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NLP用語集

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リフレーミング

人は起きる出来事や物事の受け取り方で、心の状態や能力・パフォーマンスが左右されてしまいます。
 
NLP(神経言語プログラミング)リフレーミングは、出来事のフレーム(枠組み)を変えます。
 
そうすることで、一見ネガティブと思われていた側面からポジティブな側面を引き出す言葉による働きかけのスキルです。
 
今まで囚われていた、価値観や信念に変化をもたらす、言葉を使ったNLP心理学のスキルなのです。
 
例えば、その人の中で短所だと思われていた部分を長所に変えたり、悪循環の思考パターンを前向きな思考パターンに変えることも可能です。
 
主にカウンセリングやコーチングでは随所に用いりますが、繰り返しリフレーミングをすることで、どんどん視点が変わり、新たな気づきが起きたり、気持ちが楽になります。
 
 
リフレーミングの仕組みは、「ある出来事や物事を別の視点の枠組みで見直す」ということです。
 
私たちは「事実」だけを認識するということはとても困難です。
 
悩みというものも、何かの出来事に対して、私たちが主観で解釈してしまうから悩みなのです。
 
この悩みに対して効果を発揮するのが「枠組みを変える」リフレーミングという言葉のスキルなのです。
 
 
例えば、悩んでいた人が海外旅行へ行き、広大な自然を前にして自分を振り返った時に「あー、なんてちっぽけなことで悩んでいたんだ」と吹っ切れることがあります。
 
あの仕組みは、日常から非日常へ行き、視点が日本から海外や地球と広がって、自然と起きるリフレーミングなのです。
 
この仕組みを使って、物事や出来事を見る視点を変えたり、焦点を変える試みがリフレーミングなのです。
 
 
リフレーミングではネガティブな出来事を、自分にとって前向きにとらえなおしてモチベーションアップや、セルフイメージを変えることも出来ます。
 
出来事や状況に流されずに、意味をとらえなおすことで、可能性をキャッチしパフォーマンスを発揮することが出来ます。
 
上手に使えば、ピンチをチャンスに大逆転できるのがリフレーミングです。
 
 
【意味のリフレーミング(内容のリフレーミング)】
 
リフレーミングの一番わかりやすい例は、直接意味づけを変える方法です。
 
意味のリフレーミングのやり方は落ち着いて「他にどんな意味があるだろうか?」と考えてみることです。
 
例えば、コンプレックスを抱える相手とのコミュニケーションにも有効です。
 
例えば、優柔不断でいつも断ることが出来ないと悩んでいる人に、「本当に相手のことを想っている優しい人なんですね」とか、「決断に慎重なんですね」などと言ってあげることが出来ます。
 
リフレーミングは出来事に対する見方や視点が変わることで、一気に短所が長所に変わることもあります。
 
 
【状況のリフレーミング
 
意味のリフレーミングは意味合いを変えることをおこないました。
 
状況のリフレーミングは「~しすぎる」などの悩みに対して使えるリフレーミング手法です。
 
過剰な何かの能力に対して、その能力を活かせる状況を用意してあげるというリフレーミング方法です。
 
例えば「細かすぎる」人であれば、細かい計算をするような仕事や文章の校正などの仕事、プログラマーなどに向いているかもしれません。
 
このように、「~すぎる」ことがらがどんな状況なら役に立つか?と考え直すのが状況のリフレーミングになります。
 
 
リフレーミングを人生に役立てよう】
 
コミュニケーション相手がお子さんや職場の部下の場合に、モチベーションを上げたり、苦手なことに対して自信をつける関わりをすることも出来ます。
 
意識的にリフレーミングを活用して、相手の心を元気にしてあげましょう。
 
その際、コミュニケーション相手とのラポールが深まると、もっと効果的に使うことが出来ますよ。

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