊しないように注意することが必要です。 以上の技術を組み合わせて、クラインエトが抱える悩みを和らげてあげることが、心理カウンセラーのおおまかな業務となります。 その仕事は、医療、教育、司法、福祉・公衆衛生、産業、研究などあらゆる分野で必要とされていますが、それぞれで求められるものは違ってきます。その分野に合わせて専門の資格があり、それを取得することが就職・転職に有利である場合もあります。 心理カウンセラーの職場として以下のものがあげられます。


【病院・クリニック】

精神科、診療内科でのカウンセリング業務になります。 資格;臨床心理士、認定心理士


【公的機関】

児童相談所、保健所、家庭裁判所、刑務所などでの業務にあたります。 この場合は心理系の大学を卒業していること、公務員試験に合格していることが条件になります。 資格;臨床心理士、認定心理士、精神保健福祉士、社会福祉士


【企業】

職場における従業員の不安や悩みに向き合います。 資格;産業カウンセラー、臨床心理士


【学校】

学校で学生や教師の相談にあたります。 資格;臨床心理士、学校心理士、臨床発達心理士 この他、個人で「カウンセリングルーム」を開設し、子どもから大人まで、さまざまな悩みを抱える地域の人々に対してカウンセリングを行っている心理カウンセラーもいます。

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心理カウンセラーになる利点とは

指をさす女性
心理カウンセラーになる利点とは

心理カウンセラーになることで得られる利点にはどのようなものがあるのでしょうか。


<心理カウンセラーになる利点>


〇就職に役立つ
労働安全衛生法による従業員のストレスチェック制度の導入や、社内カウンセラーの設置など、昨今は従業員のメンタルケアを重視する会社が多くなっています。

企業によっては専門のカウンセラーを常駐させることもあるため、心理カウンセラーの資格はかなり就職に有利に働く材料となるでしょう。現在専門のカウンセラーを常駐させていない企業でも、将来的なことを見据えて心理カウンセラーの資格を持つ人材の採用を行っているところもあります。そして何より、資格は「目に見える信用」です。同じような経歴を持つ人でも、資格があるのとないのでは評価に大きな差がでることになります。

〇コミュニケーション能力を身につけることができる
家族や恋人などの身近な人はもとより、会社の同僚、上司、部下、顧客の心理を読み取り、理解することができるようになるのです。相手がいまどんな気持ちでおり、自分に対してどんな言葉をかけて欲しいのかを理解することで、人間関係を円滑にし、相手が自分に向ける気持ちをポジティブなものにしてくれます。

「何故だかわからないけど、この人と話すと安心できる」「この人と話すと前向きな気持ちになれる」「この人には、他の人には言えないようなことでも話してしまいそうになる」「この人といると楽しい」、そんな評価を周りから得ることができます。

〇自分自身を理解することができるようになる
「自分自身のことなんか理解できているに決まっている」と思うかもしれませんが、人間は自分が置かれた環境の中で知らず知らずの間に視野が狭くなり、自己中心的になりがちです。

心理カウンセラーの勉強をすると、いかに自分が狭い世界のなかにいたかを理解することができるようになるのです。大きな視野で自分がいま置かれている立場を理解し、どう対処していけばいいのかを知ることができれば、精神的にとても楽になります。

人の心理を学ぶことは、ともすれば狭くなりがちな視野を広げてくれるだけでなく、人と人を円滑に繋ぐことができるようになります。心理カウンセラーは、今後更に注目されていく資格のひとつでもあるため、資格取得は様々な面において役立ってくれるでしょう。

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心理カウンセラーになる欠点とは

テキストで学習する女性
心理カウンセラーになる欠点とは

心理カウンセラーになることに、何か欠点はあるのでしょうか。

<心理カウンセラーの欠点>

〇資格取得後すぐに直接の収入に結び付きにくい
心理カウンセラーは年々需要が高まっている資格ではありますが、この資格を持っているからといって即収入に結び付くような仕事に就ける人は極わずかです。心理カウンセラーにとって大切なのは、たくさんの人をカウンセリングして得た経験や知識ですから、資格をとっただけではまだ「心理カウンセラーとしての知識がある」だけの状態です。

企業に常勤する心理カウンセラーは非常に倍率が高いので、就職するにはやはり心理カウンセラーとしての経験や実績を積んだ人が有利です。また、カウンセラーは委託契約などの非常勤のような扱いの企業も多いので、安定した収入を得るために複数の契約先を探すなどの努力も必要になります。カウンセラーには焦らず経験を積んでいく忍耐力、たくさんの人を見ることで得られる洞察力などを鍛えて様々な心理職に応募していく必要があります。

〇様々な角度から物事を見るための継続した勉強が必須
心理カウンセラーの仕事は、相手によって対処の方法が異なります。目に見える表情や言動だけでなく、目に見えない感情をも理解して、相手の気持ちに寄り添ってあげなくてはなりません。相手が心を開くきっかけはどこに転がっているかわかりませんから、世の中のことをできるだけカウンセラー自身が知っていなければいけないのです。

そのため、相手があなたの言う言葉に納得するだけの言葉の重みや信用度が重要となります。時には法律すら照らし合わせて非常に難しい判断を強いられることもあるでしょう。そんなときでも相手に不安な気持ちを持たせないよう心配りをしなければいけません。心理カウンセラー自身が、常に様々な情報や知識を得るためのアンテナを張り巡らせ、新しいことを勉強していく必要があるのです。

心理カウンセラーは潜在的な需要はとても多いものの、その能力を生かす場所があまりに少ないのが現状です。資格を取ったからといってすぐに収入を得ることは難しいため、自分から様々な働きかけを行っていくアクティブさも重要になります。

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心理カウンセラーに向いている人の特徴とは

お茶で一息つく女性

心理カウンセラーに向いている人の特徴とは

どんな仕事でも新たに始める時には、その仕事が自分に向いているのかどうかは気になるところです。では、心理カウンセラーはどんな人に向いているのでしょうか?その特徴を見ていきましょう。


《心理カウンセラーに向いている人》

聞き上手、世話好きな人

心理カウンセラーの仕事は、基本的に人の話を聞く仕事です。そのため「聞き上手である」という事は大切なポイント。じっくりとクライエントの声に耳を傾け、時には優しく微笑んであいづちを打ったり、聞いていますよ、と共感を示す姿勢が不可欠になります。

また、困ってる人を放っておけない、という「世話好き」なタイプもカウンセラーには向いているといえるでしょう。普段から、人に相談されやすい人は自分で気付いていなくても、カウンセラーになる素養があるのではないでしょうか?


感情的にならず人に左右されない人

カウンセリングを受けに来られるクライエントは、心にトラブルを抱えています。ですからその相談内容も、人への恨みや妬み、憎しみなど人間が抱く闇の部分に関わることも多くあります。心理カウンセラーは、そういった重みのある話でも自分の感情を表に出さず、冷静に対応する強さが求められます。

また、クライエントの感情に引きずられてしまい、自分自身が悩んでしまっては身が持ちません。周囲の意見に左右されない芯の強さも、心理カウンセラーには必要でしょう。


好奇心があり、向上心のある人

現代社会において、人の心をむしばむ問題は次から次に生まれてきます。ただマニュアルに沿った受け答えを続けるだけでは、あらゆる問題に対応することは難しくなるかもしれません。

その時の世の中の動きを敏感に察知し、常に勉強をする向上心は心理カウンセラーには欠かすことのできない要素です。そして、なにより、人に興味が持てること。他人の極プライベートな部分と向き合う仕事ですから、人に興味が持てない人には心理カウンセラーは務まらないでしょう。

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心理カウンセラーとして就職するステップとは

仕事する女性
心理カウンセラーとして就職するステップとは

心理カウンセラーとして就職を目指すには、きちんとステップを踏んでいくことが大切です。では実際にどうすればよいのか、例をあげて説明していきます。

心理学に対する正しい知識と技術を得る

心理カウンセラーは、他人の心の中を読み取り、本人にとってより良い方向へ導いたり、心の不安を取り除くための手助けをするのが仕事です。そのためには、心理学に対する正しい知識や技術を習得しておかなければいけません。

学生のころから心理学に関する勉強をしていた方は問題ありませんが、社会人になってから心理カウンセラーを志した方は民間団体などが主催する心理学に関する講座等を受講しつつ、心理学の資格勉強をすることで、正しい知識や技術を身に着けていくことができます。

心理カウンセラーの資格をとる

資格は「目に見える信用」です。資格を持っているというだけで、カウンセリングを受ける相手に信頼感を与えることができ、相手も「資格を持っている人なら安心だ」と思ってくれます。

心理カウンセラーとして働くだけなら、資格は必ずしも必要ではないところもあります。ですが、心理カウンセラーとしての就職を目指すなら資格があるのとないのとでは雲泥の差があります。

成人、社会人向けの資格取得の本や講座なども多くありますので、自分の考え方や生活サイクルにあうものを選び、資格取得を目標にしてみましょう。

カウンセリングの実地経験を積む

心理カウンセラーは知識だけでは務まりません。たくさんの心のケアを必要とする人と接し、その人に応じたカウンセリングを行うという経験が重要です。ただ資格を持っているだけの人よりも、実地経験が豊富な人が重宝されますし、求人でも実地経験の年数などを重視するところもあります。

すぐに収入に結び付くことは難しいかもしれませんが、焦らず勉強をつづけながら1人でも多くの人と接し、経験を積んでいきましょう。その経験はそれ以降の心理カウンセリングに大きく役立ちます。

就職活動をする

心理カウンセラーとして就職するための経験を積みながら就職活動も行っていきましょう。心理カウンセラーの正社員求人は少なく、短時間の勤務や嘱託など、かけもちをする必要もあるでしょう。

狭き門ではありますが、焦らずじっくりと進めていってください。
心理カウンセラーとしての求人では
・病院(精神科・心療内科・病院併設のデイケア等)
・児童福祉施設(心理検査・親子カウンセリング・心理療法等)
・相談施設(教育相談所・自治体の支援相談員等)
・産業カウンセラー(従業員のメンタルヘルスケア等)
などがあります。

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心理カウンセラーとして独立するステップとは

くつろぐ女性
心理カウンセラーとして独立するステップとは

心理カウンセラーの資格を取得する

資格は目に見える信用なので、独立をする場合には強力な武器になります。国家資格の資格でもいいですし、民間団体が発行する資格でも構いません。国家資格は心理カウンセラーの資格としてはとても有力ですが、大学などに数年間通う必要があるため時間もお金もかかります。

民間のカウンセラー養成スクールなどでもらえる資格は、国家資格ではありませんが、心理カウンセラーの知識と技術を身に着けることはできますし、カウンセラーの資格としては充分です。

心理カウンセラーの資格取得と並行してSNSやブログを開始するのもおすすめ

独立するときに一番苦労するのが「顧客の確保」です。そのため、資格の勉強を始めた時点で世界に発信できるTwitterやブログをはじめて少しずつ自分自身の認知度を上げていきましょう。

その中で何を学んだか、それを自分はどう感じたか、どう考えたか、どんな場面に活かせそうかなどを綴っていきましょう。誰かに見られているという意識があると勉強に身が入りますし、交流を通じてあなたの認知度を上げていくことで見込み顧客を獲得することができます。

あなたの文章を見た人が「この人に話を聞いてほしい」と思ってもらえるかどうかも、心理カウンセラーとしてのスキルを磨くチャンスです。プロとして本格的に開業するときに、このSNSやブログがきっとあなたの力になるでしょう。

まずカウンセリングをやってみる

勉強して心理カウンセラーとしての知識を得、技術を身に着けるトレーニングをして誰かをカウンセリングする目処がたったら、まずプロの心理カウンセラーとしてカウンセリングを始めてみましょう。

お金はいくらでも構いませんが、プロとしてカウンセリングを行うなら無料ではなくきちんと料金を頂きましょう。カウンセリングする場所はどこでも構いません。貸し会議室でも、なんならカフェやカラオケルーム、ホテルラウンジ、ファミリーレストランの席ででも、どこでもカウンセリングは可能です。

いきなりカウンセリングルーム用に場所を借りても、顧客が常にくるとは限りませんから、まずは予約が入ったときだけレンタルルームを借りるのがおすすめです。

開業届を出す

個人事業として心理カウンセラーを開業するなら、所轄の税務署に開業届を提出する必要があります。この際は屋号という、いわゆるお店の名前も記入する項目がありますので、開業届を出す前にしっかり考えておきましょう。

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社会人になってから心理カウンセラーになるには

トキメク女性

社会人になってから心理カウンセラーになるには

社会人になってから心理カウンセラーを目指す場合、どのような方法があるのでしょうか?ここではその目的別に見ていきたいと思います。


すぐに資格が欲しい(教養レベル)

もっとも早く資格を取りたい人には、通信教育がおすすめです。


【メンタル心理カウンセラー】
標準学習期間は2カ月です。取得までの費用は税込33,680円。 スキルを身につけるというよりは、心理学の基礎を学びたい人に向いています。テキストとDVDでの学習で、自宅での受験になります。


【メンタルケアカウンセラー】
標準学習期間は3ヶ月。取得までの費用は税込44,100円です。 こちらも心理学の知識を深めるための学習であり、カウンセリングのスキルが身につくものではありません。社会問題となっているうつ病やパニック障害、女性や子供に多い心の問題について学ぶことができます。


しっかり学んでプロになりたい

認知度の高い資格をとって実務経験を積み、将来はプロとして働きたい、そう考えている人にはこういった資格があります。


【公認心理師】
2018年から実施される心理系初の国家資格です。 受験資格は、「心理系の大学と大学院を修了し、公認心理師となるために必要な科目を履修していること」「心理系の大学で必要な科目を履修して卒業し、定められた施設で規定の期間以上心理関係の仕事に従事していること」のいずれかを満たしていれば受験することができます。

心理系の大学を卒業していない社会人でこの資格を目指そうとする人には、大学受験からやり直さなければいけないという少々厳しい道のりになりそうです。

こちらは2018年からの新しい資格のため、受験費用などはまだ決定していないようです。


【臨床心理士】
国家資格ではないものの、心理系資格の中では信頼度の高い資格です。資格取得までに時間がかかりますが、取得後は医師と連携しての活動が多く、病院にて心理カウンセラーとして勤務することが多いようです。

この資格を受験するには「指定大学院を修了し、所定の条件を充足している者」「臨床心理士養成に関する専門職大学院を修了した者」「医師免許取得者で、取得後心理臨床経験2年以上を有する者」など、受験までに大学や大学院を修了しなければならないという条件があり、学習期間や費用の面でもまとまったものが必要となってきます。

試験は「資格審査」と呼ばれ一次試験の筆記試験と、二次試験の口述面接試験が行われます。受験の書類申請が1,500円、受験料が3万円となり、合格後の登録料が5万円。その他、5年ごとに資格の再認定を受けるための研修会や年会費など、常に臨床心理士としての向上心や意識を維持することが求められます。


【産業カウンセラー】
主に企業に勤めている人のメンタルケアに関わる仕事です。日本産業カウンセラー協会が発行する民間資格。

心理系の4年制大学卒業か、もしくは協会が行う講座(36時間の講座+104時間のカウンセリング実習+DVD視聴9時間程)を修了することで受験資格を得られます。 通学制講座;期間約7か月、受講料約25万円。 通信制講座;期間約1年間、受講料約21万円。

この他、受験料32,400円(学科;10,800円、実技;21,600円)と、合格した後の登録料7,000円、更新料3,000円、年会費10,000円が別途必要となります。


【民間の心理カウンセラー】
社会人や主婦の方は、これから大学に行って学ぶよりも今までの経験を活かすという方法もあります。民間の心理カウンセラー養成スクールは実践に重きを置いているところがありますので、経験を活かすという点では優れているといえるかもしれません。

レベルはピンからキリまであるようです。宣伝だけが上手く内容の伴わないところがあるので、注意が必要です。本当に力がつくのか、自分にあっているのかをよく確かめて選ぶようにしましょう。

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心理カウンセラーと精神科医の役割の違い

手をつなぐ心理カウンセラーと精神科医の役割の違い


仕事の内容の違い

心理カウンセラーと精神科医の一番の大きな違いは「薬の投薬のあるなし」です。

心理カウンセラー
心理カウンセラーは、「病気を治療する」というよりも「患者に寄り添い、話を聞いて心の成長を促す、支援する」という観点で仕事をします。薬を処方することはありません。
簡単に言えば「心の病気を改善、回復させるために患者に寄り添いお手伝いをする」のが心理カウンセラーです。


精神科医
精神科医は「医」という漢字がつく通り、医師として「病気を治療する」という観点から、投薬を行うのが仕事です。患者の話を聞き、その症状に合う処方を出します。
簡単に言えば「心の病気を医学的に治療する」のが精神科医の役割です。


受診・診断内容の違い

受診をする際の違いはどのようなものがあるのでしょうか。

心理カウンセラー
心理カウンセラーは、患者の精神的な部分の悩みをじっくりと聞き、どうすれば良いかを一緒に考え接していきます。時間をかけてゆっくりと患者の内面に踏み込んでいくので、患者が自分でも曖昧だった悩みや問題に向き合っていくことができます。

精神科医
精神科医は心理カウンセラーとは違い、今目の前の患者の状態を観察し、患者が自分自身で伝えた内容からどんな薬を処方するかを決定します。あまり受診時間は長く撮れないことが多く、患者が自分の体や心の状態をどう伝えるかどうかで薬の内容も変化します。


扱う心の病気の違い

心の病気は複数ありますが、心理カウンセラーと精神科医では扱う病気が異なります。

心理カウンセラー
心と体が結びつくような症状を扱う際は心理カウンセラーが在籍する「心療内科」を受診するのがおすすめです。
何かしらの強いストレスにとって体に不調をきたす心身症や、慢性的な胃腸炎、倦怠感、疲労感、摂食障害、睡眠障害、自律神経失調症などを主に扱います。

精神科医
心の病気そのものを扱う際は精神疾患を専門とする「精神科」を受診するのがおすすめです。 幻聴や幻覚などの精神障害、薬物依存症、アルコール依存症、うつ病、摂食障害、強迫性障害、総合失調症、パニック障害PTSD、不安神経症、認知症などを主に扱います。

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心理カウンセリングが必要な症状:アダルトチルドレンとは

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●心理カウンセリングが必要な症状:アダルトチルドレンとは

アダルトチルドレンとは、アダルト・オブ・アルコホリック(アルコール依存症の親を持ち、今は大人の人)から来たものです。

時代とともに、ネガティブな親の影響を受けている人全般を指す言葉になりました。

今では「子どもにとって安心、安全な家庭として機能しない家庭」=「機能不全家族」で育った人々を含む言葉になりました。

つまり、アダルトチルドレンとは、機能不全家族で育ち自分や周囲になんらかの問題を引き起こし、生きづらさを抱えている人達のことを言います。

そういう意味では、年齢的な大人である必要もなく、年齢の上限もありません。また、現在「子ども」という意味でもありません。また、「大人になりきれていない子どもっぽい大人」「大人げない大人」「大人のような子ども」という意味でもありません。

このように親の影響を引きずって、現在、つらい思いをされている人々をアダルトチルドレン(AC)と言います。 一口にアダルトチルドレンと言っても、様々な症状やご本人の感じ方が違います。

<アダルトチルドレンの症状>

うつ症状 / 不安症状 / 偏頭痛 / 嘔吐 / 吐き気 / 下痢 / 冷や汗 / 動悸 / 震え / 体の痛み、ひどい肩こりなど /自律神経失調症 / 不眠 / めまい / パニック症状 / 息切れ / 気を失う感じ / 死んでしまいそうな感じ / 解離症状(自分が自分でない感じ) / 性交痛 / ひどい生理痛 / 記憶力の減退 / 五感の異常 / PTSD(心的外傷後ストレス障害) / フラッシュバック / 感情の鈍磨(自分が何を感じているかわからない) / 希望がない / 対人恐怖症 / 怒りが突然爆発する / 免疫力低下による症状 / 自分のことを大事にしない / 人をコントロールしようとする / 問題のある人間関係の中に身を置きやすい / 依存心が強い / 考え方、視野が狭い / 現実を受け入れない、否定する / コミュニケーション技術が低い / 自分と相手の境界線がわからない / 忍耐力にかける / 罪悪感に襲われる / 極端すぎる / 白黒つけたがる / 被害者意識が強すぎる / 顔色を伺いすぎる / 嘘をつくことが多い / 自己が確立できない / 権威者を恐る / 親や近親者に似ている世代が苦手 / 苦い経験からの学びがない / なんども同じことを繰り返す / 依存症(アルコール、薬物、ギャンブル、セックス、買い物、仕事) / 摂食障害(過食症、拒食症) / 自分が虐待をしてしまう(子供、パートナー) / 盲目的に同じパターンの人を好きになる、引き寄せる / 共依存(あの人は私がいないとダメなのと強烈に思う) / 愛情はしがみつくことと思っている


アダルトチルドレン克服専門サイト
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心理カウンセリングの基本的な流れとは

心理カウンセリングの基本的な流れとは

心理カウンセリングの全体の流れ

心理カウンセラーとしてのカウンセリングの全体的な流れは以下のようになります。

1、 患者からカウンセリングの予約が入る
2、 カウンセリングの時間や場所を決める
3、 相談したいこと、悩みなどをしっかりと聞き、今後どうカウンセリングをしていくか提案する
4、 以後もカウンセリングを継続するか否かを相談し決定する
5、 カウンセリングを繰り返す
6、 患者の目標とする状態に達し、もう大丈夫だとカウンセリングで実感した場合、もしくは患者側からその旨の通知があった場合にカウンセリングを終結する


カウンセリングのポイント:患者がリラックスできる空間を作る

患者と話をするうえでカウンセラーとして準備しておきたいのが、「患者がリラックスできる空間を作ること」です。カウンセリングを行う部屋を掃除し、アロマや心地よい音楽などを用いてあげるのが効果的です。

乱雑な部屋では落ち着いてじっくりと話を聞けませんし、患者をリラックスした状態にしてあげることで、心の中のより深い場所を探ることができます。


カウンセリングのポイント:信頼関係を確立させる

自分の心の中にある悩みや苦しみを打ち明けてもらうには、まず患者との信頼関係を確立させることが大切です。患者に心を開いてもらわなければ、カウンセリングそのものもスムーズに進みませんし、患者自身が本当に気づいてほしい心の奥に気付くことができません。

まずは先入観などを一切捨て、患者の性格、姿勢、患者自身のすべてを無条件で受け入れる心構えで臨みましょう。


カウンセリングのポイント:患者が持つ問題を明確にする

心の中という目に見えない場所を見るカウンセリングでは、患者が心を開いて自分自身の内面を見つめなおすことで、自己への理解が深まります。

相手の話を聞いて共感し、理解し、より心の奥深くを自己開示していくよう誘導し、患者が自分自身の問題を明確にしていきます。問題が明確になればそれに対する解決方法を導き出すことができるため、一緒に改善、回復に向けて進んでいくことができます。


カウンセリングのポイント:問題解決を目指して行動させる

患者が自分自身の問題とその解決方法を明確にすれば、日常生活の中で問題解決のために具体的にどう行動すればいいのか?が見えてきます。

心理カウンセラーは患者が設定した目標が実現できるよう提案や助言を行い、少しずつ患者自身が心理カウンセラーに頼らずに自立していけるよう促していきます。

何度かのカウンセリングを経て、心理カウンセラーもしくは患者自身が「もう大丈夫だ」と思う地点までいけば、カウンセリングは終結となります。

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心理カウンセリング・カウンセラー誕生の歴史

180428bc7eb4fa89eb9fa8c8fdf7fcbd_s.jpgのサムネイル画像心理カウンセリング・カウンセラー誕生の歴史
日本ではここ数年で段々注目されてきているという印象の強い心理カウンセリングですが、歴史の中に心理カウンセリング、心理カウンセラーが誕生したのはいつ頃からなのでしょうか。


カウンセリングのはじまり

カウンセリングは20世紀のはじめ、アメリカで発祥したといわれています。当時のアメリカは工業化が急速に進み、人員不足からハイスクールを卒業した生徒を次々と雇用していきました。

ところがとにかく人員を確保することを優先した結果、転職者、離職者が続出し、生活苦で犯罪に走る者も増えたため、社会問題となりました。この状況を打開すべく1908年にボストンに職業相談所が開設され、相談に乗るためのスタッフがカウンセラーと呼ばれました。

その後第二次世界大戦によって肉体的、精神的に深い傷を負った兵士のメンタルケアや社会復帰にカウンセリングが用いられ、その有効性が認識されました。また、心理カウンセラーとしての職業としての位置づけも確立されることになりました。



〇日本でのカウンセリングのはじまり

日本では1951年に最初の心理カウンセリングが行われたといわれています。戦後、アメリカの教育制度が取り入れられ、それに伴っていくつかの中学校、高校にカウンセラーが配置されることになりました。しかし日本ではまだカウンセリング自体がほとんど浸透しておらず、カウンセラーを教育するための機関もなかったため、あまり浸透しなかったとされています。

1988年に臨床心理士の資格が開始されたことで日本では心理カウンセリング、心理カウンセラーへの注目が高まりました。1990年代にはいると社会問題にもなったいじめやそれによる自殺、暴力、不登校などが増え、精神疾患や神経症患者数が急増したことでメンタル面でのケアが重要視されるようになりました。

2015年には心理職が国家資格化され、今後も心理カウンセリング・心理カウンセラーの需要は増え続けていくと考えられています。


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心理療法(精神療法)とは

自然と小道心理療法(精神療法)とは

心理療法とは

心理療法とは、簡単に言えば「人の心の健康を回復させたり維持するための技法」です。精神療法ともいいます。英語では「サイコセラピー(Psychotherapy)」といいます。心が疲れてしまったり、心を病んでしまった人に向き合い、心に重くのしかかってしまったものや、溜まってしまったマイナスの感情を整理し、取り除いてあげるのです。

心の健康は病気や怪我のように目に見えるものではないので、しっかりと相手の話を聞いて心の重しを捨てるための手伝いをする、そしてより良い生き方を見つけ、前を見て進むためのお手伝いをする、それが心理療法です。


心理療法の技法とは

一口に心理療法といっても、世界中で実践されている技法は数えきれないほどあります。
その中でも特に大きく分類されるのが、その人のものの考え方やイメージの視点を少し変えてバランスを整えてあげるお手伝いをする「認知行動療法」。

こうしたら?ああしたら?とアドバイスや解決策を提示するのではなく、悩みを抱える患者が自らの内面を見つめ答えを見つけるお手伝いをする「来談者中心療法」。

人が持つ無意識な部分にある心のしこりを見つけ、しこりを小さくしていけるよう導くお手伝いをする「精神分析」。

以上の3つです。これらは更に細分化しますが、まずはこの3つをしっかりと学んでいくことで、他の技法を習得しやすくなりますし、あらゆる患者に対応するための基本でもあります。


心理療法の効果とは

心理療法が与える影響は様々で、一概に「みんながこうなる」というものはありません。
ですが、鬱状態が改善した、不登校になっていた子供が学校にいけるようになった、不眠の症状がでにくくなったなど、心理療法によって「自分らしさを取り戻す」「自分の中のマイナス感情を整理できる」ことが可能になります。

心理療法は何も精神を病んでしまった方だけに向けるものではなく、「より自分らしい、より良い生き方を見つける」という目的で誰でも受けることができます。

日本ではまだ認知度は低いですが、海外では自分の心の中を整理してきちんと前を向くためのプロセスの一環として積極的に用いられています。

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心理カウンセリングに使われる心理療法にはどのようなものがあるか

ハートを持つ女性心理カウンセリングに使われる心理療法にはどのようなものがあるか

心理カウンセリングに使われる心理療法は世界中で数多くの技法があり、患者に合わせて最適なものを選択していくことになります。
では実際によく使われている心理療法をいくつかご紹介します。


アドラー心理学

アドラー心理学はオーストラリアの精神科医アドラーによって確立された心理学です。主に人間関係の観点からその人が抱える問題を考えるため、人と会うのが怖いと感じる対人恐怖症や、外に出るのが怖いという社会不安障害を抱える方に効果があると言われています。

「人生は、自分を変えることで前に進む」という考えのアドラー心理学は、一歩先に踏み出すための勇気を与える「勇気の心理学」とも呼ばれています。


マインドフルネス

マインドフルネスとは「禅」の瞑想方法のひとつで、ジョン・カバット・ジンというアメリカの大学院教授が心理療法のひとつとして臨床に応用し、発展させました。「今この瞬間にただ集中し、現実をあるがままに受け入れる」という考え方をします。不安障害やうつ病など精神疾患を持つ患者や、重い病にかかった患者など、あれこれと考えすぎてしまい混乱してしまう方に効果があるとされています。


内観療法

内観療法は日本で開発された心理療法です。日常を遮断した静かな場所で瞑想を行い、自分にとって身近な人について考え、自ら気づきを得るという方法で、自己肯定感をあげたり、安心感を得たり、対人関係の悩みを改善したりといった効果が得られるといわれており、登校拒否やアルコール依存症、引きこもり、家庭内暴力などに悩む患者におすすめです。


来談者中心療法

来談者中心療法は、カウンセラー側がアドバイスや解決策の提示を行うのではなく、患者自身に自分の洞察をさせることを目的とした方法です。患者の話をじっくりとよく聴いて、共感的に理解してあげることで、患者自身が自己の問題に気づき成長していくことができるという考え方をします。パニック障害や軽度~中程度の鬱、PTSDなどに効果があるといわれています。


精神分析

精神分析はベッドなどにリラックスした状態で横たわった患者が、頭や心の中に浮かんだことを思いのままに自由に発言し、心理カウンセラーはそれを聞いて患者の心の在り方や考え方の変化などをしっかりと理解し、共に理解を深めつつ悩みを解決していくという方法です。

この精神分析は技術の習得にも、治療にもかなりの年月を必要とします。そして一言で精神分析といってもその理論は多岐に渡るため、非常に奥が深い心理療法のひとつといえるでしょう。


行動療法

行動療法は心理療法に多い人の内面に焦点を当てたものではなく、客観的に観察できる「行動」の観点から患者を診ていく方法です。たとえば高い場所から落ちて怪我をしたことがある人は、高い場所にいくだけで無意識のうちに恐怖を感じ足がすくんでしまうことがあります。

行動療法でこのような人を治療するときはまず少し高い場所にいってみる、大丈夫になったらまたすこし高い場所に上がってみる、というように行動によって心にある恐怖心や不安などを取り除いていくやり方になります。

不安障害や強迫性障害、アルコールやニコチン依存の治療などにも効果があると言われています。

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ゲシュタルト療法とは

ゲシュタルト療法とは

ゲシュタルト療法とは

ゲシュタルト療法は、1950年に精神分析医フリッツ・パールズと、その妻でありゲシュタルト心理学者のローラ・パールズによって作り出された心理療法です。

「ゲシュタルト」とは、ドイツ語で「全体性」を意味する言葉です。ゲシュタルト療法は、「世界を意味あるひとつの全体像として構成、認識する」をいうゲシュタルト心理学に基づいたもので、「今、ここ」で自分に向き合うことを目的としています。

クライアントの抱える「今の問題」を手放し、将来起こるかもしれない問題に対応できる方法を身に着けるのが、ゲシュタルト療法の目的です。


ゲシュタルト療法の技法

エンプティ・チェア
エンプティ・チェアという技法では、クライアントの目の前に椅子を置き、そこに「今の自分にとってキーとなる人物」になり切って座り、「自分」に向かってメッセージを伝えるというものです。

「別の人格」を演じることによって、自分自身が気づいていなかったような部分に目を向けることができるようになり、「自分の中に、こんな思いが眠っていたのか」「本当は心の中でこう思っていたのか」という「気づき」を得ることができます。

知らず知らずの間に抑制していた気持ち、自分自身も気づいていなかった気持ちに気づくことで、自分の人生を生きていくために必要な「今、ここ」にある自分に向き合うことができるのです。


ゲシュタルト療法の効果

ゲシュタルト療法を行うことで得られる一番大きな効果は、「自分でも気づいていなかったことに気付けること」です。

エンプティ・チェアのように、相反する2人の存在になりきることで、不思議と相手に伝えたい言葉が出てくるようになります。自分が無意識の中で思っていたことや言って欲しかったことを「なりきり」という行動を通して引きだすことができます。

それによって、自分がいかに無理をしていたか、自分が今どのような状況なのかに気付くことができ、「ああ、自分はこうしたかったんだ」「自分はこう思っていたけど、本当はこうだったんだ」と理解できるようになります。

その気づきが、今後の人生や物事の考えたに大きく影響していきます。


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家族療法とは

家族療法とは

家族療法とは

家族療法とは、治療を必要とするクライアント本人だけでなく、クライアントの家族をひとつのまとまりを持ったシステムとして、その家族システムをアプローチ対象としてカウンセリングを行います。

「家族」を一つの集合体(システム)と考えることで、クライアントが抱える心の問題を家族全体から捉えて解決していきます。クライアントの問題は単一な原因で起こっているものではなく、家族が互いに影響を与え合うことが問題の原因や悪循環を招いているという考え方です。


家族療法の技法

リフレーミング
リフレーミングは、問題に対する枠組みにとらわれた考え方を取り払い、まったく違う枠組みに当てはめる技法です。家族の中で起こる問題や病気の症状について、「これが問題だ」という後ろ向きな考えを緩和させ、どんなものでも前向きに捉えるよう促していきます。

これを行うことで今までこだわっていたものや価値観とは異なる価値観を生み出すことができます。その結果、家族間でコミュニケーションの活性化に繋がり、家族関係に変化を生み出すことができるようになります。


パラドックス
パラドックスは、問題や病気の症状を表面上はあえて悪化するほうに向けて指示を与える技法です。たとえば親に反抗ばかりする子供に悩む家族の問題について、親に子供へ向かって「もっと反抗しろ」と指示させるのです。

親に反抗ばかりする子供に、あえて反抗を命令することで、反抗すれば親の言うとおりになったということになり、また親の命令に反抗しようとすれば今度は反抗をやめなければいけなくなります。このように逆説的な指示をあえて行うことによって問題を解決に導いていきます。


家族療法の効果

家族療法の効果は、家族全体のコミュニケーション活性化や問題認識のすり合わせなどに効果があります。

クライアント1人だけをカウンセリングしても、周囲が変わらなければ結局また同様の問題が起こる恐れがあります。クライアントを取り巻く環境そのものにアプローチすることで、互いが理解しあい、問題への理解や解決に向けて一緒に模索していくことができます。



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催眠療法とは

催眠療法とは


催眠療法とは

催眠療法の歴史はとても古く、約三千年前から宗教的儀式や病気やケガの治癒のために用いられてきました。催眠状態の生理的、心理的特性を利用して、様々な治療が行われます。

潜在意識と顕在意識がつながった状態でカウンセリングを行うことで、暗示やイメージを送り込みやすくなります。

催眠状態では体や心の回復、緊張からの開放、不安感情の軽減などが期待でき、様々な心理カウンセリングにも用いられています。


催眠療法の技法

暗示療法、イメージ療法
催眠状態のクライアントに暗示やイメージを与え、ヒステリーやノイローゼ、強迫神経症などの様々な症状を改善させる技法です。これにより、不安障害やパニック障害、不眠、体の麻痺などに効果を発揮します。

退行催眠療法
退行催眠療法は、催眠状態の中で過去の出来事へと遡り、現在抱えている問題の原因を探し、症状の改善を図るためのものです。暗示療法は「今現在起きている症状を抑える」という対症療法なので、時間の経過とともにその効果が薄れることがありますが、この退行催眠療法は根本的な原因を探し当て現在の症状に繋がる問題の根源を解決することを目的としているため、時間経過によっても効果が薄れにくくなります。

未来世療法
未来世療法は、催眠療法内において「問題が解決し、望みが叶い、最高の幸せが訪れている」未来の自分と会話をしてアドバイスを受けるという技法です。催眠下で未来の自分になって、過去である現在の自分の問題をどう解決したか、どう夢をかなえたのか、そのためにどんな選択をしてきたかを伝えることで、客観的かつ納得のいく解決法がみつかることもあります。また、その幸せな未来に近づくためへの行動を選んでいけるようになります。

催眠療法の効果
催眠療法は、顕現状態と、顕現意識下にある潜在状態のとを繋げて行う療法です。顕現状態では無意識のうちに自分の中に押し込めてしまっていた気持ちや感情のフタをほんの少しずらしてあげることができます。

心理的な問題の治療に加え、最近では自己洞察力や、飲酒や喫煙といった悪習慣からの脱却を目指す行動変容の促進にも積極的に用いられています。



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マインドフルネスとは

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは

マインドフルネスとは、簡単に言えば「今この瞬間の自分の気持ちや体の状態に気づけるような心の在り方」のことをいいます。

私たちは普段の生活の中で常に何かを考えながら暮らしています。何もしていなくても脳は常に働き、ゆっくりと休むことはほとんどありません。そのため、いつのまにか体や心が疲弊してしまっていることに気づけずにいるのです。

マインドフルネスは、今の自分自身に意識を向けることで、そんな日常の雑念から体や心を休息させるためのものです。最もメジャーなのが「マインドフルネス瞑想」でただ静かに自分の呼吸に意識を向ける、たったそれだけで驚くほどの効果を得ることができると言われています。


マインドフルネスの技法

マインドフルネス瞑想
背筋を伸ばして姿勢を整え、深呼吸を1~2回行います。目を閉じて鼻からゆっくりと呼吸します。自分の呼吸に意識を向けて、呼吸によってお腹がふくらんだり、へこんだりしているのをただ感じてください。何か雑念が沸いたら無理にそれを振り払おうとせず、素直にそれを受け入れながらゆっくりと呼吸を繰り返し瞑想を続けます。

ウォーキングメディテーション
歩きながら「右足、左足、右足、左足・・・」と足の動きを感じつつ、自分の呼吸や足の裏が地面を踏む感覚、全身の動きなどに意識を向けます。歩ている自分をじっくりと観察するようなイメージで行います。

マインドフルネスの効果 マインドフルネスによって雑念を捨て、今この瞬間に集中するのを繰り返すことで、集中力を高めることができるようになります。また、頭の中でついネガティブな方向に考えが傾いてしまう方も、頭の中に渦巻く感情に飲み込まれることがなくなり、精神的、肉体的に安らかな気分でいられるようになります。

また、思考が整理されやすくなることで、洞察力や直観力、想像力などが高まるため、自分でも思いもよらない能力を発揮できることができるようになります。
そして交感神経と副交感神経のバランスを整えやすくなり、肉体的な緊張状態が和らぎ、ストレスの軽減や疲労回復、安眠効果などを得ることができます。



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心理カウンセラーの資格:公認心理師とは

c199e2be5039ec94b0cd93a31f22fbd7_s.jpgのサムネイル画像公認心理師とは
2017年9月15日に「公認心理師法」が施行されたばかりの新しい資格「公認心理師」とはどのようなものなのでしょうか。

〇公認心理師とは
今までは民間資格のみだった心理職の初めての国家資格が「公認心理師」です。保険医療、教育、福祉などの分野において、心理学の専門知識や技術をもって指導や支援、援助、情報分析などを行う者をいいます。


〇公認心理師の仕事内容
「公認心理師法」で挙げられている公認心理師の仕事は主に以下の4つです。


1)心理査定(心理アセスメント)

患者との面接において、今後のカウンセリングなどの支援のための情報収集を行い、患者の抱える問題や患者自身の特性を明らかにします。

2)心理面接(カウンセリング)

心理カウンセリングや心理療法によって、患者が抱える問題や悩みを克服したり負担を軽減させます。

3)関係者への面接

悩みを抱える患者だけでなく、患者の家族や通う保育所の保育士、学校の担任などへの面接を行います。患者の関係者への面接で患者を取り巻く環境を認識したり働きかけを行います。

3)心理教育

心の健康に関する教育を行うことで、実際に重い悩みを抱え込んでしまう前に自身をセルフケアしたり、災害などの有事に情報提供などをスムーズにすることを目的とします。


〇公認心理師になるには
公認心理師になるためには、国が定めた受験資格を満たしたうえで国家試験に合格しなければいけません。公認心理師の受験資格は以下になります。

1)心理学関係の大学及び大学院で公認心理師になるために必要な科目を修了する。
2)大学で受験に必要な科目を修了して卒業し、厚生労働省令・文部科学省令が定めた施設において、心理関係の仕事に既定の期間以上従事する。
3)1,2の条件と同等かそれ以上の知識や技能を有すると認められる。

公認心理師になるために必要な科目は以下になります。

1) 大学で必要科目合計25科目、実習時間80時間以上
2) 大学院で必そう科目合計10科目。実習時間450時間以上受験資格を満たすためには、公認心理師用のカリキュラムがある大学院への進学が必須です。2018年度の入学から、臨床心理士と公認心理師の両方の受験資格が得られるようになる大学院もあるようです。心理関係を学べる予備校では、公認心理師を目指す方向けのコースの整備も進んでいます。


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心理カウンセラーの資格:精神保健福祉士とは

e89f9a940a56f7bcd4506ae6f7c9496c_s.jpg精神保健福祉士とは

精神保健福祉士とは

精神保健福祉士は、「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」と呼ばれる国家資格です。1997年「精神保健福祉法」の施行に伴って誕生しました。心を病んでしまった人がスムーズな生活を送ることができるよう、相談、支援、助言、訓練などを手助けし、社会参加できるよう働きかけや環境調整を行います。


精神保健福祉士の仕事内容

1)医療機関
精神科や医療機関併設のデイケア等の場所で医療と地域生活の橋渡しをしながら、精神障害者の生活支援を行います。精神保健福祉士には他職種との連携をしながらチーム治療を行うことが義務付けされているため、患者の主治医や作業療法士、臨床心理士などと連携しながら患者の治療に当たります。

2)生活支援サービス
精神障害者が家事などの具体的な基本動作や修了訓練作業訓練などを通して社会参加できるよう支援します。

3)福祉行政機関
精神障害者の生活支援のために、関係機関のネットワークを作るコーディネーターなどを通して就労支援事業、地域移行支援活動、地域への普及啓発活動など、様々な企画と調整を担当します。

3)司法施設
心身喪失状態で重大な他害行為を行った患者への社会復帰プログラムなどの業務を行います。


精神保健福祉士になるには

精神保健福祉士の受験資格は11通りあり、いずれかの受験資格取得条件を満たしたうえで試験に合格することで資格を取得することができます。

1) 福祉系4年制大学等で指定科目を修了する。
2) 福祉系の短期大学等で3年間の指定科目を修了し、相談援助実務に1年以上従事する。
3) 福祉系短期大学等で2年間の指定科目を修了し、相談援助実務に2年以上従事する。
4) 福祉系4年制大学等で基礎科目を終了後、短期養成施設等で6カ月以上の経験を積む。
5) 福祉系短期大学等で3年間の基礎科目を修了後、相談援助実務に1年以上従事し、短期養成施設等で6カ月以上の経験を積む。6) 福祉系短期大学等で2年間の基礎科目を修了後、相談援助実務に2年以上従事し、短期養成施設等で6カ月以上の経験を積む。7) 社会福祉士登録者が短期養成施設等で6カ月以上の経験を積む。
8) 4年制一般大学等を修了後、一般養成施設等で1年以上の経験を積む。
9) 3年制一般短期大学等を修了後、相談援助実務に1年以上従事し、一般養成施設等で1年以上の経験を積む。
10)2年制一般短期大学等を修了後、相談援助実務に2年以上従事し、一般養成施設等で1年以上の経験を積む。
11)相談援助実務に4年以上従事したうえで、一般養成施設等で1年以上の経験を積む。


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心理カウンセラーの資格:臨床心理士とは

f9d2e73fec074a0460ec9df9ffbeb7a0_s.jpg臨床心理士とは
臨床心理学分野において最も有名な資格が「臨床心理士」でしょう。では実際に臨床心理士とはどのようなものなのでしょうか。


臨床心理士とは

臨床心理分野では日本で最も広く普及しているのが「臨床心理士」です。民間資格ながら活躍の場所は多岐に渡り、様々な業務をこなすことができます。国家資格ではないものの、現段階の日本において心理臨床分野では最も評価されている資格です。公認心理師という国家資格が施行されましたが、今後も臨床心理士の需要は衰えることはないでしょう。

臨床心理士の仕事内容

1)病院、福祉施設、介護施設での心理相談役
病院や各施設で患者やその家族に対して心理相談を行います。病気や介護など先行きを不安に感じて精神的に追い込まれてしまっている患者へのメンタルケアなどを行い、精神的な負担を軽減、改善させます。

2)スクールカウンセラー
勉学面や友達付き合い、いじめなど、子供が抱える問題に寄り添い、悩みを克服したり負担を軽減させます。

3)企業カウンセラー
従業員が抱える仕事等への不安や悩み、ストレスに対し、電話相談や社内相談室でのカウンセリングを行い、鬱症状の発生の予防や改善などの役割があります。

4)家庭裁判所の調査官
少年事件や離婚訴訟等において、それぞれの人物の特性などを調査して処遇の検討を行います。また、刑務所でも受刑者向けのカウンセリングや集団療法などを行います。


臨床心理士になるには

臨床心理士になるには、日本臨床心理士資格認定協会の定める下記の受験資格基準のいずれかを満たしたうえで、所定の必要照明資料を提出できることが条件です。

1) 協会が認可する第一種指定大学院を修了する。(終了後の心理臨床経験不要)
2) 教会が認可する第一種指定大学院を修了し、終了後1年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得条件を満たす。
3) 協会が認可する第二種指定大学院を修了し、終了後1年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得条件を満たす。
4) 協会が忍者する第二種指定大学院を修了し、終了後2年以上の心理臨床経験を含む受験資格取得条件を満たす。
5) 学校教育法に基づく大学院において、臨床心理学またはそれに準ずる心理臨床分野を専攻し学位過程を修了する。
6) 諸外国で1または3のいずれか同等以上の教育歴を持ち、日本国内における2年以上の心理臨床経験を有する。
7) 医師免許取得後2年以上の心理臨床経験を有する。心理臨床経験において、有給が原則になっているためボランティアや研修としての経験は認められません。


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心理カウンセラーの資格:NLPカウンセラーとは

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●心理カウンセリングの資格とは:NLPカウンセラー

NLPカウンセラーとは、NLPスキルを活用するカウンセラーのことです。

NLPは神経言語プログラミングと言われ、神経系(非言語)的な働きと言語による意味づけにより人は無意識にプログラムを形成するという意味です。

NLPは1945年にリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーによって創始された、能力開発、コミュニケーション、心理療法の技術です。

人の行動は無意識が行っており97%は意識化されていません。クライエントが無意識に発する非言語情報を観察し、無意識が何を求めているのか(高次の目的)を察知すること、クライエントの言葉の表現(セリフや言い方)によって、クライエントの観念(どのように捉えているのか、考え感じているのか)を把握することで、捉われている問題から抜け出し、新たな選択肢(違う感情、違う捉え方、違うやり方)を支援します。

無意識が行っている自律神経や情動の働きを活かすため、意識的に変えることが困難なトラウマや悪習慣、葛藤などの問題も効率的に解消し、人格の成長を促すことができます。

つまり、NLPカウンセリングは無意識の働きを活かすカウンセリングなのです。

NLPは短期療法ともいわれ、短い時間で効率よく問題を解決することでも知られていてセラピー的な要素も含まれている一方、目的志向性があり、問題に陥った状態から目的を達成していくというプロセスを扱っています。

「なぜ問題が起きたのか?」という原因の追究ではなく、「どうしたら上手くいくのか?」というように建設的な方向に向かっていきます。 つまり、NLPは、過去、現在、未来という時間軸を一貫した支援ができ、 コーチングもカウンセリングもセラピーも行えるアプローチです。

そのため、臨床心理士や産業カウンセラー、キャリアカウンセラー、コーチなどもレベルアップのために学んでいるようです。

そのため、臨床心理士や産業カウンセラー、キャリアカウンセラー、コーチなどもレベルアップのために学んでいるようです。

NLPの資格には、NLPプラクティショナーNLPマスタープラクティショナーなどがあります。

NLPプラクティショナーは、NLPの基本スキルを習得した人が認定される資格です。
NLPマスタープラクティショナーは、NLPを習熟して応用することができるようになった人が認定される資格です。
NLPコーチという資格もあり、カウンセリングもコーチングもセラピーも一貫して行えるようになった人が認定される資格です。

NLPカウンセラーという資格は聞きませんが、心理カウンセリングを学んだ人や心理資格を持っている人がNLPマスタープラクティショナーを取得することでNLPカウンセラーと言ったり、NLPコーチ資格取得者がカウンセリングを行う際にNLPカウンセラーと名乗ることがあるようです。

特にadbanced(アドバンスド) NLPはトラウマ克服に関して際立った手法で、既にプロとして活躍しているカウンセラーも学びにいくようです。

NLPの資格は民間資格です。団体により考え方ややり方がかなり違うようです。宣伝文句などではなく、ご自分でしっかりと確かめて判断するようにしましょう。


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心理カウンセラーの資格:産業カウンセラーとは

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産業カウンセラーとは

民間資格でありながら心理カウンセリングの分野ではそれなりに知名度があり、資格所持者は様々な場所で活躍しています。そんな産業カウンセラーとはどのようなものなのでしょうか。


産業カウンセラーとは

産業カウンセラーとは、「働く人の上質な職業人生(QWL:Quality of Working Life)の実現のための援助を行うことを使命として、職場で働く人に対しカウンセリングを行うカウンセラーです。
一般的なカウンセラーというよりは、企業内で従業員の支援を行うのが主な使命です。


産業カウンセラーの仕事内容

産業カウンセラーとして行う主な仕事内容は以下になります。

1)メンタルヘルス対策援助
近年、雇用の不安定化や成果主義の導入等によって仕事に関する不安やストレスを抱える方が多くなっています。企業側としても従業員が抱える問題を放置することで仕事の生産性の低下や心身の不調を招くことは避けたいため、ストレスのコントロールの助言、援助を目的として従業員のカウンセリングを実施しています。

2)キャリア形成支援
働く人の意識、働き方が多用化する中で、企業内のみならず企業外でも通用する職業能力が求められています。そのため、より生産性の高い組織作りのために、労働者のためのキャリアアップを支援するキャリアコンサルタントの養成を行います。

職場の人間関係開発
同僚との人間関係や、上司部下との人間関係、経営への参加意識の向上やソーシャルスキル、コミュニケーションスキル、自己開示など、より良い職場環境を作るための指導や援助を行います。


産業カウンセラーになるには

産業カウンセラーの資格を取得するためには、まず産業カウンセラー試験の受験資格を得なければいけません。
産業カウンセラーの受験資格は以下になります。

1)産業カウンセラー養成講座を修了する
通学でも通信でもどちらでも良いので、キャリアアップを目指して会社に通いながら資格取得を目指す方も多いです。

2)大学院で所定の心理学関連の専攻を修了し、所定の単位を取得する
心理学または心理学林政津諸科学、人間関係学、人間科学などの関連単位を取得します。2016年までは学士(大学)でも受験資格を得ることができましたが、2017年からは修士(大学院)以上しか受験資格が認められていません。



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心理カウンセラーの資格:認定心理士とは

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認定心理士とは


認定心理士とは

認定心理士は「4年制大学で学ぶ心理学に関して最小限の標準的な基礎知識と技能を習得している」ことを証明する民間資格です。特に資格を取得するための試験があるわけではなく、公益法人日本心理学会に申請し、認定された人が名乗ることができます。

この資格を持っているからといって就職や転職で有利かというと、これだけで心理カウンセラーとして就職するのは難しいです。とはいえ「最低限の心理学知識や技術を持っている」という証明にはなりますから、いずれ本格的に心理カウンセラーとして働いていきたいのであれば持っていて損はありません。

認定心理士の仕事内容

1)職場でのカウンセリング
職場の人間関係や仕事に対する悩みなどを聞いて、状況を改善、解決できるような助言や援助を行います。人事業務に関わる社員がこの資格を取得している例も多いようです。
心理学は心理カウンセラーとして働くためだけではなく、普段の生活の中でも物の見方や考え方を違う方向から見るのに役立つため、カウンセリング以外に普段の会話の中でさりげなく相手の悩みへの助言を行うことが可能です。

2)病院や老人ホーム等でのケア
病院で病気や予後についての悩みを持つ人にカウンセリングを行ったり、老人ホームで高齢者に対して相談やカウンセリングケアなどを行います。心理学は人とのコミュニケーションや人生や生活そのものへの考え方を学ぶことができるため、特にデリケートになりがちな患者や高齢者への対応にも役立ちます。


認定心理士になるには

認定心理士になるには、日本心理学教会が定める以下の条件のいずれかを満たした状態で資格取得の申請を行い、審査を受けます。
1)4年制大学卒業後に在学期間中に修得した心理学系の単位を所定の様式で申請する
2)大学在学中で既に修得済の心理学の単位を所定の様式で申請する。ただしこれと併せて成績証明書、卒業見込み証明書も提出しなければならない
3)日本心理学会に5年以上連続で在席している日本心理学会員


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心理カウンセラーの資格:ガイダンスカウンセラーとは

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ガイダンスカウンセラーとは

2011年に認定された民間資格である「ガイダンスカウンセラー」とはどのようなものなのでしょうか。

ガイダンスカウンセラーとは

一般社団法人日本スクールカウンセリング推進協議会が認定している民間資格がガイダンスカウンセラーです。子供の人格面や学習面、社会面、健康面等において健全な発達を支援するスペシャリストといえます。幼稚園、小中高等学校、大学、専門学校、特別支援学校などの教育機関で子供に向き合っていきます。

カウンセラーの資格の中では、今ある心理系の資格の更に上位にあたる位置づけのため、既に教育や心理カウンセラーとしての実績や経験がある方が取得を目指す資格といえます。それ以外の方がいきなりガイダンスカウンセラーを目指しても容易に取得できるようなものではありません。認定審査の申請条件もかなり厳しめです。


ガイダンスカウンセラーの仕事内容

1)子供が発達していくうえで抱える問題への援助
発達するうえで抱えがちな問題や、同じ年の他の子供と比較して、言葉や知能、運動能力などに遅れをとっていると悩む子供たちに対してのケアを行います。
子供が学業を通じて自分の進路を選び取る能力を育てたり、人間関係の悩みを改善、解決に導くためのアドバイスをしたり、体の成長や健康についてのケアやサポートを行います。

2)子供を取り巻く環境に発生している問題への援助
様々な理由による不登校や発達障害など、子供本人だけへのカウンセリングでは解決できない問題に対し、子供を取り巻く環境を巻き込んだカウンセリングを行います。家族や教職員、地域とも連携を取って

ガイダンスカウンセラーになるには

ガイダンスカウンセラーになるには、ガイダンスカウンセラー認定委員会の行う審査を受け、合格しなけれがなりません。
資格審査を受けるためには以下の条件を満たす必要があります。

1)教育職員の免許を持っている
2)大学院においてカウンセリング心理学博士課程前期課程または修士課程を修了している
3)3年以上の相談指導に関わる実戦経験がある



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心理カウンセラーになるには:自分と向き合うことが大切

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

数回にわけて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

こらから心理カウンセラーを目指す方は是非お読みくださいね。


●心理カウンセラーになるには自分と向き合うことが大切

心理カウンセラーは、なぜ自分と向き合わなければならないか

counselor0.jpgのサムネイル画像当たり前ですが、心理カウンセリングではクライエントさんが自分の悩みや課題と向き合います。

向き合っているクライエントさんの心はぐらぐらと揺れます。

そして、相手の心がぐらぐら揺れている時に、寄り添う人も揺れてしまうことがあります。

誰しもそんな経験がありますよね?

心が揺れている時の自分のことを思い出してください。

感情も不安定で、相手に引きずられて落ち込んでしまったり、疲れてしまったりしませんでしたか?

普通に家族や友人の話を聴いている時はそれでもいいと思います。

共感することで、相手は安心するのですから。

では、職業心理カウンセラーは揺れていてもいいのでしょうか?

何日間に一人を相手にするのなら、それでもいいのかもしれません。

でも、たくさんの人を毎日相手にする時、様々な相談を受ける時、たびたび落ち込んでは仕事として続きません。

では、どうしたらいいのでしょうか?


心理カウンセラーは自分と向き合って自分を癒すことが大切


それは、自分と向き合って自分の心を癒す必要があるということです。

自分が癒されたら、ぐらぐら心が揺れることはどんどん少なくなります。

専門家になったり、プロと言うからにはどういう在り方を選ぶかということです。


多くの人が、どんな仕事にしてもそれ相応の知識やスキルを持っています。

その資格を得たり、技術を習得するのに、それなりの時間やお金をかけて学びます。

そして、お客様に対して還元できるだけのものをもって提供します。

払ったお金よりも価値があると感じられれば、満足しますし、リピートします。

それが、世の中の仕事やサービスの仕組みですね。

そして、ちゃんとお金を稼いでいる人は、仕事に対しても自分に対してもきちんと向き合えていると思います。


例えば、人事で働いたとか、保育や介護で人と接していましたとか下地がある場合と何もないのとは違います。

特に、未経験であれば、簡単な勉強だけでデビューしない方が賢明でしょう。

あなたの心がちゃんと癒される経験をしましょう。

それが自分と向き合うということです。


せっかく心理カウンセラーになったのに、つらくなってすぐにやめるという話も聞きます。

精神的につらくなってしまったという理由が多いようです。

心理カウンセラーが揺れているようでは「私はお客様にサービスを提供できません」と顔に書いてあるようなものです。


まとめ 癒されなければ癒せない

counselor1.jpg心理カウンセラーになるには、自分自身がきちんと癒されることが大切です。

あなたがきちんと自分と向き合って、自分の課題を解決したら、それはとても素晴らしい心理カウンセラーの下地になります。

あなたの癒された経験が人を癒す糧になるのです。

あなたのサービスは心を扱うものです。

心の扱い方をきちんと学んだ、セルフマネジメントできる、そう言い切れない限り、あえて困難な人生を選んでいるとしか言えません。

心理カウンセラーはスポーツで言うならコーチです。

自分の経験以上に教えることは、なかなか難しいのです。

あなたは泳げないスイミングスクールのコーチに学びたいですか?

心理カウンセラーになるには、自分と向き合って自分を癒す。

あなたのその経験が、心理カウンセラーという職業として一番大切なのですよ。


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心理カウンセラーになるには:自分と向き合うってどういうこと?

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

今日は、自分と向き合うってどういうことだろう?という点をお伝えしますね。

●自分と向き合うってどういうこと?

自分と向き合うってどういうことでしょう?

ちょっと具体的ではない抽象的なこの言葉について、解説していきたいと思います。

自分と向き合うってわかりにくい??

counselor2.jpg今まで一生懸命生きてきて、楽しい思いもすれば、つらい思い、苦しい思いや悲しい思いもした。

そういう経験をしている自分は、すでに向き合っているというのではないでしょうか?

そんな風に思っている方がいらっしゃいます。

自分のことなんてわかっている!

そうですね。

でも、それだと誰でも心理カウンセラーになれちゃいますね。

自分と向き合うことへの誤解

自分と向き合うって…なんだか怖い。

そんな風に思う方もいるようです。

そもそも、自分と向き合うということに抵抗をお持ちの方もいるようです。

自分の過去の経験に蓋をして見ないようにしたり、記憶から抹消して忘れたことにする。

そんなこともよく聞きます。

・自分の過去を見たくない
・自分の深いところは知りたくない
・そういうことはめんどうくさい
・向き合って変わることが怖い

でも、安心していいんです。

そういう方って結構いらっしゃいます。

今まで見なかったことを知る。

知らなかったことに気が付く。

そういことは何だか怖い。

人は未知のものに対して、ある程度恐怖や不安を抱くのは当たり前なのです。

自分と向き合って自分が変わるということは、今まで経験したことがないこと。

そうであれば恐怖や不安があって当たり前です。

人間だから普通のこと。

見たくないものは見たくない。

自分と向き合わない人は誤解した上に損をする

でも、せっかくならより良い人生を送りたい。

多くの人がそう思っていると思います。

だったら、向き合って乗り越えてしまうことが、より良い人生への近道です。

でも、自分のことを深く見たり、知ったりしたら幻滅してしまうのではないか…。

そんな風に思う人もいるようです。

本当にそうでしょうか?

私は、自分と向き合って幻滅する人はあまり見たことがありません。

むしろ、向き合わないままで、自分に対して幻滅している人の方がよっぽど多いです。


自分と向き合う人って、何かを覚悟をしているのが伝わってきます。

どんな覚悟でしょう?

それは、自分を取り巻く周囲のことや自分自身を変えたいっていう覚悟です。

ほぼ全員が「より良くしたい」という指標で向き合います。

そういう人達は、とてもイキイキと輝いて見えます。

今や過去がどんな自分でも構わないんです。

実は「向き合おう」って覚悟した瞬間に変化は始まりだします。

自分と向き合わない人は

・他人の文句が多い
・愚痴が多い
・自分のことは棚に上げる
・羨む、妬む
・人のせいにしがち

厳しいことを言っていますが、そんな人が多いです。

やめた方がいいです。

自分で自分を苦しめるに他ならないし、運も人も去っていきます。

自分と向き合いだしたら変化は始まります

counselor3.jpg自分と向き合っている人は、自分のことで忙しいです。

誰かと嫌なことがあっても、自分がどうすればいいか、自分に何が出来るか考えたりしています。

自分と向き合い始めるということは、自分軸で生き始めたとも言えるかもしれません。

しっかりと自分軸で生きている人、自分のことを好きな人、自分と向き合っている人はエネルギーに満ち溢れています。

輝いていて、とても清々しく、その上魅力的です。

一緒にいるだけで、パワーがもらえます。

そんな人の周りには、人が集まったりします。

なぜなら、プラスのエネルギーのおすそ分けをもらえるし、居心地がいいからです。

ちなみに、自分軸というのは、独りよがりや自己中心的とは違います。

自分がしっかりしていることで、他人にも気をまわすことが出来るようになっている人のことです。

まとめ 自分と向き合うとはどういうこと?

では、自分と向き合うということはどういうことなのか?

それは、あなたが、あらためて自分のことを冷静に見つめて、考えて分析して癒し、良い未来へ向かうという作業です。

・自分を客観的に眺めて、どんな傾向があり、どんな課題があるのか?

・そのネガティブな課題や過去はどうやって癒すのか?

・どんな自分になりたいのか?

・どんな人生を歩んでいきたいのか?


自分を見つめることで、あなたの人生は輝きだします。

自分と向き合うということは、覚悟を決めた時点で、あなたにとってプラスのことがたくさんあります。

自分と向き合うことは、あなたの人生により良い変化を起こすということです。

その仕組みがわかったら、あなたは心理カウンセラーとしてクライエントに心理カウンセリングを提供することが出来るのです。

だからこそ、心理カウンセラーは自分と向き合うことが必須なのです。

いかがですか?

心理カウンセラーとして心を扱う仕事をしたいなら、まず自分のことに向き合いましょうね。

進みだしたあなたはきっと、素敵な未来へ向かうはずですよ。




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心理カウンセラーになるには:今の自分の現状を理解しよう

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

今日は、自分と向きあって今の現状を理解するという点をお伝えしますね。

●今の自分の現状を理解しよう

自分と向き合って自分の現状を理解する。

counselor4.jpg自分と向き合うってどういうこと?の章で以下のことをお伝えしました。

・自分を客観的に眺めて、どんな傾向があり、どんな課題があるのか?

・そのネガティブな課題や過去はどうやって癒すのか?

・どんな自分になりたいのか?

・どんな人生を歩んでいきたいのか?


それは、つまり現状の自分を理解することに他ならないのです。

これは、仕事でも勉強でも大切なことではないでしょうか?

現状を知らないと、対策も何も立てられません。

立てた対策の効率が良いとも限りません。

心のことでも同じです。

現状を把握すると、対策が立てられるのです。

自分の現状を把握するために書いてみる

現状を把握するのに出来ることはなんでしょう?

簡単なのは書いてみることです。

少しの時間で構いません。

自分のためにアウトプットする時間を作りましょう。

次のようなことを書いてみると、自分の現状や傾向が見つかりますよ。


★長所、短所

★どんな悩みがあるか

★何が強みで何が弱みか。得意、不得意。

★苦手、嫌いなことや人

★ネガティブな思い癖

☆どんな解決法があるか?

★どんな自分になりたいのか?

★どんな人生を歩みたいのか?

☆もしも叶っていたら、自分はどのような姿か?



書くことで人は客観的になりやすくなります。

外から考えることで、今までと違うひらめきが出たりするのです。

まとめ 現状を知ることで道が開けます

counselor5.jpgこのようにアウトプットするために書くことが大切です。

アウトプットしたら、自問自答によって自分を磨くことが大切です。

自分のために自分を見つめる時間を作りましょう。

現状を知ることで次の対抗策が打てます。

適切な行動が出来るのです。

人生は有限ですから無駄使いしている暇はありません。

あっという間に時間は過ぎます。

自分と向き合って、自分の現状を知ると言うことは、これからあなたの道を選択するのにとても重要なのです。

自分の心の課題を知って、自分をどう癒すか。

それが心理カウンセラーになるために必須のことなのです。

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心理カウンセラーになるには:自分と向き合いながら世界が変わっていく

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

●自分と向き合いながら世界が変わっていく

自分が変われば世界が変わる

counselor6.jpgあなたも聞いたことありませんか?

・自分が変われば世界が変わる

・他人と過去は変えられない


心理の世界ではよく言われます。

あなたが、自分と向き合って変化を受け入れることで、状況は驚くほど変わったりするんです。

心理の世界では、まさしく真理です。

あなたが心理カウンセラーになるとしたら、是非、体験してほしいことです。

あなたがこの経験や実感なくして、クライエント対してに変化をしてくださいとは言えません。

心理カウンセラーはアドバイザーではない

友人、知人、職場の人に何かのアドバイスをする。

困っている家族に自分の考えや意見を言う。

本質的に、これらは心理カウンセラーの行為ではありません。

あえて例えるならアドバイザーです。

心理カウンセラー=アドバイザーであってはいけません。

アドバイザーはケース毎に解決案を出します。

最初の悩みが解決しても、次の悩みが出た時に、またあなたのもとにやってきます。

何かあるたびにあなたを頼ることは、依存になります。

それは心理的にクライエントが自立することを妨げる行為です。

また、アドバイザーは心理の世界では通用しません。

心理カウンセラーは、心を根本的に変化させることをおこなっていきます。

カウンセラーが注意する心の在り方

counselor7.jpg自分が変わるということは、自立して自ら変わろうとすることです。

心理カウンセラーも、自分から変わる経験をして欲しいのです。

人が元気になっていくのを支援する。

自分がそのことで、感謝されて気持ちが満たされる。

一見、素晴らしい循環のように見えますね。

でも、このことには注意してほしいポイントが隠されています。

心理カウンセラーが心理カウンセラーの力で解決すると思っている時、あなたはクライエントを依存させます。

また、心理カウンセラーが感謝されたいと思っている時、あなたはクライエントを中立に見られません。

もちろん、どんな仕事にも喜びややりがいは必要です。

でも、それを行き過ぎて求めるのは心理カウンセラーとして危ない傾向です。

多くの人を支援する職業の方(看護、介護、心理カウンセラーなど)でそれが強すぎると、いずれ「もらえない」時に出会います。

それが強すぎると、対象者の方への怒りや自分自身の挫折になります。

必ずしも、あなたがしたことに感謝が伴うとは限りません。

そのためには、自分の心を整えることや自分の価値観の軸を少し変えることが必要です。

他人は変えられないことを知る

もしも、あなたが誰かを変えようとしているのなら、すぐにやめましょう。

何年、何十年経っても自ら変わろうとしない人は変えられないといずれ気が付きます。

労力になんら報いません。

変わりたくない人は、いつまでも同じところで堂々巡りをし、人のアドバイスなど聞きません。

一番変えやすいのは自分だと気が付いてください。

あなたが変わることが、状況や世界を変える一番の早い方法なのです。

世の中変わりたくない人もいる

変わらない人は、問題がないのに自ら問題を生み出したりします。

同じ場所にいて、同じ時間を過ごしても、天国を経験する人と地獄を経験する人がいるのです。

地獄にいる人に天国の良さはなかなか伝わりません。

本人が気づかない限り。

本人が変わりたいと思ったら変わります。

でも、そうでない限りは、あなたが先に天国を経験する人になってください。

まとめ 自分が変わると世界が変わる経験はあなただけのもの

自分と向き合い、課題を解決したら、世界が変わることがわかります。

では、どんなことから始めたらいいのでしょう?

それは、自分の内面を知るということです。

人は、他人のことはよく気が付くけれど、自分のことに気が付きにくいのです。

自分のことはさておき、みなさんも人のことは良く気づきませんか?

私たちは、自分の外の世界というものを、知らず知らずに分析しています。

それだけ、私たちは外の世界に気づくことに長けています。

でも、自分のこと、自分の内側は見ないようにしがちです。

自分の内側に気づいたら怖い、否定してしまう、幻滅してしまうのではないか…。

・私ってこんなに嫌な人間だったんだ…

・あぁ、こんな性格気が付かなければよかった…

でも、負の感情も嫌な部分も人間だからあって当然です。

気づかないでほっとくのも手ですが、もしかしたら、周りから既に気づかれてるかもしれません。

そんなことではもったいないですよ。

少しでも自分が素敵になりたいのなら、気づいて改善したほうがいいですよね?

気がついたら、どんな風に生き直すのか対策が打てるようになります。

現状を知って、自分を変える。

そうすることであなたの輝きは増して、自ら世界を照らし始めていくのです。

心理カウンセラーになるために、自分が変わると世界が変わることを、是非体験してくださいね。

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心理カウンセラーになるには:認知の歪みを直すということ

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

●認知の歪みを直すということ

認知の歪みに気づく

nayamu.jpgみなさんは認知の歪みはありませんか?

認知の歪み、別の言い方をすると考え方の癖、思い癖です。

どういうことでしょう。

私たちは、外の世界に意味をつけながら生きています。

自分の価値観や信念などを元に、様々な物事に意味づけしているのです。

そこには、ただの事実と違って、私たちが付ける意味があります。

ポジティブな場合の例で言うと、富士山を眺めながら「素晴らしい」と感じるならば、素晴らしいという意味づけをしたということなのです。

でも、事実は「富士山」とだけ言えます。

事実であれば、日本一高い山とも言えますね。

客観的に数値化したり、知覚ベースで言えることだけが事実であり、感情や感覚をもとに話す場合は意味づけをしているのです。

もう少しわかりやすい話で言うと、例えば半分の水の入ったコップがあるとします。

・水がこれしか入っていない

と取るか

・水がこんなに入っている

と取るか。

上は足りない部分に意識が行き、下は水に意識が行っているといえます。

でも、事実は「コップに水が入っている」という風に言えるのです。

このような意味づけは、私たちは生きている限りずっと続いています。

そして、それがネガティブな思い癖から発している場合、私たちは生きづらさを感じる可能性があります。

以下のような人は認知の歪みがある可能性があります。

・ネガティブになりやすい人
・ストレスを感じやすい人
・対人コミュニケーションにつまづきやすい人
・不安や緊張が強い人


多かれ少なかれ人は認知の偏りがあります。

偏りと言うとネガティブな感じがしますが、認知の個性と言ってもいいかもしれません。

ただ個性と言い切れないのは、歪みが行き過ぎていると、周囲との軋轢が出来たりして生きづらさを感じやすい部分です。

心理カウンセラーになりたい人は、自分の認知の歪みに気が付くことが大切です。

自分の歪みや考え方の癖を知ることで、クライエントの癖に気が付きやすくもなります。

自分のことを練習に使えばいいんですね。

ここでよく知られているバーンズの10種類の認知の歪みをご紹介します。

以下のような考え方の癖があると、ストレスを受けやすいです。

バーンズの10種類の認知の歪み


全か無か思考 白黒つけたグレーゾーンがない極端な考え方

例)もしもこの仕事を引き受けるのなら、完璧に出来るまで仕上げてやる。
自分の価値観の中で「完璧」な状態を追います。多くは個人の取り方です。いつまでも追うのでエネルギーを使い切ってしまいます。

過度の一般化 少ない経験で行き過ぎた一般化をする考え方

例)今日乗った電車で20代の男性が席に寝転がっていた。最近の若者はみんな躾がなっていない。
20代の男性、若者がみんな躾がなっていないとどうしてわかるのでしょう?

心のフィルター 悪い方にばかり目が行く考え方

例)運動をしても身体が痛くなるし、急に動いても身体がついていかないし、余計具合が悪くなる。
運動をすることで、身体が強くなるし、調子も良くなります。そういう可能性を全て排除し、悪い方しか見ていません。

拡大解釈と過小評価 ネガティブを大きくポジティブを小さく考える考え方

例)だめだ。テストで20点もミスしてしまった。
80点取れた!と考えられずに、ミスの方に目が行きます。

感情的決めつけ 自分の感情ありきで考える考え方

例)職場ですごく疎外感を感じてやりきれない。みんな私なんていない方がいいと思っているに違いない。
自分のマイナスの感情が先に立って、いない方がいいと思っていると決めつけてしまいます。

マイナス化思考 なんでも悪いことに結び付ける考え方

例)今日は上司に褒められたけれど、今までのミスのことを考えたらただの穴埋めのラッキーでしかない。
なんでも悪いことに結びつけてしまいます。良いこと自体を感じようとしません。

結論の飛躍 以下の二つ


①心の読みすぎ 悪い方に深読みする考え方

例)あの人の笑い方は癇に障る。今もきっと悪いことを考えているに違いない。
悪いことを考えているかどうかは、事実はその人に確認しないとわかりません。

②先読みの誤り 未来に起こることが悪い方だと決めつける考え方

例)今日テストに失敗したから、たぶん明日のテストも全部だめだと思う。
今日のテストと明日のテストの関連性は実はありません。未来のことを悪く考えてしまいます。

すべき思考 追い込んでしまう考え方

例)男は人前で泣くものではない。泣き言を言うものではない。
自分にも人にもその価値観で接します。そうではない時を考えられません。

レッテル貼り 根拠のない決めつけをする考え方

例)あの上司はいつもいつも機嫌が悪い。本当に嫌な奴だ。
いつも機嫌が悪いわけではないでしょう。それを嫌な奴と決めつけてしまっています。

個人化 なんでも自分のせいにする考え方

例)あの上司が今日機嫌が悪いのは、きっと昨日の私のミスのせいだ。
事実が確認できていないのに、全部自分のせいにしてしまっています。


いかがでしょうか?

annsin1.jpg私たちのネガティブな発想は、ほとんどがこの中に入りそうです。

ただ、このようなことがあるからと言って、落ち込むことはありません。

気にならないくらいなら、そっとしておいてもいいのです。

あくまで、行き過ぎて辛い思いをしているのなら、何かの手を打った方がいいということです。

自分の考え方の癖がわかると改善をすることができますよ。

是非、心理カウンセラーになりたい方は知っておいてくださいね。

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心理カウンセラーになるには:客観的になる能力を磨く

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

今日は、客観的能力を磨くということをお話ししますね。

●客観的になる能力を磨く

counselor8.jpg
自分と向き合うには俯瞰的な視点、冷静になって自分を見つめる視点が必要です。

それは客観的になり、「自分を他人のように見つめ直す」ということです。

客観的な能力は誰にでもあるのですが、私たちはなかなか主観と客観の区別が出来ません。

では、どうやって客観的な能力を磨けばいいのでしょう。

順を追って説明しますね。

視点は3つある 1、自分の立場(自分の視点)

counselor9.jpg私たちは自分の視点というものを持っています。

自分の視点というのは、自分の価値観、自分の信念、経験などを通して様々なことを理解したり、判断したりする視点です。

そこには自分の感情や思いが生まれます。

自分の視点は主観とも言えます。

通常何も考えなければ、私たちは主観の世界にいることが多いです。

楽しいことは楽しく、悲しいことは悲しく、感情によって心が揺さぶられることを強く感じます。

心が正常に働いている場合は、心が動くことをしっかりと感じることができます。

視点は3つある 2、相手の立場(あなたの視点)

counselor10.jpgしかし、私たちは他の視点で物を見ることもできます。

例えば、コミュニケーションの相手側の視点。

言語の学習では2人称(あなた)の視点と言えます。

ちなみに、私の視点は1人称ですね。

外国の人から見ると、日本人は性質上、相手の立場に立ちやすいと言えるようです。

震災が起きても、暴動やパニックなど起こさずに節度を守って行動する日本人に、外国の人は驚きを隠せなかったそうです。

人に対する思いやりや優しさ、おもてなしの心が、日本人が相手の立場に立ちやすい事を表していると言えるかもしれません。

また、日本人は昔から比較的狭い社会にいるからとも言えるかもしれません。

狭い社会の中では、自己を主張するよりもお互いを意識しなければ生活しにくかったと言えます。

視点は3つある 3、他人の立場(客観的視点)

counselor11.jpgでは、客観的になるとはどの立場なのでしょう。

答えは3人称の第三者の視点です。

この立場に立つと、私とあなたという1人称、2人称の二人から離れて物事を見ることが出来ます。

私とあなたの利害関係から離れてものを見ることが出来ると言えます。

それは、スポーツをジャッジする公平な審判のような視点ですね。

客観的に見ることで自分と向き合える

自分と向き合うためには、自分のことを客観的に見られるようにすればいいのです。

客観的になると自分の思いから離れられます。

その結果として

・落ち着く
・冷静になる
・余裕が持てる

ということが挙げられます。

そして、自分を外から眺めて分析することが出来ます。

冷静じゃないと自分のことを上手く見ることはできません。

どうしても自分に肩入れしたくなるものです。

客観的に見ることが出来ると自分の気づきも増えて、改善もしやすくなります。

客観的になる練習

頭ではわかるけれど、具体的にはどうすればいいの?

そうですね。

どうやって練習したらいいのか、以下に方法をお伝えしますね。

書くことで自分のことをアウトプットする

counselor12.jpg文章にして自分のことを書いてみましょう。

あなたがどんな人なのかを書いていくのです。

なんでもいいのですが、好きなこと、趣味、食べ物の好み、服装、本当はこうなりたいとか。

ネガティブなことも書いてみましょう。

嫌いな人、苦手なもの、嫌いな癖とか。

書くことで、課題と離れやすくなるし、あらためて考えやすくなります。

また、自分事として背負っているものも軽くなったりします。

まず、なんでもいいから書いてみる。

そこから始めることをお勧めします。

そうすると新しい発見があったりするものです。

あらためて自分に対する理解が深まったりします。

どんなことを書いていくか


ネガティブな思考パターンを書いてみる

counselor13.jpg日ごろ、何を考えていますか?

私たちは日頃常に思考が動いています。

捉えられるものは意識に上がりますが、捉えられないものは無意識の領域です。

どちらも雑念ですね。

普段は意識していないような無意識の雑念にも気が付いてみましょう。

無意識的に自分の心が何に囚われているか、どんな傾向か知ることはとても大事です。

街中や人混みで暗い顔をしている人は、きっとネガティブなことに支配されています。

もしも日常的にネガティブな思考をしているのなら、きっとあなたも暗い顔をしているかも。

マインドフルネスをして、ゆっくりと呼吸をしながら雑念を感じてみるのもお勧めです。

いかにいろんなことに心を奪われているかわかりますよ。

ポジティブな思考パターンを書いてみる

楽しい時とか嬉しいとき、どんなことを考えていますか?

自分のことで難しければ、あなたが好きな輝いている人について書いてもいいです。

どんなことを考えているんでしょうね?

そんな人は悩みがないの?いえいえ、みんな悩みはあるでしょう。

でも、輝いている人はそんなことも前向きに考えている可能性があります。

例えば、根拠のない自信があったりとか。

そんな輝いている人が何を考えているか、自分に取り込んでみるのもいいかもしれません。

ポジティブになっている自分がわかったら、その時間を増やしましょう。

その時間を増やすことはあなたの生活にうるおいを与えます。

ネガティブ行動パターンを書いてみる

さっきは思考パターンを書きました。

今度は行動パターンを書きましょう。

ネガティブだったり、頭がごちゃごちゃしている時ってなんか余計なことしませんか?

例えば、買わなくていいもの買っちゃったり。

友達に余計なこと言っちゃったり。

そう、ネガティブなときは、変な行動をしてしまうものです。

行動が変な時に、「私、ネガティブだな」って気づくこともあります。

ネガティブな自分に気がついたら注意しましょうね。

いつもよりも慎重な行動を心がけて、感情のままに動きすぎないようにしましょう。

ポジティブ行動パターンを書いてみる

counselor14.jpgネガティブなことが書けたら、今度はポジティブな行動パターンも書いてみましょう。

なんか、何をやってもうまくいく気がしたり、素敵な出会いや楽しいことが舞い込んで来たり、そんな時はどんなことをしてますか?

ポジティブなことは連鎖します。

あなたが気分よく過ごしていると、どんどん素敵なことが降ってきます。

上手くいっているパターンは良く使うようにしましょう。

書いたら対処法を考える

ネガティブなパターンがわかったら、どうしたらいいのか考えてみましょう。

ポイントは

・まったく違う誰かになって考えてみること

あなたの生活に関係ない人になると、本当に客観的になります。

なんか難しいなと思ったら、あなたの課題に対して答えのでそうな憧れの人を思い浮かべてみましょう。

タレントでもモデルでも俳優でも、あの人だったらどんな答えを出すだろう?と考えてみてください。

きっと今までと違う考え方が生まれてくるはずです。

そうしたら、ネガティブな自分から離れて対処法を探しましょう。

きっと現状を打開するような素敵な答えが見つかると思います。

まとめ 自分と向き合うには客観的な視点が必要

いかがですか?

自分のことを振り返るには、自分の思いから離れなければ上手くできません。

上手くいっていないところから良い変化をもたらすには、違う視点を持つこと。

違う視点は、あなたの価値観を豊かにしますし、心も大きく育てます。

そのために、自分のことを書くことから始めてみましょう。

5分でも10分でもいいんです。

是非、試してくださいね。

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心理カウンセラーになるには:自分と向き合い続ける

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

今日は、自分と向き合うということは継続が大切ということをお話ししますね。

●自分と向き合い続ける

mukiau.jpg
自分にとって嫌な部分はどんなところでしたか?

気づきたくなかった。。。

なんてことは起きていませんか?

気づいてよかったんですよ。

気づいたからこそ、変えることが出来るというもの。

あなたが変わる第一歩が、自分と向き合って気づいたからこそ生まれたのです。

そして、ネガティブなあなたも意味があって存在していました。

多くはあなたを守るため。

あなた自身の過去や自分を嫌ってはいけません。

そんな自分すらも受け入れて、前へ進むことが大切なのです。

自己を尊重するということ

ありのままの自分を受け入れるということはとても大切。

自分のネガティブな部分は、とかく見たくないし、忘れてしまいたいし、嫌いになりがちです。

でも、ネガティブな部分も受け入れて、そんな自分に対して愛情込めて接していくことが、自分の土台を育てます。

ありのままの自分を認めてあげることを自己尊重と言います。

自己肯定感とは少し違います。

傷ついたり、ネガティブな部分も含めて、認め愛情を込めて癒す。

そういうことが自己尊重です。

その中で癒され、ネガティブな部分が減ったり、自分を好きになっていくことが自己肯定感であり、そして自己肯定感が育つということです。

自己を尊重せずに、自己肯定感を無理やり上げることは良くありません。

傷ついた部分は、放っておくと何かしらの歪みになるからです。

すごく前向きなことを言っているのに、なんだか辛そう…。

そんな人に出会ったら、自己肯定感を無理やり上げている可能性があります。

自分と向き合い続けること

mukiaitudukeru.jpgまず、私たちは自分の課題に気づいた時点で心理的に問題から切り離されます。

そうすると、心理的に客観的に考えることが始まります。

でも、その後が大切です。

気づいたら自分のことを観察し続けて、自覚し続けることがポイントです。

私たちはせっかく気づいても普段の忙しさに流されて忘れがちです。

常に気づいているということは、ちょっと大変かもしれません。

例えば、怒りやすいのであれば

・怒りやすいんだよなぁと自覚し続ける

ことなのです。

そうすると、徐々に怒りやすい自分ではなくなってきます。

もちろん、怒らない努力も必要ですよ。

アンガーマネージメント(怒りのセルフマネージメント)

ikari.jpg例えば、怒りそうな時はこんなことが出来ます。

自分の怒りをそのままにしないで、落ち着かせる行為をアンガーマネージメントと言います。

イライラしたら次のようなことを試してみましょう。

まず、怒りそうになったり、怒ってしまったら、5分ほど深呼吸をして待ちましょうね。

5分から6分ほど待つと、怒りはピークを過ぎます。

その時に、怒ってしまった場所や怒りの対象から物理的に離れるということも効果的です。

また、イライラしている身体の部分に少しだけ触れて「大丈夫」と声をかけるのも効果的です。

どういうことかというと、フォーカシングという心理療法などでも身体の感覚をある人格のように扱うという手法があります。

イライラしたのが「頭」なのであれば、その頭の感覚に向けて「大丈夫」となだめてあげる方法です。

自分と向き合い続けるメリット

自分と向き合っている人、常に自分を観察し続けている人は、自分の状態に気が付いているとも言えます。

・あの人嫌い(感情強い)

・私はあの人が嫌いなんだなぁ

・あの人を見たら不快な感情が出てきたなぁ(感情弱い)

違いがわかりますか?

上から順番に感情の強さが違います。

この3つは心理的な視点で見ると雲泥の差です。

当たり前ですが、ほとんど多くの人が「あの人嫌い!」ってなっているんです。

別の例では、「あの人嫌い!って思っている自分が嫌い!」っていうのもありますね。

どちらにしても、それは、問題の中にどっぷりつかっていると言うこと。

自分が自分の状態に気が付くということは、すでに問題から「ちょっと離れた」と言うことなのです。

そうするとイライラする自分から変わっていけます。

まとめ

ネガティブはネガティブとして認めることが大切。

それが、自己を尊重して自分の土台になり、そのうえで自己肯定感を上げましょう。

自分と向き合ったら、常に自分の状態に気づいて自覚し続けること。

ちょっと大変かもですが、チャレンジしてみてくださいね。

これを続けられるようになるとイライラから段々解放される方向へ向かっていきますよ。

心理カウンセラーになりたいあなたはクライエントと向き合うためにも自分と向き合いましょうね。

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心理カウンセラーになるには:自己肯定感を上げることの大切さ

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

今日は、自分と向き合って自己肯定感を上げることの大切さをお話ししますね。

●自己肯定感を上げることの大切さ

自己肯定感を上げる

counselor15.jpgみなさんは自分に自信が持てていますか?

自分が自分で良いと思えていますか?

自分のことが大好きですか?


自己肯定感が高い人は、とても輝いて見えますね。

そんな人のようになるためには、どうしたらいいでしょう?

それに、自分と向き合うという課題をおこなっていると、よく自分の嫌なところが目に付いたりします。

そうすると、かえってへこむこともあるかもしれませんね。

「こんな自分嫌だ…」「気が付かなきゃよかった」

そんな風に思うこともあるかもしれません。

でも、もしもそこから抜け出したいのであれば、次のことをします。


自分を認める、褒めるということが大切

自己肯定感を上げるには、自分を褒めたり認めたりすることが大切です。

そうすると「褒めるところなんて見つからない」という方がいたりします。

いえいえ、そんな自分だからこそ認めてあげて、褒めてあげるんです。

一見、矛盾していますが、取り組まなければ始まりません。

自分と向き合うためには、良い部分を見つけて褒めることがとっても大切なんです。

どんな人でも良いところもあれば、悪いところもある。

それは普通のこと。

そして、悪いところに目が行くのは、人である限りしょうがないところでもあります。

でも、もしもそのまま放っておいても、あなたの内面は意外と外側に伝わっています。

「自分に自信がないなぁ」「自分のこと嫌いだなぁ」

そのネガティブな思いはちゃんと表れてしまう。

では、どうしましょうか?


まず第一に、もしもなんとかしたいなら、ネガティブな思いを良くするにはエネルギーが必要です。

ネガティブが強ければ強いほど、エネルギーはたっぷり必要です。

どうやってエネルギーを蓄えましょうか?

人に褒めてもらいますか?

でも、「そんなに褒めてもらえるなら悩んでいない!」

そういう声が聞こえそうです。

では、どうしたら良いでしょうか?


自己肯定感を上げることは、自分でエネルギーを蓄えるということ

counselor16.jpgこれは、自分でエネルギーを蓄えるしかなさそうです。

エネルギーは、自分で自分を褒めて認めることで、あなたの内面から湧いてくるものなのです。

これは、あなたがあなたの一番の味方でいるということ。

自分のことを輝かせるためには、自分が自分を肯定してあげましょう。

そして、誰よりも自分を認めて褒めてあげましょう。

1,長所はおおいに褒めよう
長所は伸ばすに限ります。

あなたの素敵な部分はどんどん伸ばしていきましょうね。

2,些細なことも褒めよう、認めよう
褒める、認めるというのは、私たちには栄養です。

どうやら赤ちゃんと言うのは生まれた時から言葉の真意を理解しているようです。

好きと言われた時と嫌いと言われた時の赤ちゃんの脳波が違うようなのですね。

私たちがいつも気分よくいるためには、褒める、認めるがとても重要なのです。

3,自信がない人は繰り返し認めよう、褒めよう
写真や動画で自撮りをして、褒めたり認めたりするといいですよ。

客観的に友人を褒めるように、思い切り褒めてあげましょう。

繰り返しをすることで、自信がないという気持ちが少しずつ変わってきます。

4,ありのままを褒めよう、認めよう
ありのままを褒めて、認めるのも大事です。

ありのままとは、自分の存在に対する価値です。

あなたは生まれて間もない時から、そのままでずっと価値があるのです。

大人になる間に「あれが出来なきゃ褒められない」「これをしなきゃ認められない」と条件が増えてきました。

それら条件を全て横において、ありのままの自分を認めて褒めましょう。

ここがしっかりと大地に根付いているのと浮ついてグラグラしているのとでは、かなり違いが出ます。

ネガティブな時でも、そんな自分を認めましょう。

こうやって頑張っている自分を認めましょうね。


まとめ

いかがですか?

自分と向き合ってたくさん栄養をあげることで、あなたの内面は育ち輝きを増します。

自己肯定感の高い人は自信が満ち溢れて輝いています。

心理カウンセラーとしても自己肯定感はとても大切です。

自分を大事に思っていない人に、大切にしてねって言われてもなんだかしっくりこないですからね。

みなさんも自己肯定感をあげて、自分を大切にしましょうね。

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心理カウンセラーになるには:客観視の具体的な方法とは

こんにちは。

日本NLP学院講師兼NLPカウンセラーの岩渕です。

前回に続いて、心理カウンセラーが自分と向き合うことの大切さをお伝えします。

今日は、自分と向き合う客観視の具体的な方法についてお話ししますね。

●客観視の具体的な方法

客観的に見た方がいいよ!

なんて言われても、実際に習うことはなかなかないですよね。

講座では、なるべくわかりやすく皆さんに体験していただくのですが、今日は説明してみましょう。

私たちは、自分の視点と自分を外から見る視点を持っています。

kagami.jpg例えば、服装を選ぶ時。

自分の好みで選んでいるのなら、自分の視点、いわゆる主観で選んでいるということです。

その服が好きとか嫌いとか、ちょっと感情が入るような判断をするんですね。

では、デートに行くとき。

この服が好きだからこの服で行こう!は自分の視点です。

これが、もしも、相手の好みに合わせるのなら、相手の視点で見ているということです。

彼が好きな服で行こう!は彼視点。

でも、残念ながらこれは「相手の視点」なので客観視ではありません。

これが、もしも「場にふさわしい服装にしよう」だと客観的に物事を見ているということになります。

第三者が見ても恥ずかしくない格好で周りに合わせている。

そんな場合が客観視になりますね。

じゃあ、練習は具体的にどうするのか?

以前にもお伝えしましたが、あらためてお伝えしますね。

鏡で見る

先ほどのデートだったり、場に合わせる服装だったり、そういうおしゃれな人は視点を切り替えている可能性が高いです。

そういう意味では、女子の方が得意な人は多いかもしれませんね。

でも、ポイントは独りよがりにならないことです。

あくまで、第三者が見たらどう思うかを意識することですね。

自撮りして写真や動画で見る

jidori.jpg実は、こっちの方が客観的です。

鏡の世界は実は左右が逆なんです。

写真や動画は外から見た正しい視点。

知っていました?

今は写真や動画がお手軽な世の中ですから、自分を見るならスマホや携帯、フェイスブックでもインスタグラムでも使って自撮りをして、表情などチェックしてみたらいいですよ。

友達といる時、家族といる時、自分はどんな表情をしているでしょうね?

キラキラ輝いていますか?

心理的に自信をつけたいのなら、写真や動画の中の自分を褒めたり認めたりしてくださいね。

写真や動画の中の自分をしっかりと頭の中でイメージできるようになると、客観視しやすくなります。

芸能人の優れた方は、自分が今どんな表情でカメラに写っているのかわかっているそうですよ。

あなたも自分を外からイメージしましょう。

まとめ

常に自分を観察しながら、「今、他人から見たらどんな振る舞い?行動?表情?気持ち?」なんて意識していると客観視の練習になります。

周囲とどんな関りをしているかも、常に意識すると修正しやすくなります。

是非チャレンジしてくださいね。

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心理カウンセラーの心の在り方とは

こんにちは。

日本NLP学院学院長の松島です。

心理カウンセラーはクライエントに対して心の在り方が重要です。

ここで天才セラピストである催眠療法家ミルトン・エリクソンの逸話をご紹介します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

e30104b6c908ed33fdb9d24857f52e1c_s.jpgミルトン・エリクソンが若かったころ、家の敷地内に迷い込んできた馬が一頭いました。

その馬にはどこの馬かを示すようなものは何もありませんでした。

エリクソンは、持ち主にその馬を返そうと思いました。

そのために彼がしたことは、ただ馬にまたがり道を行かせ、馬に行き先をきめさせたということだけでした。

彼は、馬が草を食べようとしたり、野原にさまよい出ようとして、道をはずれそうになったときだけ、そうさせないようにした。

ついに馬が、数マイル先の農場にたどり着いたとき、隣人はエリクソンに尋ねました。

「どうして、この馬がうちの馬で、ここから来たとわかったんだい?」

エリクソンは言いました。

「私は知りません。でも馬が知っていました。私は馬を道に乗せてやってきただけです。」と。 

『私の声はあなたとともに』シドニー・ローゼン著より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クライエントがどうしたいのかは、クライエントの無意識が知っているんです。

無意識は、何気なくメッセージを発信しています。

だからカリブレート(視覚・聴覚・触覚による観察)が大事なんです。

それと、心理カウンセラー側の柔軟性も重要です。

クライエントの無意識の声をキャッチし、無意識の望みに応じるように接していく。

どういうことかと言うと、心理カウンセラー側が、あれこれこねくり回す必要はないのです。

advanncedNLPを本当にうまく使えたなら、クライエントの無意識を本当に信じられるのなら、立ち直る力はクライエントから出てきます。

そして、クライエントが自分の力で立ち直ったことを実感し、依存も起きません。

あなたの関りがクライエントの力を復活させることが出来ます。



アドバンスドNLPのチェンジワークは、望ましい変化を創造していくプロセスです。

NLP基礎コース(NLPプラクティショナーコース)では、チェンジワークに取り組んでいきながら、自分の課題や悩みの解決、上機嫌で物事が上手くいくための心の体質改善を行っていきます。

楽しく会話をしながら内的な世界を広げていきます。

そのような実体験の流れの中で、無意識との対話も自然と身についていくのです。

あなた自身が、あなたの無意識に対して信頼をすることが出来るようになります。

そうして、自己を本当に尊重することが出来ると、相手を尊重するということがわかります。


b7474525c123e78b39a7202b8afd2db8_s.jpgトップセラピストの実力を自分のものにしたい。

ずば抜けた心理カウンセラーになりたい。

そのような方に、アドバンスドNLPはお勧めです。








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心理カウンセラースクールに選ばれる理由 NLPを体験しながら学ぶ利点

私たち日本NLP学院は、あなたが優れた心理カウンセラーになるための、良質なNLPによる心理カウンセリングスキルをご提供しています。

あなたも心理のプロ、プロ心理カウンセラーとして第一線で活躍しませんか?

当スクールが選ばれる理由① 早く身につく


そのうちの最も大切な一つは、トップレベルの心理カウンセリングスキルを早く身に付けられるということです。

当スクールでは心理療法として知られる中でも、解決の早い短期療法(ブリーフセラピー)advancedNLPをお伝えしています。

advancedNLPはNLPの中でもマインドフルネスをベースにしています。

advancedNLPは、意識では解決が困難な悩みに、無意識(潜在意識)からアプローチすることができます。


また、当スクールのNLPの特徴は「無意識(潜在意識)」との関係性を大切にしているところです。

たとえ、優れたNLPでも、意識的な「お勉強」スタイルで学ぶと「頭でっかち」で「行動出来ない」、ガチガチ人間になってしまいます。


無理して頑張るスタイルは「現代人」はすでに得意としていますよね。

左脳的な人がもっと左脳的に学ぶ、ビジネスに特化して学ぶ、それは、実はNLPの良さを半減させています。

本当のNLPには色はないのです。


advancedNLPは、あなたの意識も無意識(潜在意識)も大切にしていきます。

その結果として、本来のNLPらしさを持って、個々を大切にするという世界が実現されるのです。

そのため、学んだ方が、プロ心理カウンセラーレベルのずば抜けたNLPカウンセリングスキル、本当の癒しを身に付けるまでの時間がとても短いのです。


今までで、一番早い卒業生は8か月でNLPのプロ心理カウンセラーとしてデビューし、今も活躍しています。

また、すでに活躍していたプロ心理カウンセラーのかたも、当スクールで学ぶことで、カウンセリング力をアップさせる優れた結果を出しています。

なぜなら、それは、実証済みのNLP、脳科学や生理学、神経学などからアプローチする手法だからです。

また、様々なクライエント様の多様な悩みに対して、個別のアプローチにも優れています。

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選ばれる理由② プロ心理カウンセラーとして求められるスキルが身につく


counselor15.jpgのサムネイル画像「通信教育で心理カウンセリング資格を取ったけれどを、結局のところわからない」

「今まで、たくさん自己啓発の本や心理の本を読んだけれど、自分は変わらない、癒されなかった」

「実際に、心理カウンセリングを学んだけれど、クライエントが来た時に、どんな心理カウンセリングが出来るのかイメージがわかない」

「他の自己啓発セミナーに行って、その場では高揚して盛り上がったけれど、帰ってからは戻ってしまった」


NLPカウンセリングは、知識だけでなく、実際に使えることが重要です。


私たちは、本当に問題や悩みを解決するNLPカウンセラーを輩出しています。

それは、一般的にありがちな「心理カウンセリングの習得は何年も、何か月もかかる」という認識とは一線を画しています。

ただ、それには自分も変わる実感と経験が必要です。

それが経験できると、クライエントが変わる確信が持てます。

このことが、偏っていると、「学んだけれど、使えない」ということが起きてしまいます。

また、心理カウンセリングの効果が一時的では困ってしまいますよね。

日本NLP学院では実際にプロとして通用する心理カウンセリングスキルを学んでいきます。

選ばれる理由③ 座学や通信教育ではできない生の心理カウンセリング体験


mukiau.jpgのサムネイル画像当学院を受講前の方から大変よくおうかがいします。


「せっかく通信で心理カウンセリングを学んだのに、さっぱりわからないわからないんです」

「通信で心理カウンセリングを学んだんですが、肝心なセッションができないんです」


知識だけの学習をした場合、このようなことが起きてしまいます。

脳は、「知識を行動」にカンタンに変えることは出来ないのです。


お仕事をしてる時に、「現場で学ぶこと」は、「学校で学ぶこと」と違うと思ったことはあると思います。

本の知識だけで、スポーツを学ぶ人も、なかなかいないですね。

職人さんの世界では「習うより慣れろ」「見て覚えろ」ということが日常的です。

これは何を意味しているのでしょう?


お分かりかと思いますが、私たちの身体は、理屈や知識だけでは動かないのです。

これは、意識と無意識(潜在意識)が関わっています。

では、どうすればいいのでしょうか?


答えは、初めから、プロ心理カウンセラーのする実際のカウンセリングを、行動レベルで学べばいいのです。

心理カウンセリングに実際に使えるためには、現場と同じようなトレーニングがとても必要なのです。


当スクールでは、優れた結果を出す「advanvedNLP」を基本とした、体験型の授業をベースとしています。

授業は、基礎コースの一日目から良質なNLPカウンセリングセッションで「自分が変わる」体験が始まり、毎回、NLPカウンセラーとして行動と経験が積み重なります。

ですから、クライエント様に向き合って、何度もNLPカウンセリングをおこなっているのと一緒なのです。


これらの経験は、あなたの自信となって、気づいた時にはNLPカウンセリングのセッションが出来るようになっています。

癒し、癒されながら、プロNLPカウンセラーへの準備が確実に進んでいるのです。


選ばれる理由④ 本では変われない。脳科学に精通している最新版NLP


counselor12.jpgのサムネイル画像本で知識的に勉強したら癒されるか?

これは、「意識」を変えたらすべて上手くいくか?という話になります。


実は、当スクールでお伝えするNLPカウンセリングのキーポイントは意識と無意識です。

実際にはイコールではないのですが、便宜上、脳科学的に左脳と右脳で説明させていただきます。


左脳は理論や論理、理屈、などを理解、知識を得たい脳です。

一般の心理カウンセリングの座学では、知識が身に付きます。

一方、右脳は感情や感覚などを経験、体感し、体験を得たい脳です。

一般の座学では身に付きません。


ここで、自転車に初めて乗った時のことを思い出してください。

お父さん、お母さんから「初めての自転車の乗り方」という本を読まされましたか?

そのような方は、ほぼ皆無でしょう。

ここが大切です。


お気づきだと思いますが、「知識」を得たら「実際に出来る」のではないのです。

このことは、脳の仕組みレベルのお話です。


初めて自転車に乗るには、いずれにしても「乗ってみる」ことを体験することが、とても重要なのです。

乗っては、転び、乗っては、転び…。

でも、お母さんやお父さんに励まされ、いつしか乗れるようになる。

そして、覚えていますか?

実は思ったよりも結構、早く乗れるようになったことに。


授業では、あなたがNPカウンセラーになるために、「基礎コース」から自転車に乗ってみます。

すると、あなたの右脳は先にNLPカウンセリングの体験をします。

この良質な体験は確実に力を培っていきます。


意識である左脳は、ちょっと遅れてNLPカウンセリングの知識を「あー!こういうことか!」と理解した後に腑に落とします。


赤ちゃんは、生まれたときに言語を持ちません。

でも、お父さん、お母さんを「見て、聞いて、感じて」右脳側の五感(無意識)をフル回転して学んでいきます。

赤ちゃんの成長スピードは、目を見張るものがありますよね。

無意識での学びはとても速いのです。


「たくさん本を読んだけれど、癒されない。」

「本でたくさん心理カウンセリングや知識を学んだけれど活かせない。」


それは、実は当たり前のことなのです。

知識を得ただけでは、行動できないのです。

意識の限界はそこです。


心から自分が変わるには、癒し、癒されるには、無意識(潜在意識)レベルでの変化が必要です。

日本NLP学院のNLPの授業スタイルは、体験型の形式で、本当に癒される経験です。

心理カウンセラーになる経験、クライエントになる経験を交互にたくさんおこないます。

そして、それが一番、脳が早く学習するのです。


日本NLP学院はあなたをプロNLPカウンセラーに成長させます。

なぜなら、NLPカウンセリングで本当に癒される経験が、受講生を癒し、飛躍させるからです。

選ばれる理由⑤ 気のせいではない。心理カウンセリングで癒すポイントがしっかり掴める


counselor11.jpgのサムネイル画像せっかく、高いお金を払って自己啓発セミナーに行ったのに、数日たったら戻ってしまった。

そのようなお話もおうかがいします。

このようなことが起きる原因は、「一時的な経験」だからです。

そこがわからない主催者は実際多くいらっしゃいます。

そうすると大変もったいないです。


その場ではとても感動した。思わず泣いてしまった。

でも、帰ってきたら何も変わっていない。。。。

多くの人は、かえって「私がダメなのでは?」とか「私のレベルが低いから?」なんて思ってしまいます。

なぜこんなことが起きるのでしょう?


この原因は「意識の表層レベル」で体験が終わるからです。

このように、その場だけの表層レベルのカウンセリング体験や自己啓発の経験は、長続きはしません。

どんな素敵な経験も、無意識(潜在意識)レベルで、あなたの過去の経験が「再学習」されなければ、「一時的なただの体験」になります。

この仕組みを知らないで、どんな素晴らしい経験をしても、あなたの過去の悩みや未来の不安を解消することは、まずありません。

ですから、高揚するようなセミナーに行って「その時だけ良かった…」という体験は、実は当たり前なのです。


心理カウンセリングに必要なのは、悩みや不安を根本の潜在意識からしっかり癒し、そして再現できるスキルです。

advancedNLPのNLPカウンセリングスキルは、その上「何度も再現」できるため、癒しが早いのです。


選ばれる理由⑥ 経験値が自信になる


これもやはり、知識学習、座学だけで学んぶと起きがちです。

当スクールの強みは、基礎コースから仲間が「心理カウンセラーであり、クライエント様」です。


ワークでは「心理カウンセラー側」と「クライエント側」に分かれてワークを体験していきます。

NLPカウンセリングをする側とされる側の体験が何度も出来るのです。


ワークの間に、自分にも変化が起きる。そして、相手にも変化が起きる。

そして、他の人の体験も交えながら、どんどん「右脳」の体験は進んでいきます。


実は、人の体験も、あなたの糧になるのです。

私たち、人間にはテレビや映画を見ても(人の体験でも)楽しめる脳があります。

共感できる脳です。

それは、無意識(潜在意識)の働きであり、確実に「このようなクライエントが来た時は、どうすればいいのか」とあなたの無意識(潜在意識)に積み重なります。

そのため、当スクールを卒業されたNLPカウンセラーは、優れた何十年のベテラン選手のようにNLPカウンセリングをおこなえるのです。


あなたが、優秀なプロの心理カウンセラーになるために、必要な時間は最小限で済みます。

advancedNLPは、どこよりも早く、本当の心理カウンセリングの実力をつけることが出来ます。

選ばれる理由⑦ コンテントフリーの心理カウンセラーになれる


あなたはどんな心理カウンセラーになりたいですか?

そして、どんな心理カウンセラーにでもなれるとしたら、いかがでしょうか?

当スクールでは、短期療法(ブリーフセラピー)であるadvancedNLPを学びます。

特徴は「コンテントフリー」です。


コンテントフリーとはなんでしょう?

コンテントとは「内容」です。それが「フリー」なのです。

コンテントフリーとは簡単にお伝えすると「内容に縛られない、内容を選ばない」ということです。

実は「クライエントの悩みを選ばない」のです。


advancedNLPのスキルは、「悩み」というものを脳科学的にパターンをとして扱います。

・苦手な人がいる

あがり症

・不安でしょうがない

・消えたい

・アダルトチルドレン

悩みのごく一例を上げました。

一見、全て違うアプローチが必要に思われます。

でも、私たちNLPカウンセラーは、すべては、五感と言語による脳の認識の一つのパターンとして捉えます。

個人の脳の認識が、その人の生理的な反応(身体的な反応)に表れ、その人を苦しめていると考えます。

コンテントフリーのNLPカウンセリングアプローチは、上記の症状やそれ以外の悩みなど、多種多様(家族構成や背景なども含め)に対応できます。

私たちは、トラウマ・PTSD症状、強迫性症状、あがり症、アダルトチルドレン、様々な人間関係など、悩みを選びません。

8a90b429c06b61a33342e22cec824b78_s.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像ですから、当スクールから独立開業したNLPカウンセラーの卒業生は、

「子育て専門の心理カウンセラー」

「親子関係専門の心理カウンセラー」

「夫婦関係専門の心理カウンセラー」

「アダルトチルドレン専門の心理カウンセラー」

「不登校、登校拒否、ひきこもり専門の心理カウンセラー」

というように、自分の好きな、得意な形で心理カウンセラーとして独立しているのです。

卒業後に、自分の好きな方面で活躍する可能性が、大きく開かれているのです。

いかがでしょうか?

以上が、当スクールが選ばれる理由です。


意識と無意識(潜在意識)の関わりを学んで、どこよりも早く、ずば抜けたNLPカウンセリングスキルを身に付けるなら、NLPカウンセラー養成スクールの日本NLP学院へお越しください。

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心理カウンセラーの資格:心理相談員とは

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心理相談員とは

心理カウンセラーの中でも、普段は少し聞きなれない心理相談員とはどのようなものなのでしょうか。

心理相談員とは

厚生労働省が認可した「特別民間法人中央労働災害防止協会」が行っている養成研修を修了することで認定されるのが心理相談員です。正確には、研修を受講すると心理相談員の称号がもらえ、心理相談員を名乗ることができるようになります。
心と体の健康作りを主な使命として、様々な場所でリラクゼーション指導やストレスコントロールなどの助言、援助を行います。

心理相談員の仕事内容

1)子供やその保護者を対象としたカウンセリング
障害や問題を抱えた子供や保護者の心と体の健康のために、リラクゼーションの指導、ストレスコントロールの援助や助言などを行います。

2)学校や教育センターにおいて児童や教職員を対象としたカウンセリング
勉学や友人関係などに悩む児童や、児童への指導方法に悩む教職員などに向けて、悩みを打ち明け、またその悩みに向き合うためにはどうすれば良いかの援助や指導を行います。

3)企業内での相談業務やカウンセリング
職場での労働環境や人間関係など、様々な問題を抱えた人に向けて相談しやすい環境を整え、ストレスコントロールの援助等を行い、労働者の心と体の健康のための手助けをします。


心理相談員になるには

心理相談員は国家資格ではないため、認定試験などはありません。所定の研修を受講し心理相談員として登録することでその資格を取得することができます。
研修を受講するためには、以下いずれかの条件を満たす必要があります。

1)4年制大学において、心理系、社会福祉系、保健系の正規の学科を修了している
2)運動指導専門研修、またはヘルスケア・トレーナーの養成研修を修了している
3)保健師の資格がある
4)看護婦、または助産師の資格をもっており、1年以上の健康に関する相談や面接の経験がある
5)衛生管理者の資格を持っており、3年以上の健康に関する相談や面接の経験がある
6)労働衛生コンサルタント(保健衛生)の資格を持っており、2年以上の健康に関する相談や面接の経験がある
7)臨床心理士、認定心理師、産業カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士の資格を持っている
8)1~7までと同等の資格を有していると認定された場合


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心理カウンセリングが必要な症状:強迫行為とは

強迫行為とは

強迫行為とは

強迫行為とは、自分の意志に反して頭の中に浮かんでしまう考えやイメージ(強迫観念)を振り払おうとして繰り返し行ってしまう行為のことをいいます。

普段の生活の中で、手を洗ったのにまだ汚れている気がしてしまったり、鍵をかけたのに自宅から少し離れると「本当に鍵をかけたか?」と気になって戻って確認したりといった経験は誰しも一度はあることですが、強迫観念が悪化してしまうとこれが習慣化し、どんどんエスカレートしていってしまいます。

強迫行為の症状

強迫観念を振り払おうとしてやってしまう強迫行為には様々なものがあります。

不潔、汚染に関係するもの
電車のつり革など、不特定多数の人の手にふれるようなものに触ったあとや、公衆トイレなどに入ったあとに自分の手や体がバイ菌に汚染されているように感じてしまったり、自分が媒介となってバイ菌を広めてしまっているように感じてしまい、何度も手を洗ったり、シャワーを浴びたりしてしまいます。

安全確認に関係するもの
家を留守にする際鍵をかけたか心配になったり、ストーブやガスの元栓をきちんと確認したか不安になったりして、何度も家に戻っては確認をしてしまいます。自分の安全確認に自信がなく、何度も確認しないと気が済まなくなります。

他傷行為に関係するもの
自分が誰かを傷つけてしまうのではないか、犯罪を犯してしまうのではないかなど、自分の行為が誤って人を傷つけているのではないか、傷つけていないか不安になってしまい、何度もテレビや新聞を見たり、警察や周囲の人に「自分は何もしていないですよね」と確認しないと気が済まなくなります。

整理や順序に関係するもの
決められた通りの順番に物事が運ばないとどうしようもなく不安になったり、完全ではないような気がしてしまい、何度も最初からやりなおすことを繰り返し、一つの行為に何時間も費やしてしまうようになります。また、数字など特定のものや、ものの配置などに強くこだわるようになり、徹底的に特定のものを避けたりものの配置を直そうとしてしまいます。

不要になったものも「いつかまた使うのではないか」「捨てたとたん必要になるのではないか」という思いに捕らわれてしまい、家じゅうが不要なもので埋め尽くされてもなお物を捨てられなくなってしまということもあります。




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心理カウンセリングが必要な症状:強迫観念とは

強迫観念とは

強迫観念とは

強迫観念(強迫性障害)とは、頭の中に何度もしつこく浮かぶ嫌なイメージや考えにとらわれてしまい、それを打ち消そうとするあまり繰り返し行為が止められなくなり、日常生活や精神状態に支障をきたしてしまうものです。

このように、どうしても頭の中に浮かんでしまい、払いのけることのできない考えを強迫観念といいます。「~~しないでいられない」「~~を考えずにいられない」というこの強迫観念は、放置しているとどんどん重症化してしまうこともあり、早期治療が肝要です。


強迫観念の症状

強迫観念は繰り返し頭の中に浮かんでしまう考えやイメージのことを言います。自分の意志ではどうしようもないため、強迫観念を発症してしまうと普段の生活に支障が出るようになっていってしまいます。

不潔恐怖や汚染恐怖
「自分は汚い」「自分の周囲が何かに汚染されている」という強迫観念のせいで、自分の体、自分が触ったもの、自分が身に着けているもの、自分がいる場所、全てが不潔で汚染されているように感じてしまいます。< br /> こうなるととにかく掃除をしたり何度も体を洗う等してきれいにしないと気が済まなくなってしまいます。

加害恐怖
「誰かを傷つけてしまうかもしれない」「反社会的な行動をしてしまうかもしれない」という考えが頭に浮かんだり、自分自身を信用できなくなり、何も手につかなくなります。何度もテレビや新聞に自分のことが載っていないか、周囲の人に自分は何もしていないか確認しないと気が済まなくなります。

不完全恐怖
「何かがしっくりこない」「何かがぴったりしていない気がする」という感覚が拭えず、何をしてもその成果や出来に納得がいかなくなります。何度も整理整頓を繰り返したり、同じ行為を繰り返すことでそれ以外のことが手につかなくなります。

強迫観念障害の治療

精神療法や薬物療法の研究や進歩によって、かつては難治性とされた強迫観念の治療は改善させることが可能な病気になりました。

しかし、治療の進度や効果には個人差があり、全ての方に必ずしも完治が期待できるものではありません。「今現在抱えている苦痛を少しでも取り除き、生活の質を改善、向上させる」というのが主な治療目的となります。




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心理カウンセリングが必要な症状:不適応行動とは

不適応行動とは

不適応行動とは

不適応行動は「社会的環境、あるいはその人の精神内界に対して、適さない行動や反応をすること」を言います。 簡単にいえば「そうせざるを得なかった行動」とでも表現できますが、決して本人は周りに対して悪意を持ってやったのではなく、その時は「そうしないといけないと思った」から行動に移したというものなのです。

たとえば、いじめ等が原因で不登校となった子どもは「登校したい、または登校しなければいけないのに」という気持ちを持ちつつも、どうしても登校できません。それは学校に行くと自分が受けることになる「いじめ」から自分自身を守るために、学校にいかないという行動を取らざるを得ないからです。

また、何度注意しても同じことを繰り返してしまう子供も、ただ「〇〇しちゃだめ!」とだけ注意されても「何で自分は怒られているのか」を理解できていないからだったり、「自分に注目してほしいから」あえて問題行動を意図的に起こすという子もいます。 その「行動」に対して「なぜその行動を起こしたのか」に向き合うことで、不適応行動への対処法が見えてきます。


不適応行動の対処法

無視
不適応行動への対処に大切なのは「不適応行動を助長させないこと」です。たとえばわざと注目されたくて騒ぐ等の問題行動を起こす子供に対し「きちんと座りなさい!」「言うことを聞きなさい!」と注意しても、「怒られることで注目を浴びることができた」という考えになり、不適応行動は収まりません。

そのような行動への最適な対処法は「無視」です。「注目されたい」と思ってやっていることを怒りたい、怒鳴りたいのをグッとこらえて無視することで、やっていることが無意味だと理解させるのです。

行動は完全に無視したうえで、端的に「その行動をやめなさい」という結論と、その行動を起こしてはいけない理由をわかりやすく淡々と説明するのです。そしてきちんと子供がやるべきことをできたら大げさに褒めてあげるようにしましょう。


モデリング

不適応行動は注意するのではなく「このようなときはこうするんだよ」という正しい行動を教えてあげることが大切です。これをモデリングといいます。

先ほどの注目されたくて騒ぐ子供に対しての例でいえば、やっている行動については無視をするべきであることが前提です。

そのうえで「こういう時は座ってお話を聞くんだよ」と「やるべきことを端的」に伝えてあげましょう。感情的に叱り飛ばしたくなってしまうこともあると思いますが、それでは不適応を助長し、また次の不適応行動の種になるだけかもしれません。

きちんと正しい行動をとることができたら、その行動について褒めてあげましょう。正しい行動を取る都度できるだけ褒めていくようにすれば、「正しい行動をしたほうが注目されるんだ」というように正しい行動を強化していくようになります。




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心理カウンセリングが必要な症状:ハラスメントとは

ハラスメントとは

ハラスメントとは

ハラスメントとは、それを行った本人の意識の有無に関わらず、相手を不快にさせたり個人の尊厳や人格を傷つけられたり感じさせる言葉や行動のことをいいます。< br /> ハラスメントは「被害者側が不快に感じればハラスメントに該当」するため、たとえば何気なく発した言葉を相手が不快に感じればそれはハラスメントとなります。行為者が「そんなつもりはなかった」と言ったところで、受け取り手が「不快だ、尊厳を傷つけられた」と感じる主観が重視されるので、どのような言動がハラスメントになるのかをきちんと理解していくことが大切です。


ハラスメントの種類

パワーハラスメント(パワハラ)
パワーハラスメントとは、職場内などで地位の高い人、もしくは上司や先輩など「立場に優位性」のある人が、立場の弱い人に対してハラスメントをすることを言います。< br /> < br /> 部下の私生活に介入したり、仕事で無理難題をおしつけたり、人権侵害に当たるような嫌がらせをしたりというケースもあります。< br /> < br /. 「業務の適正な範囲内の指導か否か」がパワハラに当たるかそうでないかの分かれ目です。


セクシャルハラスメント(セクハラ)
セクシャルハラスメントとは、職場内で労働者への「意に反する性的言動」のことをいいます。被害者が不快に思うような性的言動を行い、それを拒否したことを原因として減給や解雇などの不利益が生じたり、職場の環境が悪化してしまうのがセクハラの定義です。< br /> < br /> 事業主や上司、同僚、顧客や取引先など、様々な立場の人がセクハラの行為者となりえます。


モラルハラスメント(モラハラ)
モラルハラスメントとは、精神的な暴力をもって被害者の不安を煽り、加害者の思うように操ろうとすることをいいます。上司と部下という上下関係のある立場以外に同僚同士でもモラハラは起こり得ます。< br /> < br /> 自分では気が付かないうちにモラハラの被害者になっていることも多く、心の病を発症してしまうまで追い詰められてしまうこともあります。


マタニティハラスメント(マタハラ)
マタニティハラスメントとは、女性が妊娠や出産、育児などに際して、嫌がらせを受けたり、それらを理由に解雇を示唆するような発言をされることをいいます。育児休暇等の制度利用に際して行われることが多く、働く女性にとって大きな問題となっています。


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心理カウンセリングが必要な症状:いじめ後遺症とは

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いじめ後遺症とは

いじめ恐怖症とは

いじめ恐怖症は近年その存在が少しずつ注目されている症状です。子供時代のいじめによって心に負った傷が、成長してからも消えずに残ってしまうというものです。いじめによって人間不信や神経過敏、自尊心の欠如、社会不安障害などを抱えたまま成長してしまい、社会に溶け込めないまま一生立ち直れない人も多くいます。

いじめ恐怖症によって起こる症状

自己否定的な性格

自分に対して周りから否定の言葉ばかり浴びせられたり、日常的に暴力を受けていると、自尊心が育たず自己否定的な性格になってしまいます。本人には何も非がないのに「私が悪いんだ」「私はなんの価値もない人間なんだ」と思い込んでしまい、どんな言葉もマイナスに受け取ってしまいがちです。結果として人間関係がうまく築けず、孤独になってしまうことが多いです。長年フラッシュバックやトラウマに悩まされたあげく、いじめの数年後に耐えられず命を絶ってしまう方もいるほどです。

脳機能の低下

日常的に暴言や暴力、虐待などを受けてきた人は、脳の「聴覚野」という音を認識する部分が肥大しがちになり、また前頭前野という脳そのものの活動性を司る部分が収縮してしまうというデータがあります。
自分に対する言葉や暴力から身を守るべく反応しやすくするとともに、恐ろしい思いから自分を守ろうとして「何も考えたくない」という防衛本能が働く結果だと考えられます。その結果、人の言葉をうまく認識できない、学習能力が低下するなど、様々な影響があります。

体調不良

精神的なストレスは自律神経や体内のホルモンなどにも影響を与え、体に様々な不調をもたらします。学校でいじめを受けている子供が登校時間が近づくにつれお腹が痛くなったり、頭痛がしたりするのも、これらのサインかもしれません。

いじめ恐怖症の治療法

いじめ恐怖症の治療法は、誰かにきちんと話を聞いてもらって肯定してもらう時間を作ることです。いじめを受けると「自分に悪いところがあるからいじめられる」という考え方に陥ってしまいがちです。そこでしっかりと話を聞いてもらうことで「自分は被害者であり、いじめた側こそが加害者である」という認識に変えていくことが重要です。時間をかけて心の中に渦巻くものを吐き出し、気持ちに整理をつけていくことが大切です。



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心理カウンセリングが必要な症状:精神的虐待とは

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精神的虐待とは

精神的虐待とは

精神的虐待とは、保護者や教師など子供の周囲にいる人間が、子供に対して言葉による脅しや兄弟間の差別的扱い、無視、子供の目の前で他の子供や家族に対して暴力を振るうなどの虐待を与えることや、育児放棄などを言います。

直接的に身体に傷をつけたりしないものの、精神的虐待は見えない虐待であり子供の精神に大きな影響を与えます。

精神的虐待は誰しもが当事者になりえる場合があります。育児疲れ、家族や経済的不満や不安などが原因となって、いわゆる「カッとなって」言ってしまった、やってしまったという方も多いです。虐待の加害者の多くはと実父と実母であり、そのうち約60%を実母が占めるという悲しい現状があります。

精神的虐待によって起こる症状

精神的虐待を受けた子供は、その影響で心に傷を負ったまま成長していきます。子供のころから虐待を受け続けることで起こる症状は以下のようなものがあります。

自分が全て悪いという罪の意識を感じやすい

小さいころから精神的虐待を受けることで「自分が悪い子だから怒られる」と思い込んでしまい、自分の周囲で起こるネガティブな現象は全て「自分が悪いからでは」と考えてしまいます。自己肯定能力が低いままで、自らその「自分が全て悪い」と思い込む状況に甘んじてしまいがりになります。

記憶の欠如

幼いうちから継続的に不安やストレスを感じ続けたことで、記憶を司る脳の部位の機能が衰えてしまうことがわかっています。あまりに辛い状況に耐えられず「このような出来事は起こっていない」と思い込み記憶が欠如してしますのです。これは自分を守ろうとする自己防御機能によって起こります。

感情の不安定

自分が幸せを感じたり、調和のとれた平穏な生活の中にいると漠然とした不安や悲しみ、苛立ち、恐怖が襲ってくるようになります。自分で自分自身の感情がコントロールできなくなってしまうのです。

自殺願望

小さい頃から精神的に虐待を受け続けていると、「その場から逃げ出す方法」を知らないまま成長してしまうことがあります。
「こんなにも辛い状況から逃げるためには自殺するしかない」という考えに囚われてしまうのです。ある日突発的に実行に移そうとする場合があるので、周囲は言動に注意しておかなければなりません。

精神的虐待の治療法

精神的虐待を受けた子供への治療は、ゆっくりと時間をかけて自己肯定力を育ててあげることが大切です。また、実の両親から精神的虐待を受けた子供は特に愛情を欲している場合が多いので、しっかり目を見て話す、優しく抱きしめるなども非常に効果があるといわれています。 小さい頃から心に刻まれた傷が非常に深いため、時間をかけて心の中を少しずつ癒していってあげることが大切です。



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心理カウンセリングが必要な症状:トラウマとフラッシュバックの仕組みとは

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トラウマとフラッシュバックの仕組みとは

トラウマとは

トラウマとは、簡単にいえば何か大きなショックや恐怖を感じる体験をした際、体が「同じような危険がきたときのために覚えておこう」と勝手に記憶してしまうことをいいます。これは本人の意志とは関係なく本能的なものなので、トラウマがある=精神的に弱いなどということはまったくありません。

トラウマになる体験は、事故や事件など命の危機を感じるようなものばかりでなく、たとえば信用していた人に裏切られた、とても厳しく怒られた、好きだった人に失恋した、など日常的に起こりうる出来事でも充分トラウマの原因となります。

ようするに、本人にとって強く心の中に刻み込まれることであれば、どんなものもトラウマの原因となりうるのです。

フラッシュバックとそれが起こる仕組み

フラッシュバックは、トラウマとなるような強い心的外傷を受けた際、後になってその時の記憶が急に思い出されたり、夢に見たりするもので、PTSDと呼ばれるストレス障害の代表的な症状のひとつです。

フラッシュバックが起こる例としては
・車に轢かれそうになったことのある人が、その時と同じような車を街中で見かけた
・溺れて怖い思いをしたことがある人が、水深の深いプールに入った
・ひどいいじめに会ったことのある人が、いじめた本人によく似た人の声を聴いた
など、トラウマとなった出来事と似たようなものをきっかけに、急にその時の恐ろしい気落ちを思い出し
てしまうのです。本人はどんなものがフラッシュバックを引き起こすのか自覚していない場合が多く、本当にささいな、ふとしたことでフラッシュバックが起こります。

フラッシュバックによって起こる症状は
・言葉がうまくでてこなくなる
・当時の状況を鮮明に思い出してしまう
・急に悲しくなり涙が止まらなくなる
・頭の中が真っ白になりなにもできなくなる
・手足が冷たくなり力が抜ける
・冷や汗が止まらなくなる
・体の震えが止まらなくなる
・急に逃げ出したい衝動が起こる
などがあります。

フラッシュバックが起こる原因となる「自分のトラウマ(当時の記憶)」と「きっかけ(同じ音や匂い、場所、人)」が合わさることで、頭の中や体に「当時の記憶が再生」され、それによってまた脳が「こんな症状がでる=危険」と思い込んでしまうのです。

そしてその「フラッシュバックが起きた」結果がまた新たなフラッシュバックを引き起こす原因となってしまいます。つまり、フラッシュバックが起こることが新たなフラッシュバックを引き起こす、負の連鎖になってしまうのです。これは「トラウマ」もしくは「きっかけ」のどちらかを変えない限り続いていきます。



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心理カウンセリングが必要な症状:トラウマとは

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トラウマ、PTSDPSDとは

トラウマ、PTSDASDは近年よく目にする言葉ではありますが、それぞれの意味についてきちんと理解しているという方は多くありません。こちらでは、混合されてしまいがちなこれら3つの言葉について説明します。

トラウマとは

トラウマは「傷」という意味の古代ギリシャ語です。精神医学上では不幸な体験などが原因で受けた「心の傷(心的外傷)」のことを言います。思い出すだけで心が凍り付くような、不幸な体験の記憶に縛られた状態を「トラウマを抱えている」といいます。

たとえば地震で家屋の下敷きになった、目の前で人が亡くなるのを見た、自殺したくなるようなひどいいじめを受けた・・・など「身の危険を感じるような出来事や恐怖」、信じていた人に裏切られた、騙された、暴力を振るわれたなど、「人間関係の中で起こる辛い体験」などによって心に刻まれた傷がトラウマになります。

PTSDとは

PTSDは「Post Traumatic Stress Disorder」の略称で、直訳すると「トラウマ体験が原因となって発生するストレス障害」のことをいいます。

主な症状は

フラッシュバック

事件や事故に巻き込まれた際の恐怖の瞬間が思い出され、急に泣き出したりパニックに陥ったりします。

過覚醒症状

常にソワソワして落ち着かない、些細なことに驚きやすくなる、周囲の物事に敏感に反応する等の状態になります。

回避

トラウマとなる物事を思い出して辛い想いをしたくないあまり、感情を無意識に麻痺させてしまうようになります。急に体の感覚がなくなったり、ぼんやりとしてしまうようになります。

ASDについて

ASDPTSDとほぼ同じですが「急性ストレス障害」のことを指し、症状が現れている期間の長さが異なります。
数日間~4週間以内にトラウマを原因としたストレス障害が軽減されて消えてしまう場合にはASD、1か月以上症状が続くとPTSDに移行します。そのまま放置するとうつ病になったり、アルコール依存症などに進んでしまうケースが多いので、ASDの段階で専門機関を受診し、早期治療に取り組んでいくことが重要となります。

PSDとは

PSDは「PSychomatic Disease」の略称で、日本では「心身症」と呼ばれています。これは精神的・心理的なストレスが体に大きく影響して様々な症状を起こすというものです。たとえば仕事のストレスで下痢が止まらない、胃潰瘍になった、というのも心身症です。

過換気症候群、気管支喘息、起立性低血圧症、胃潰瘍、胃炎、心因性嘔吐、肥満症、自律神経失調症、じんまじん、円形脱毛症、神経痛や口内炎など、その症状は全身のあらゆる領域い現れます。



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NLP心理カウンセラーのセッションの特徴

mukiau.jpgのサムネイル画像●NLP心理カウンセラーのセッションの特徴

こんにちは。

日本NLP学院講師兼心理カウンセラーの岩渕です。

今回は、クライエント様から良く聞くお話をしますね。^^

カウンセリングの手法で、聞かれたことのある方もいるかもしれませんが、

「ネガティブな感情を飽きるまで感じきると、それに囚われなくなる」という手法があります。

クライエント様からはこの手法をするのが、「とてもつらくて、つらくて…」と良く聞きます。

先に結論から申しますとadvancedNLPは「ネガティブな感情を感じきる」という手法はおこないません。

この方法、知っている方もいらっしゃるかもしれません。

岩渕もこの方法、いくつかの本で読んで知っておりました。

多くの本で「ネガティブな感情を感じきると飽きる」ということをおっしゃっています。

そして、最終的に「手放す」と。

これについての私の個人的な意見ですが、この方法で楽になるのは「とっても難しい」と思います。

なぜなら、感情が強すぎる場合、余計ネガティブが強まる可能性があること。

そして、そもそも向き合えないぐらい強いものは、どうするのでしょう?

また、とっても抽象的すぎて、具体的にどうしたらいいのかわかりません。

あと、おそらくとっても時間がかかります。

あ、私も散々こういうことをやってきての、意見です。

でも、私見ですよ。

NLP的には、脳科学的に考えた時に、おそらくの仕組みはわかりますが、きっとコツを掴んだ上手な人でも時間がかかるのではないでしょうか?

なによりクライエント様にはおすすめ出来ないです。

みなさんが口をそろえておっしゃるように、きっと、「とってもつらい思い」をさせてしまうからです。

また、そもそも以前このようなカウンセリングを受けたご本人様達から、「全然変わっていない」ということを良く聞きます。

繰り返し、強調して思い出すことが「絶対いいこと」ではないからです。

余計つらくなるのは、脳的には「当たり前なこと」と思います。

おそらく、修行をされる方の手法から来ているのでは?と思いますが。

これも私見です。

でも、実際NLPという技術では、ほとんどネガティブな感情とガチンコ対決はしなくて大丈夫です。

セッション自体、笑いながらおこなうクライエント様もいますし、あっけにとられて「あ、これでいいのですか???(笑)」となることもあります。

もちろん、感情が溢れてくることもあります。

でも、散々つらい思いをされてきたクライエント様に、なるべく負担なく解決してもらうことがモットーですし、可能です。


カウンセリングに受けようと思ったこと自体が、大変な勇気だと思いますので、そこを尊重したいと思っています。

だから、セッション後の宿題もカンタンですし、覚えて自宅でも出来るようにしていますよ。

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NLP講座を学ぶと現場でどんな心理カウンセリングが出来るか?

counselor5.jpgのサムネイル画像こんにちは。

日本NLP学院心理カウンセラーの岩渕です。

NLPの講座を学ぶとどんな心理カウンセリングが出来るか?

今日はお伝えしたいと思います。


先日、心理カウンセリングでお久しぶりのお客様がいらっしゃいました。

女性のクライエント様で、いつもニコニコされているのが印象的です。

1回目は、アダルトチルドレンのトラウマを克服することでお申込みをされたのですが、その後のお話です。

「お久しぶりですが、アダルトチルドレンのトラウマはその後どうですか?」

「それは、まったく軽くなりました。^^」

とのこと。^^あら^^

NLPを使った心理カウンセリングでは、宿題をお渡しするので効果が早いんですよ。

でも、今日はその後の悩みのお話し。


では、今回はというと、「大丈夫!と確信するダメになっちゃうんです」というお悩みでした。。

「よーし、これは出来る」とか「これは、こうです!」ときっぱり断言すると、上手くいかない気がする。

抽象的ですか?そうですね。

でも、実際のクライエント様がおっしゃった言葉です。

皆さんは言葉で伝えにくいことってよくありませんか?

「具体的にはどういうことですか?」と聞くと

「仕事できっぱりと断言したりすると上手くいかない気がする。」

などなど、そしてまた「うーん」と考えてしまいます。

まだまだ、これでも抽象的なイメージですね。^^

そしてさらに、

「そのおかげで、自分がこれから始める仕事が上手くいかない気がする」と。

わかるようでわからないお悩みですね。

でも、皆さんもありませんか?

言語化しにくいこと。



そこで、「言葉にしないとわからないよ」っていうのは一般的なカウンセリングです。

でも、アドバンスドNLPでは、言語化できなくてもカウンセリングできます。

なぜなら、生理的な反応が出て、その人の中で課題を感じていればそれで十分なのです。

心理カウンセラーは無意識の反応を読み取る練習をしているので、どこが課題か明白にわかります。

だいたい、言語化できている部分が「あっている」とも限りません。

事実と感じ方や思い込みなどは違うからです。

では、何をするのかと言うと。

この時は意識と無意識が別々に何を伝えているのかを読み取りました。

そんなことできるの?

そう思われるかもしれません。

でも、出来るんです。それがNLPのすばらしいの特徴の一つです。

でも、決めつけや一般論では全くありません。

お一人おひとりの特徴を見ていきます。

では、このクライエント様には何が起きていたのか?


皆さんはこんなことはありませんか?

「やろうとすると、やりたくなくなる。」

「やらなければいけない、と思えば思うほど出来なくなる。」

この方も似たようなことが起きていました。

きっぱりと断言すると、頭上でモヤモヤが激しくなる。

何が起きているのでしょうね?

実は、いわゆる葛藤です。

対立する望みが戦っているんです。

無意識はいろんな部分、役割があります。

たくさんの「パート」にわかれているんです。

何かを達成したい部分もあれば、お休みしたい部分もある。

たくさんの人の中にいたい部分もあれば、一人になりたい部分もある。

成し遂げたい無意識のベクトルが、真逆に向いている時に、葛藤が起きます。

車の「アクセル」を踏みながら「ブレーキ」をかけている状態です。

でも、両方とも大切な部分です。

全体のうちの一つなんです。


カウンセラーになりたいのサムネイル画像NLPの心理カウンセリングで葛藤を扱う場合、お互いの無意識の部分の言い分を聞きます。

そして、最終的に反発をなくしてあげるワークをします。

そうすると、

「あ!前に進めそうな感じです!!」

とお客様はキラキラと変化します。


そのあと、成し遂げたい未来を叶えるために、タイムラインというワークをしました。

潜在意識を使って未来の成功イメージを実感するワークです。

そうすると、「やらずにはいられない」そんな気持ちが自然に出てきて頑張れます。


無意識的なサインに気が付くと、このようなセッションをおこなえるようになります。

もちろん、自分で気が付いたら、自分でもできます。

自分の無意識のサインに気が付いて、ワークをすることで、悩みも解消できるし、新たな道にも進みやすくなるんです。

皆さんも、自分の課題を解消するのに、出来るだけ早い方が良いですよね。

短時間で、スパッと早く、いくつも、根本的に、解決で来たら嬉しいですよね?


NLPの講座では、スパッとスッキリ出来るスキルをお伝えしています。

そんなに早いのは難しい?

いえいえ、ワークは超カンタン!ではないですがカンタンです。^^

なんでもそうですが練習次第。

日本NLP学院ではセラピーを因数分解した最小公約数のアドバンスドNLPが学べます。

そうすると先ほどお話ししたような心理カウンセリングが出来るんです。


日本NLP学院では「人生を本当に変える」そんなキラキラの心理カウンセリングスキルをものに出来ますよ。

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NLPの心理カウンセラーは過去を書き換えるのか?

counselor7.jpgのサムネイル画像●心理カウンセリングでは過去を書き換えるのですか?    

こんにちは。岩渕洋です。

NLPの心理カウンセリングを受けようとする方やNLPを学ぼうとする方で、良く聞かれるのですが、

「過去を書き換えるのですか?」

「大事なものがなくなりませんか?」

「自分でなくなっちゃうのじゃないですか?」

と心配されるようです。

書き換える→ちょっとニュアンスが違っていて、過去の再学習くらいに思っていただきたいですね。


心の世界はとかく「不思議な」ものや「怖い」ものに例えられがちですね。

私たちのアドバンスドNLPというものは、安心で安全にとにかくこだわっています。^^

カウンセリングの技法や心理学が、世の中には多種多様に存在しています。

私が日本NLP学院での授業や心理カウンセリングで気を付けていることは、まず

「自分の価値観や信念を押し付けないこと」

これは、授業でも口を酸っぱくして言われる大切なことです。

もちろん、私も生きていく中で、それなりに価値観や信念があります。

思考パターンって言ってもいいでしょう。

でも、心理カウンセリングでは、はっきり言ってアドバイスは意味がないんです。


アドバイスはコンサル業の方がすること。

人は意識的にわかったところで、「しない」「できない」ことは多いのです。

ご友人との会話を思い出してください。

あなたがご友人に何かの相談をされて、答えを言っているのに

ご友人は「でも…、だって…」ってなりませんか?(笑)

挙句の果てに、これらは永遠に続きます。^^;

アドバイスはほとんどの人が「聞きません」^^

そして、忘れてしまう可能性がとっても大きいのです。


そして、アドバイスは短期的に良くても、長期的にはカウンセラー依存になる可能性が大きいのです。

ですから、ワークをすることで楽になって、「自然と思考パターンが変わったり」「元の元気な心に戻る」そんな心理カウンセリングをおこないます。

NLPの授業中、ワーク後に良く聞かれるのは、

「嫌な出来事の印象が薄くなりました」

「嫌な出来事がどうでも良くなりました」

「嫌な出来事がまったく思い出せなくなりました」

という声です。^^

これらは、自分にとってネガティブだった事柄について、ワークをした結果です。

そうすると、どんなことが起きるでしょう?

今まで、囚われていた出来事や人に対する感情が、薄くなったり、なくなったりしたら、あなたにどんなことが起きると思いますか?


一例ですが、

「苦手な人がどうでも良くなりました」

「苦手な場所でストレスを受けなくなりました」

「セルフイメージが高くなることで、したいことにチャレンジできたり、積極的になれました」

「思考がネガティブじゃなくなりました」

「対人コミュニケーションが楽に出来るようになりました」

「人に左右されなくなり、人と会っても疲れなくなりました」

などなど、様々な良いことが起きてきます。^^


では、最初の疑問に戻りますが、

「過去を書き換えるのですか?」→「書き換えません」

「大事なものがなくなりませんか?」→「なくなりません」

「自分でなくなっちゃうのじゃないですか?」→「本来の元気な自分に戻ります」

ということなのです。


そもそも、ネガティブな感情や心の痛み、記憶ですら「あなたを守るためにあなたが知らないうちに作った大切な物」なのです。

ですから、いったんそれらを全て受け止めて、「今は、いらないでしょう」と進めていきます。

本当は全ての人が、囚われから抜け出したら、自分で良い考えを持っています。

心のクリーンアップをしながら本来の自分に戻り、あなたの未来が自然と変わる心理カウンセリングをしています。^^

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NLPの心理カウンセラーは潜在意識に働きかける

e61d74a88aa612084596ce514bbe10f3_s.jpgのサムネイル画像●NLPの心理カウンセラーは潜在意識に働きかける

こんにちは。

日本NLP学院学院長の松島直也です。

潜在意識って聞いたことあると思います。

無意識と言っても構いません。

私たちは、意識があるおかげで、全て意識でおこなっているように思っています。

何を決めるにも、行動するにも、「自分」で考えて決定しているような気がしています。

…気がしています…

でも、よーく考えてください。

6570fc767da93d2ecba4d62dfba2d545_s.jpgのサムネイル画像全て、意識もしくは意志でおこなっているなら?

わかっていても、できないことは「意志が弱い」という結論ですか?

人が変われないのは「意志が弱い」からですか?

もしも、仮に意識ですべてをコントロールしていて、望む方向に全て行けるのなら、人の心や身体に不具合は起きません。

実は、鍵は潜在意識、無意識です。

一般的なカウンセリングを行っても納得できる成果にいたらないことがあります。

それは、意識的なカウンセリングスキルしか持っていない方にあたった場合です。

「あーした方が良い。こーした方が良い。」

これは、意識です。

たとえ、真新しい斬新なアドバイスであっても、単なる「賭け」です。

良くなるかもしれないし、何も変わらないかもしれない。

むしろ、ハチャメチャになるかもしれない。

そこで、苦しんで、何軒もまわって「ダメな私が悪いのか…」と駆け込んでくる方が非常に多いです。

そして、NLPカウンセリングを受けて、やっと本当の癒しを見つけたと思われます。


実は、意識的に変えられないことがらは、潜在意識(無意識)に働きかける必要があるんです。

行動は、100%無意識が行っているということが最新の脳科学で明らかにされました。

え??って思いますか?

それはどういうことかというと、潜在意識(無意識)は意思を持っているということです。

今まで潜在意識(無意識)は、記録媒体と考えられていました。

そのため、頭(意識)で考えた望みを自己暗示やアファーメーションで押し付けるということが当たり前に行われてきました。

結果として、短期的に良くても、長期的に健康や心身を損なうということが起きています。

しかし、潜在意識(無意識)には意思がある。



9d06d89715aec684f45ad2bff1a708b3_s.jpgのサムネイル画像advancedNLP=チェンジファシリテーションは、顕在意識(意識)と潜在意識(無意識)との良好な関係を形成し、パフォーマンスを発揮する方法論です。

自分を変える、人間関係を変える、人生を変えることを実現する手法です。

もしも、潜在意識、無意識のことを活かして、自分や人に使いたいなら、どうぞお越しください。

日本NLP学院では、advancedNLPを使ったNLP心理カウンセリングの提供、NLP心理カウンセラーの育成を行っています。

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