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忘れられない過去を忘れる/囚われから抜け出すための脳科学

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こんにちは。

日本NLP学院講師、心理カウンセラーの岩渕です。


忘れたい過去はありますか?

私たちは、記憶を任意で選ぶことはなかなかできませんね。

人間も動物なので、生存という一番の理由のためには、つらい記憶を覚えておこうとしてしまう仕組みが働くのです。

それによって危険を回避したり、自己の防衛に利用するのです。

また、そういうことがあると、ネガティブな証拠集めをしてしまうのも脳の仕組みです。

これを認知バイアスと言います。


でも、もしも嫌な過去を忘れることができたら?

あなたにとって、どんなハッピーが待っていると思いますか?

ネガティブな経験が何十年も忘れられなくて、自分の性格を決めてしまっていることもあります。

ちょっとした他人からの悪口や失敗だけだとしても、私たちの価値観は決まってしまうこともあります。

もし、そんなネガティブから解き放たれたら?

あなたの価値観や性格は変わってしまっても、実は不思議はないのです。


そんな、嫌な過去を脳から精算できるのが、advanced NLPなのです。

覚えている経験には、少なからず強い感情がくっついているもの。

この経験の感情に対して、直接アプローチするのがadvanced NLPなのです。


あなたにとっての嫌な過去、嫌な記憶ってなんでしょうか?

例えば、

・人前で失敗した
・親からひどく怒られて育った
・ひどい失恋をした

などなど。

これらは、価値観を作ってしまうと言いましたが、実際に現実に影響を与えるものなのです。

・人前で失敗した→発表やプレゼンで緊張しすぎる。避けることが多い。
・親からひどく怒られて育った→人の顔色を常にうかがってしまう。
・ひどい失恋をした→恋愛に対して臆病になる

もしも、このようなことが起きているのなら、嫌な記憶をクリーンアップした方がいいのです。

もっと言うと「私、同じことを繰り返しているな…。」と思ったら変えた方がいいでしょう。

人は無意識が覚えたパターンには、なかなか逆らえないようになっているからです。

なぜなら、思考だけでとどまればいいのですが、思考は行動化し、現実化します。

そして、先ほども書きましたが、認知のバイアスがかかることでネガティブな証拠集めもします。

すると、どんどん価値観と現実をネガティブに強化してしまうのです。


また、このようなネガティブな経験は未来にも影響を与えます。

人の脳は、未来の予測ができますよね。

その仕組みは「自分の過去の延長線で未来を眺めてしまう」ということと言えます。

言い換えると「自分の過去を参照して、それをもとに未来を想像して、現在に活用する」ということです。

幸せな人生のイメージが出来ないのなら、それぐらいのネガティブな過去に縛られているということです。

もしも、ネガティブなイメージの未来が見えてしまうのなら、そちらを達成してしまいます。

つまり「ネガティブイメージトレーニング」です。

いつか、達成しちゃいますし、それに向かった行動をし続けてしまいます。

ずっとその中で過ごしている人もいらっしゃるのではないでしょうか?


そのため、過去の記憶の掃除はとても大切なのです。

ネガティブな過去がなくなったら、参照する過去が変わるので、未来イメージが変わります。

そうすると、現在の精神状態や思考、行動のレベルまで変わっていきます。

つまり、過去のネガティブなことを処理すると、違うパターンの未来へ行ってしまうということです。


人は解釈の世界に生きているので、解釈はちゃんと処理すると変わります。

advanced NLPなら、無理矢理変えるのではなく、自然に変えていきます。

もしも、あなたの忘れたい過去や嫌な過去があるのなら、変えてしまうことはできるんですよ。

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