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NLP用語集
アイ・パターン(アイ・アクセシング・キュー)
アイ・パターン(アイ・アクセシング・キュー)とは、記憶にアクセスするときに、アクセスした五感によって特徴的に表れる目の動きのことです。
また、実際は眼球動作や呼吸や姿勢も含まれます。
一般的には目が上に動けば視覚領域にアクセスし、左右に動けば聴覚領域に、下に動けば触覚・体感覚領域にアクセスしていると言われます。
これは、左利きの50%が反転していると言われています。
アイ・パターン(アイ・アクセシング・キュー)で出来ることは、相手の目の動きや目線を見ることで、コミュニケーション相手が今この瞬間どの情報にアクセスしているか?ということを知ることです。
相手の優位感覚タイプがわかれば、その優位な五感に合わせて情報を伝えてあげると、相手の理解が増しやすいのです。
例えば、上を見るタイプは視覚にアクセスしている可能性があります。
図や写真や絵を使ったり、ジェスチャーで話したり、視覚的な表現を使って説明すると良いでしょう。
ビジネスや営業で成果を上げたい場合は、このように相手の優位感覚タイプがわかると、交渉がスムーズにはかどります。
同じように、相手の目が横にいく傾向であれば聴覚タイプなので、説明的にしっかりと話す方が、相手の理解力が増します。
そして、触覚(体感覚)タイプであれば、身体にまつわる感覚表現を入れていくと相手に伝わりやすいのです。
それでは、目の動きによって五感のどこにアクセスしているかを見てみましょう。
アイ・パターン(アイ・アクセシング・キュー)による目の動きはこちらのとおりです。
左上を見る(Visual Remembered):過去の記憶の視覚イメージを思い出すときです。
右上を見る(Visual Constructed):視覚イメージを構築するときにアクセスします。
左横を見る(Auditory Remembered):左横に目が動くときは過去の記憶の聴覚にアクセスしている時です。
右横を見る(Auditory Constructed):右横は音を選択や構築するときに見る傾向があります。
左下を見る(Auditory Digital):左下は内的対話(聴覚的内部音)と呼ばれます。要は心の中の独り言です。
右下を見る(Kinesthetic):右下は触覚や体感覚です。
このようにアイ・パターン(アイ・アクセシング・キュー)を理解することで、コミュニケーション相手の心のアクセス傾向がわかります。
他にも目の動きに合わせて、呼吸や姿勢など全体的に捉えていくと、相手の傾向や今の優先感覚がわかり、より相手に合わせやすくなります。
これらはNLPベーシックコースで学ぶことが出来ます。