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ブログ トラウマ、PTSD症状、心の傷を克服する方法: 2018年8月

感情を感じないで心を守ってきた方へ/トラウマを克服して楽に生きる方法

●感情を感じないで心を守ってきた方へ/トラウマを克服して楽に生きる 6ccef24bb02ab91a2420017f4cefe183_s.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像  

こんにちは。

日本NLP学院の岩渕洋です。

朝晩、多少は涼しいですが、まだまだ気が抜けないですね。

お盆も過ぎて、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?



さて、突然ですが、みなさんは感情を感じていますか?

え?なんのこと?と思う人もいらっしゃるかもしれません。

感情なんて普通に感じているという方もいるでしょうね。


私が、NLPの講座やセッションで、クライエント様と接していて、気づくことがあります。

いらっしゃるクライエント様は今まで大なり小なり、何かしらのトラウマを経験しています。

そうすると中には、

「過去のトラウマがつらすぎて、感情を感じないようなってしまった」

方がいらっしゃるのです。

感情を感じないなんて意識的に出来ることではありませんね。


おそらく、過去にトラウマのような経験をした結果として「無意識的な心の防御」をつくってしまったのでしょう。

そういう方は、大人になってからの漠然とした生きづらさや、つらい身体感覚があったりします。

感情を感じないようにしているため、歪が生まれている、といえるかもしれませんね。

きっと、どこかに感情を置き去りにして、感情が出ないようにして頑張ってきているのでしょう。

その結果が、生きづらいとか不安や緊張、どこかの痛みとして表れているようです。


例えば、ワークをしていく中で、本人の意識としては「たいしたことない」とか「もう乗り越えた」と思っているような出来事があります。

本人が意識しているのなら、まだましなのですが、ややこしいのは「たいしたことなさそうなもの」だったりします。


そういう方は、セッションをいざ感じ始めると「悲しい」「怖い」「寂しい」などが強烈に出てきたりします。

「たいしたことない」と思っていたことも、子供の頃の自分にとっては、実はたいしたことあったようです。

そして、「あの頃、本当はつらかったんですね」とやっと気づいておっしゃります。


そのような方が、気づいて、ワークを繰り返して、楽になっていくと、だんだん感情表現が出てくるようになります。

今までの人生の感じ方とまるで違う経験が出来るようになるのです。

多くの人は今までよりも、軽く、自由になった感覚を持たれます。

生きやすさを実感するのです。


その他にも、感情を感じないようにしてこられた方や、つらすぎる方の中で、

「楽しい」「嬉しい」「安心」などのポジティブな記憶を思い出しにくい、という方もいらっしゃいます。

過去のネガティブなことが無意識的に大きいと、ポジティブな心にアクセスしにくくなっていると思われます。

このような方達も、ネガティブな過去をお掃除していくと感情を感じ始めていきます。

そして、楽になっていくうちに、どんどんポジティブな記憶などにもアクセスしやすくなり、前向きな方向へ向かっていきます。


最近どんな場所でも、心のを整えることが大切と言われ始めています。

あなたも、心をちゃんとお掃除して、感情を感じられる状態にすることが出来ます。

そうすると整える以上に、より豊かな人生を送ることが出来るんですよ。

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どうして一人ではトラウマやネガティブな気持ちを克服しにくいのか?にお答えします

●トラウマやネガティブな気持ちをカンタンには克服しにくい理由3f2bf394d4047b3f5d829fb8faa15ee0_s.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像  

こんにちは。

日本NLP学院講師、心理カウンセラーの岩渕です。

トラウマやネガティブな気持ちは一人ではなかなか処理ができませんね。

だからこそ多くの人が悩んでいます。

今日は、「どうして一人ではトラウマが簡単には克服できないのか?」をお伝えしますね。


さて、みなさんは雨が降ったら「嫌な気持ち」になりますか?

多くの人が「はい」と答えるかもしれません。

最近は豪雨もありますから、ますます嫌になってしまうかもしれませんね。

ただ、今日は「記憶の仕組み」のお話しをします。


実は、雨が降って嫌だ…というのは、その人がそのように認識しようとしているということです。

「雨」=「嫌」というラベルを貼ってしまっているということなのです。

もしも事実だけ言うならば、「雨」が降っているということだけです。

「嫌」というのは感じ方、感想ですね。

自分が「嫌」という感じ方のラベルをはってしまっていると言えます。

お分かりだと思いますが、このようなことはごく自然におこなわれます。

脳は外界の物事を瞬時に認識して意味づけをおこなっていきます。

特に感情が強く伴うものは、マイナス、プラスに関わらず瞬時に強く反応します。

おかげで、それらが強く記憶として定着してしまうのです。


それでは、ネガティブな記憶が強く残ってしまう理由を説明したいのですが、その前に、「悩み」の説明です。

脳は、部分に分かれているのはご存知だと思います。

人間の脳は、人間らしい理性的な部分と、動物にもある本能の部分があります。

意識的な領域と無意識的な領域ともいえるかもしれません。

人は理性的な部分と本能的な部分がずれることがあります。

具体的に言うと

「分かっちゃいるけど、やめられない。」

「やらなきゃいけないけど、やりたくない。」

「やせたいけど、食べたい。」

ということが起きます。

頭では理解できているけれど、やりたくない、できない、やめられないなど。


感情や快・不快は無意識的な領域です。

この無意識的な領域の部分は意識で抑え込むことが出来ないところです。

このように無意識的に感じているものと、意識でずれがおこるのが悩みの仕組みです。

だからすっきりしないのが悩みですし、あれこれ考えると混乱します。

自分の中で不調和ができるからです。


ちなみに動物は人間で言う「悩み」はありません。

また、動物は時間軸も人間ほどの理解はありません。

動物でも「少し前」くらいはどうやら理解しているようです。

しかし、明日、昨日、来年、去年などの時間は理解していません。

ですから、明日のご飯の心配も、過去の失敗に対する落ち込みもありません。

そういう意味では、動物は「今を精一杯生きている」と言えるかもしれません。


人間は「意識」を持っているがために、「悩み」ます。

過去の失敗をいつまでも悔やんだり、未来の不安をとても大きくしたりするのです。

そうすると今を精一杯生きられないのです。

ただ、ここにもメリットがあります。

乗り越えるために思考で考えて努力し、文明を発展させることに役立っているからです。

ただ、出来れば悩みたくはないですよね。


それでは、トラウマなどのネガティブな記憶はなぜ離れないのでしょうか?

「いらない」のだから「なくなればいい」のになかなかそうなりません。

なぜでしょう?

それは、意識の受け取りと、無意識の受け取りは、まったく違うからと言えます。

意識は「不快だからいらない」と思っても無意識には「不快だから必要」と思われることが多いんです。

嫌な感情が付いたものは「もう二度とこんな目に会わないために」無意識はとっておきます。

「参考事例」としてとても重要なので保存してしまうんです。

このネガティブな感情を伴う記憶を克服するためには、無意識の領域に「手放して」もらうことが必要です。

advanced NLPが短期でトラウマに有効なのは、無意識の領域に直接アプローチしていくからです。

トラウマを克服するスキルを手に入れることは出来るのです。


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